人気のある公園内に保存されています 撮影日;2011.06.04
墳丘は無くなっていて、墳形・規模は不明です
平安時代後期に削平されたようです
埋葬施設は、南に開口する無袖式横穴式石室です
石室長3.35m・幅84cm・高さ90cm(推定)
石室の石材に刳抜式家形石棺の破片が利用され、他の石材も小振りなことから石材は付近の大型前方後円墳の葺石などを使用していると見られています
木棺が安置されていたと見られています
須恵器平瓶・土師器・鉄地金銅装飾金具等が出土しています
築造は、6世紀末ごろ
西側にもう一基横穴式石室の古墳(2号墳)が検出されています
1号墳と同時期に削平された上、更に里道により破壊されていました
★所在地;北葛城郡広陵町大字三吉字一番地393
竹取公園内「学びの森エリア・古代の森ゾーン」に有ります
★交通;近鉄「高田市」駅より バスで「竹取公園」下車 徒歩5分
★駐車場;有ります
★入場料;見学自由
★問合せ;0745-55-6040(竹取公園管理事務所)
北側に、馬見丘陵公園が有ります
周辺には巣山古墳や新木山古墳等、大型の古墳が有ります