大空を見上げて

日頃感じていること

晩秋のぬくもり

2013-11-29 | Weblog
昨夜、妻と久し振りに映画に行って来ました。
90歳過ぎてから詩を書き始めて、101歳で亡くなったベストセラー作家柴田トヨさんの物語を八千草薫の好演で映画化。
「くじけないで」という題で、妻がぜひ観たいと言うので、あまり気が進まなかったが主演の女優さんには好感を持っていましたので、まぁ、いいかと思い付き合いました。
柴田トヨさんの生涯のさまざまな場面を思い出し、素直な詩で表しています。
心は優しいが仕事も長続きせず、ギャンブルに逃げるどうしようもない出来の悪い息子を武田哲也が演じていたがとても良かった。



夜7時からで広い館内に鑑賞者は5人しかいませんでした。
年老いた柴田トヨさんを演じる八千草薫さんを見てると、おでこが広くてちょっと妻と似てるかな…。
先々の妻の姿と重なり、ソット手を差し伸べ「いつまでも健やかに」と思い妻の手を強く握りしめました。
妻は怪訝そうな顔で私を見て無言で「どうしたの?」と言いたそうでした。
「他意はないよ。晩秋夜のイタズラだよ!」と心の中で応えていました。
画面の中でコロッケを美味しそうに食べる場面があり、その影響で帰宅途中妻が「コロッケ食べたくなったね。」と言い出し(単純だね、まったく)コンビニによって二個買って食べながら帰って来ました。

コメント
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