奈良の名所・古跡

行ってみたい所があるといいのですが・・・古墳とか建物とか巨樹とかいろいろ・・・

北浦定政墓所

2012年09月23日 | 名所
北浦定政墓所
 北浦定政は、平城宮跡の研究保存と陵墓の整備に尽くした人です 撮影日;2012.05.27

 古市町の念佛寺の墓地に有ります
 北浦定政公の墓 

 平城宮保存の先駆者 北浦定政墓所
 平城宮跡の研究保存と陵墓の整備に尽くした北浦義助藤原定政は、ここ旧古市村(奈良市古市町)の人である。文化14年(1817)に生まれて、明治4年(1871)1月7日その生涯を閉じた。菩提寺念仏寺の当墓地に,永遠に眠る。享年55歳であった。
 定政は幼少より勉学に努め、15歳の時古市奉行所に出仕、漢学・算学・測量・絵画等多方面にわたるすぐれた才能に恵まれた。その広範な学識と強い情熱をもって、自らの生涯を平城京ならびに奈良近郊諸陵墓の調査に捧げ、独力で「平城宮大内裏跡坪割之図」「大和国古班田坪割図」「打墨縄」「古都考」など実測図や多くの著書を残している。また晩年は光仁天皇の田原東陵など荒廃した山稜の整備にも献身した。
 定政の平城京の研究と保存の業績は、のちに棚田嘉十郎、溝辺文四郎らによる平城宮跡保存顕彰運動として受け継がれ,学問の面でも関野貞、喜田貞吉両博士らによる平城京・宮に関する論攻の出発点ともなった。
 (定政生誕百六十年に当たり、ここに説明板、道標等を設置して、その偉大な功績を永く後世に伝えんとするものである)
 昭和51年11月    北浦定政顕彰会

北浦定政墓 光仁天皇陵の近くには北浦定政顕彰碑が有ります

 ★所在地;奈良市古市町
 ★交通;JR・近鉄奈良駅より バスで「春日苑住宅」下車 徒歩5分
 ★駐車場;有ります
 ★問合せ;



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