大空を見上げて

日頃感じていること

最後の出勤

2011-08-11 | Weblog
 朝から30度を超える猛暑の中、午前8時自宅の玄関で「行ってらっしゃい!」と妻に見送られ会社に向かった。
今日は特別な日でサラリーマンとして最後の出勤である。
妻は何も言わず微笑みながら「午前中に帰れるの?」と聞かれ「うん!」と・・・

いつもの通り9時に出社、総務に行き退職の為の最後の手続きをした。
10時より会長、社長、副社長に挨拶に廻り、又各課を廻った。
最後に玄関で専務と数人の社員に見送られ「お世話になりました!」と言いながらちょっと寂しい気持ちになったが、6年間無事に勤めた満足感で会社を後にした。

現役の会社を64歳で定年まで勤務し、系列会社の現会社に採用され、人生最後の職場として70歳まで勤務させていただいて本当に感謝で、帰り際会社を遠く眺め深々と頭を下げた。

今月に入って会社の相談役には料亭に招かれたり、会長からは退職祝いのお土産を頂き、会社総務課で市内の中華飯店で送別会、友人ご夫妻にご苦労様の食事会、今日帰宅したら嫁さんより素敵な記念の贈り物がメッセージと一緒に届いていた。
友人たちからも記念品をいただいたり…。

帰宅したら玄関先で妻に「本当にご苦労様!」と迎えられた。
改めて無事にこの日を迎えられたのは妻の内助の功が大だと感謝した。
夕食は妻の手料理で無事の退職を祝って海老チラシ寿司とワインで乾杯。

 *今又宅急便で何処からかお花が届いた。(嫁さんから妻へ…私を支えてくれたことへの感謝とのこと。)
物品をいただくことが嬉しいのでなく、一人一人の心が嬉しく、本当に私は幸せ者だと心より神様に感謝している。

                  

(出勤前、妻が撮る)(お世話になった会社の全景)(送別会、常務とお世話になった総務課の人達)(息子夫婦より最高のお父さん賞)(妻にお花)