大空を見上げて

日頃感じていること

油断

2021-02-22 | Weblog

 

昔 小学校か中学校か忘れてしまいましたが、国語の教科書に載っていたと思います。
はしごを降りてくる人に、もうすぐ地面に着くという時に「気をつけて!」と声をかけるということ。
高い所にいる時には、声をかけなくても危険である事を承知しているので充分気をつけるけれど、あと1段2段…という所まで来た時についつい気が緩んで怪我をしやすくなる、という教えだったように思います。
知人が家から帰ろうとして階段を下りてきて、最後の1段で足を滑らせてしまい、細い骨に2本ひびが入ってしまったそうです。捻挫です。
よく聞く話で、かわいそうだなぁと思いました。

日本語の熟語はほんとに良く出来ていると感心しますが、「油断」という言葉もその一つです。
油断するな=油を断つな=注意を怠るな です。

過去に日本武道館での試合で観覧席の妻の応援を気にし集中力を欠き心の油断で一回戦敗退、猛省の思い出がある。

又、此れに関連してプロドライバーとして一言。
私は教官時代、教習生にドライブした後、最後に車から降りるまで気を抜かないように指導した。
安全に気をつけて長時間ドライブしても目的地近くや自宅近くでホッとして事故を起こす例を何回も見聞きしている。
私は自分自身運転に過信せずに常に最後まで危険予測、確認反復を心の中で言い聞かせている。 

         
                   

          

               

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