廃棄ロスや万引きロスってたしかにおそろしいものですね。
おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経MJに次のような記事がありました。
「日本の小売業 万引き被害、年4800億円」
・万引きげーとなどの米チェックポイントシステムズが2010年度の世界の小売店の盗難被害や廃棄などの金額に関する調査をまとめた。
・これはアジアにおけるロス総額の55%を占めるという。
・日本におけるロスは顧客による万引きが最も大きく。4799億4975万円と58.5%を占めた。
・これに従業員の不正による盗難が続き18.9%となった。
(引用:2010/11/19 日経MJより)
とのことです。
いくら経営努力をしても、こんなところから利益が消えていくと思うとくやしいですね。なんとその日本のロス総額は世界2位なのだそうです。
スーパーやコンビニなど金銭を従業員に扱わせる商売では、お客による万引きの他、上記のように内部の者による不正も起こります。
私が以前に経営していたスーパーでも、採用したその日に、そのチェッカーさんがレジのお金をトイレに行ったすきに持ち逃げ・・・履歴書に書いてあった住所はまったくの嘘で足取りつかめず・・・などということがあったり(>_<)
また、レジで家族や友人がきた場合に商品のいくつかを、POSに通さなかったり・・・といったようなこともしばしばです。
人を疑ってばかりでは、ギスギスして良くないのですが、こうしたこともあるとして、管理すべき所はきちんと管理、牽制する仕組みをつくっておくことが重要です。
また、記事によるとロス率は売上高の1%に相当することが判明し、そのロス率自体は調査した42カ国中で5番目に低かったとのこと。
5番目が良いのか悪いのか微妙ですが、販売予測や在庫管理には長けているのかもしれませんね。
さあ、あなたのビジネスでも、足下を固めておくのを忘れないようにしていらっしゃいますか。
▼ブログランキングに参加中です。1日1クリック応援よろしくお願いします!
にほんブログ村 / 中小企業診断士・経営コンサルタント部門
人気ブログランキング
blogramランキング
中小企業の戦略・マーケティング・人材開発/研修・人事制度のご相談はこちらまで。E-mail
藤田経営研究所 公式サイト
経営コンサルタント 中小企業診断士 藤田雅三