大空を見上げて

日頃感じていること

陸前高田市へのボランティア

2011-05-06 | Weblog
 5月3日午前3時起床4,30出発、大型観光バスのハンドルを握って5時間無事被災地の陸前高田に到着。
TVニュースで何度も見た悲惨な光景だが、実際に被災地の現場にきてみると広さ、風、潮と瓦礫の臭い、異様な静けさなどリアルである。
学校の校庭に駐車、曇り空。何も言えず運転席よりサングラスを外し缶コーヒーを片手にただ呆然としばらく眺めていた。
被災者の宿舎の体育館の方から歌声が聞こえる。
誰か有名人でも慰問に来てるのだろうか、音楽と拍手が聞こえる。
係りの人が弁当を持って来たがまだここで食べる気になれずお茶を飲む。
任務を終えた医療関係者が乗車して来た。
下車して荷物の積み込みをし、疲れきった医者達や看護師30人位乗車し、全員準備OKとのことで即出発。
東北道の宮城仙台を過ぎた頃殆んどの人はぐっすり就寝。
東北道白河から40km大渋滞らしいので福島郡山より磐木~常磐道に入る。
到着地千葉中央区千葉港に午後5時到着、帰りは約7時間かかったが思ったより順調だった。
お互いにご苦労様!と挨拶を交わしながらボランティアの送迎を終えた。
一日中曇り空。帰宅の時は大雨警報が出るほどのドシャブリになった。
日頃、社長ドライバーで東京都心及び関東近辺を走行しているが、大型バスは教官時代(大型ニ種免許指導担当)から5年ぶりで少し疲れた。
妻は心配していたらしくお疲れ様と言いながら笑顔でお茶を入れてくれた。
被災地から帰宅してまず感じた事は何とかこの度の地震に持ちこたえた古い小さな我家だが・・・。
誰に遠慮なくゆっくり寛げる場所があり幸せを改めて感謝である。
妻の顔を見て一息したらすぐ元気がでた。
我ながら「単細胞で単純だな!」と思っている。

             
                 (大型バス指導教官時代)                    (現在社長ドライバー)

     


     
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2 コメント

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Unknown (うさママ)
2011-05-06 21:43:45
今、わたし達にできることがなかなか見つからない中、被災地への送迎のご奉仕、ほんとうにお疲れ様でした!心配でしたが、無事に守られて帰ってこれてホッとしました。
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Unknown (fight-m)
2011-05-07 04:19:07
うさママ様コメント有難うございます。

神はたち上がれない試練は与えないと聖書にあります。みちのくの人たちが一日も早く幸せな日々が送れるよう祈りながら帰宅しました。
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