今回はタイへ渡る前の最後のカポエィラ強化練習でした。この二ヶ月間真剣にカポエィラに取り組んでみて、たくさんのものを得ることができたと思います。完璧な体軸の確立はまだまだ先になると思いますが、少なくとも柔軟性は飛躍的にUPしました。そして、さまざまなカポエィラの技もひとつひとつ覚えているところであります。
今回は練習の最後に、友人であるカポエィラテンポ・須田理事長に、ここ数日間考えに考えた、カポエィラの技を取り入れたコンビネーションを披露しました。まず、得意のロシアンフックを放ち、それが万一スウェーバック等でかわされたと想定し、その左拳をそのまま地面に向かって振りぬき、着地。
その回転の勢いのまま、『変形メイアルーア・ジ・コンパッソ』につなげます。同じ方向から二度、高速の回転系の攻撃を喰らわすコンビネーションです。通常はグローブをはめているので、振りぬいた手はそのまま地面に突き刺すイメージでとにかくスピード重視で考えています。
次は、相手の右ストレートを左手でパリー(払う)して落とし、その動きを利用して右回転。
回転し終わると同時に右足を振り上げ、『アルマーダ』(後ろ回し蹴り)につなげるコンビネーションです。かなり至近距離からの回し蹴りになります。相手の右手を払い落としているので、ガラ空きの顔面にもろに蹴りこむことになります。以上二つの技を須田氏に披露してアドバイスを求めました。タイから帰ったら本格的に南斗白鷺拳の実現に向けてタッグを組みます。
須田氏にお願いして、漫画『北斗の拳』に出てきた盲目の闘将、仁星のシュウの繰り出した『南斗烈脚斬陣』と、
『烈脚空舞』を実演してもらいました。この男、さすがです。リアル南斗白鷺拳をこの目で見れるとは。(笑)私がこんなことをリングの上でやったら、ものすごい話題になることでしょう。タイから帰ったら、引き続きカポエィラ強化月間を更新し、さらなる高みを目指したいと思います。竜ちゃん、今まで本当にありがとう。そしてこれからもよろしくお願いします。タイでも頑張ってまいります!押忍!
(タイ武者修行の旅まであと4日)