中小企業診断士 藤田雅三 ブログ

~コンサルティングblog~ざっくばらんにいろいろ書きます。

自社らしい戦略をとっているか

2010年11月26日 07時01分54秒 | 戦略・ブランド・コスト・業務改善

お客様に手厚いサービスをするのが自社のスタイルなのであれば、安売りに流されずに自信をもった値付けをしたいものです。

おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経産業新聞に次のような記事がありました。

「愛眼、低価格店から撤退」
・2012年をメドに直営の低価格店「カピス」の事業展開を中止し平均単価がより高く、ファッション性の高い眼鏡をそろえた業態に出店戦略を転換する。
・今後は眼鏡を注文する際や購入後のメンテナンスを拡充し、価格競争とは一線を画す。・低価格で収益力を保つには商品の大量購入と高い回転率が必要だった。このため眼鏡のかけ具合の調整や視力検査などで手厚いサービスが売りの愛眼の方針にそぐわなかったようだ。
(引用:2010/11/24 日経産業新聞より)

とのことです。
低価格路線で行くのであれば、可能な範囲のサービスレベルを維持しながら徹底したコストダウンのための施策を両立させていく工夫が必要です。
しかしながら、縮小市場において低価格を極めながらできるサービスにはおのずと限界もあります。

そもそも、自社の経営スタイルに低価格の業態があっているのかどうか?
お客様との関わりに、手厚いサービスを強みにしてきたのであれば、もともと企業のミッションや戦略の方針とずれてしまっていたのかもしれませんね。

サービスに自信があるのであれば、それに見合う堂々とした値付けで勝負することに注力したいものです。
自社に合わない戦略は、いずれ無理が生じます。

さあ、あなたのビジネスでは、常に「自社らしい」戦略をとっていらっしゃいますか。

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