大空を見上げて

日頃感じていること

愛は憎しみに勝る

2009-09-29 | Weblog
 先日の夜TVのBSにて名作映画「ベンハー」を約4時間夫婦でみた。

若い頃見たと思うがクリスチャンでなかったので、ただ歴史的な1コマ感覚での印象がある。
現在私はキりストの信仰者で、この映画を改めてみてヨーロッパや中東の歴史は聖書を知らないでは語れないと思った。

後半最後のシーンで、憎しみいっぱいのベンハーが神の言葉やイエスに会った事によって憎しみが愛に変わっていく場面があった。
これをみて私自身かなり衝撃を受けた。

私は昭和16年、太平洋戦争開戦の年、外地で姉3人の後長男として生まれた。
初の男の子に両親や同居していた叔父、叔母皆喜んで「バンザイ!」したと聞いている。
私はあまり覚えていないが、4歳の時母が亡くなる迄皆にとても可愛がられてとても大事に育てられたと姉より聞かされた。

その後内地に帰国して父は私が小二の時再婚した。
再婚した母の私への扱いはひどく、いい思い出は何一つなく今迄心の中に憎しみとして残っていた。
亡くなって数年過ぎるが、思い出すたびに心が痛んでいた。

映画が終わって妻に言った。
憎しみを愛に変え二度と母の悪口は言わないと。
育ててもらった事に感謝すると誓った。

    (写真:家族にバンザイされて生まれた私「生後6ヶ月頃」)
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