大磯虎女の旧跡「今市地蔵」

　南今市には、虎女が架けた「虎橋」（とらがばし）が有ります　撮影日；2009.6.14　

　『和州葛下郡今市地蔵尊略縁起』によると
　この地蔵院は人皇82代後鳥羽院の御宇曾我十郎祐成の愛妾大磯の虎女の草創だそうです

　曽我十郎祐成（すけなり）は曾我兄弟の仇討ちで有名です
　赤瀬浪士・荒木又右衛門の仇討ち物語とともに日本三大仇討ちと言われます

　今市地蔵は大磯虎女の念持の本尊とされます
　毎年7月24の夕方、地蔵祭がおこなわれます

★所在地；葛城市南今市
★交通；近鉄「磐城」駅下車　徒歩10分
★駐車場；なし
★入場料；見学自由
★問合せ；0745-48-2811（葛城市観光協会）

　南今市には、虎女が架けた「虎橋」（とらがばし）が有ります
　世人はこの橋もこの川も婿取り、嫁取りの婚礼には渡ることがないと言い
　虎橋は俗に縁切り橋と呼ばれています
　その理由は虎は土曜星であるから住所を去り、千里歩行して住所を定めぬというためです

　『曽我物語』のあらすじ
　なぜ、曾我兄弟の妻たちが當麻へやってきたのかは、さだかでありません

　この地蔵院には虎石というのがあり、虎女の墓印といい伝えられています


　参考；葛城市観光協会のページ