中小企業診断士 藤田雅三 ブログ

~コンサルティングblog~ざっくばらんにいろいろ書きます。

商品構成拡大のバランス

2010年11月16日 07時00分52秒 | 商品・製品開発

今までに扱っていなかった商品を導入すると一定の効果が見られることはよくありますね。

おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「電子看板使うモデル店 タリーズが開店 パスタも提供」
・タリーズコーヒージャパンは今後の新店のモデル店を開いた。
・店舗名は「池袋サンシャインシティアルパ店」で同社の400号店。売場面積は約180平方メートルで席数は96。
・「ナスとベーコンのトマトパスタ(680円)」などパスタメニューを3品目導入した。
・タリーズではパスタを約10店で試験導入していたが、客単価が上がるなど好調なため初めて新店に取り入れる。
(引用:2010/11/12 日経MJより)

とのことです。
コーヒーチェーンでパスタの取り扱いをするっていうのは、すでにエクセルシオールもそうだったりするのですが、コーヒーメニューと相性が良いのでしょうか。

実は私も昔、商売をしていた頃に、スーパーマーケットの店舗内で簡単なフードコートを企画運営した際に、クイックメニューとしてパスタメニューを用意していました。
冷凍のパスタ麺を使用すれば、引き出し型のパスタスチーマーで約1分で熱々の麺ができあがりますから、その間にパスタソースを用意すればオーダーから1分半程度で提供することができます。

またアメリカのケータリング屋さんでは、あらかじめパスタ麺を半分戻しておき1人前ずつのポーションを用意。オーダーが入ったら最後の茹で上げのみで短時間に提供するようにしているところもあったように記憶しています。

いろんなやり方はありますが、大がかりな厨房設備を持つことのできないカフェなどの店舗でパスタというのは提供しやすいのかも知れませんね。

いずれにしろ今までなかった商品を導入すると確かに客単価や売上の向上に一定の効果があります。

ただ、あまり幅を広げていくと何屋かわからなくなってくる恐れもありますので、オペレーションのあり方を含めてどの程度まで拡充するかが難しいところです。
何事もtrial and errorです。広げたり絞り込んだり・・・いろいろやってみて良いのではないでしょうか。

さあ、あなたのビジネスでも、取扱商品の拡大を検討してみますか。

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