
伊勢本街道沿いにある岩肌に彫られた不動明王磨崖仏です 撮影日;2012.05.06
古くから弘法大師が描いたものと伝えられています
線彫りで摩滅が激しいく良く見ないと分かりずらいです
像高は60cmほどの線刻の不動明王像


左側に小さな石像役行者の祠が有ります
その左側に不動堂が建っていて、昔は茶所だったようです
湯茶を湧かした大きな釜が保存してあるそうです
弘法大師爪書き不動尊 右の岩肌には「弘法大師爪書きの不動尊」と伝えられる磨崖仏が描かれており、伊勢本街道筋のことでも有り昔日は往来の旅人や近在の人々の信仰をあつめ霊験あらたかであったと言い伝えられてきました。 伝説どおり弘法大師の真跡だとすれば既に1200年の歳月が流れたことになりますが、確かに古いもので鎌倉時代以前のものと推定されています。 現実に風化も激しくその線画は判然としませんが、現在でも、地元民や多くのハイカー等のお参りで熱い信仰の対象となっています。 又左の方にあるお堂は、往時の参詣人やお伊勢参り・山上(大峯山)参りの旅人へのお茶接待所でありました。建替え等により今はその名残さえありませんが、地元では現在も「茶所」と呼んでいます。 自明不動尊 |
★所在地;宇陀市榛原自明
★交通;近鉄

★駐車場;なし
★入場料;参拝自由
★問合せ;