中小企業診断士 藤田雅三 ブログ

~コンサルティングblog~ざっくばらんにいろいろ書きます。

ネットとリアルの接客

2010年11月25日 07時01分01秒 | マーケティング・販促

ネット通販の差異化にもアナログな対応、接客が有効に働くようですね。

おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「ネット通販”接客”に配慮」
・女性誌「ELLE」を発行するアシェット婦人画報社の衣料品のネット通販事業が好調だ。
・快走の秘訣はアシェット流の”真心作戦”。
・半年間、会員の中から選んだ30人に毎月手書きのメッセージカードを添えて名店のスイーツを送った。夏には会員を選び直して中元を届けた。
・「ネットの時代だからこそ、アナログな手法が喜ばれる」
・「贈り物がエルを思い出させ、購入のきっかけになっている」という。
・ほかにもエルショップでは在庫が品切れの際、強い要望があれば担当者が自ら店舗を1軒1軒巡って商品を見つけ出してくることもある。
(引用:2010/11/22 日経MJより)

とのことです。
インターネットによって、立地の善し悪しに関係なく全国に商品を販売できる時代になったわけですが、逆を言えば近隣のライバル店だけでなく、ライバル店は全国に広がってしまったとも言えます。

そんな中、如何にして自店のリピーターになっていただくか。

また、いくら距離的な問題がなくなったとはいえ、お客様の意識の中に自店が刷り込まれていなければサイトにも訪問していただけません。

贈り物にしろ、メッセージカードにしろ、なんでも良いのですがリアルなアプローチが自店を思い出させ、他店よりも親近感を抱かせることに繋がることは間違いないでしょう。
エルの例でも、贈り物が届いた直後に会員が商品を買ってくれるケースが多いとのこと。また、送付物の中に、エルの女性誌に毎月差し込まれているネット通販特集の冊子も同封しているとのことで、リアルなアプローチの中に、いろいろな仕掛けを工夫されています。

ネット通販だからこそ、リアルな手法をうまく取り入れたり、実店舗と同じような接客を打ち出すことで、他店との差異化に繋がるのでしょう。

さあ、あなたのビジネスでも、アナログな工夫を見直してみませんか。

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