今日は現時点で唯一の矢島美容室オリジナルアルバムである『おかゆいところはございませんか?』をご紹介。アルバム紹介するのもひさびさやなあ。
このアルバムをまだ手に入れていないワンフーのみなさんがもしおられるなら、すぐさま手に入れることをおすすめします。
けっして損はさせまへん!
はっきり言ってこれは名盤です。『おまえ百までわしゃ九十九まで』の発売から16年間、われわれはとんねるずのニューアルバムを買うワクワク感を味わえずさびしい思いをしてきましたが、『おかゆいところはございませんか?』は、あのころのワクワクをひさびさに感じさせてくれるクオリティを持っています。では全曲紹介。
「ニホンノミカタ ーネバダカラキマシター」
これはもう、ね。文句なしのデビュー曲ね。パオパオパオね。
「メガミノチカラ」
いまのところ矢島美容室最後のシングルとなっているこの曲を、アルバムの2番目に持ってきているところに、プロデューサーたちのこの曲にかける想いを感じるのはうがちすぎだろうか。
こないだも書きましたが、ミュージックビデオもふくめ、わたしはこの曲が矢島美容室で最高傑作だと思っています。巷の評判も非常に良いにもかかわらず、売り上げはいまひとつ伸びなかった。まさにこれが、ショウビジネスの摩訶不思議!
「YAJIMA魂ーおかゆいところはございませんかー」
このあたりから、とんねるず的音楽観がじょじょに顔を出しはじめる。アップテンポなナンバーで曲はすごくかっこいいのに、歌詞はといえば、
“ネバダにいつか戻るけど エコノミー狭いわ マイレージを貯めて帰りは エグゼクティブ~♪”
なーんてなことになってしまう(笑)
メッセージソングではあるけれど、社会風刺と言うより応援歌に近い感じです。とにかくいっしょに歌うのが気持ちいい!わたしはよくお風呂でくちずさみます!
「mamaに絶対恋してる」
大好きな曲!泣かせます。
ボーカルはストロベリー&ナオミの娘2人。娘たちからママへの“愛の告白”なんですね。それがとっても可愛いの。時々はいるマーガレットの合いの手(「とにかく唐揚げ食べなさい」とか)が笑わせてくれる。マーガレットはほんとにいいお母さんだよね。いろいろ問題もあるけど(笑)愛情いっぱいで、やさしい。モンスターペアレントにはまちがってもならないタイプ。
「イチゴ ツブツブ ROCK'N'ROLL」
出ましたストロベリーのロックナンバー!ていうか、タカさんの・・・(ブツブツ)
とんねるずのアルバムでは、ロック担当はタカさんでしたよね。その感じをふたたび味わえます。しかもプレスリー風のロカビリー(でいいのかな?)なので、石田さんもさぞかし喜んでくれたことでしょう。12才の女の子らしいキュートな歌詞に、時々男48才(当時)が顔を出し、しっちゃかめっちゃかな世界をとにかくロックンロールにしてしまうこの強引さがうれしい。
「ナオミの夢」
1971年のヒット曲をナオミがカバーしました。こりゃやられたね~矢島美容室の70’sのコンセプトにぴったりじゃん。しかも「ナオミ」の歌!ひょっとして逆に、ナオミのネーミングはここから来てるのか?
オリジナル曲を歌ったのは、イスラエル人デュオ、ヘドバとダビデでした。わたしはこの曲は聞き覚えがあったけど、歌ってたのがイスラエルの歌手だとは知りませんでした。しかし71年って中東戦争が激しかったころじゃ・・・のんきに歌ってて良かったんかいな。ダビデさんの方は残念ながら亡くなられたようですが、ヘドバさんはいまロスで暮らしており、ホームページもあります。ビデオライブラリーの中に日本のバラエティで歌ったときの映像が。
「爪の先まであなただった」
出ましたノリさんのバラード!あいや、もとい、マーガレットの!
お笑いはなし、女の哀しみをしっとりと歌い上げています。センチメンタルなバラードの歌詞は、もともと“察する男”こと遠藤察男の得意とするところなんですよね。「MOONLIGHT(君にはかなわない)」(『ほのちゃんにはがはえた。Disk1』)とか・・・すぐに他の曲が出てきませんがとにかく(汗)
ノリさんも、ちょいとアッコさんを意識しつつ、力強いボーカルを聴かせてくれています。
もう完全にノリさんが歌ってると言い切ってますが(笑)
「はまぐりボンバー」
海の家を舞台にしたミュージックビデオが良かった。振り付けもかなり好きだったなあ、おぼえきらなかったけど。もう2年以上前の曲なんですねえ。いま読み直してたら、けっこうくわしく記事にしたものがありました→誰だ!誰だ!誰だっ!
「SAKURAーハルヲウタワネバダー」
ミュージックビデオのメイキング映像が印象に残ってます。着物の胸元をあらわにしたノリさんに女性スタッフが「胸の谷間があるみたい~♪」と言うと、ノリさんが「もう手術しちゃおっか♪」と笑ってましたよね。こういうノリさんのノリがたまらない!
発売当時のテンションの高い記事→オ・シ・ベには内緒よ♪
「ニホンジンニナリタイ」
母娘3人の、徳次郎パパへの想い、ニッポンへの想い。
・・・あのですね、矢島美容室は大好きなんだけど、ひとつだけ、かねがね思ってたことがあって。女性の立場から正直に言わせていただくと、自分たちを捨てて蒸発した父親を普通そう簡単に許せるもんでしょうかね?そこいらへんが、オトコ目線なんかなあ、となんとなーく感じつつ、もちろんそこまで深く考える必要はまるでないので、この曲も大好きなんですけどね。
いまこそ、“ニホンジンニナリタイ あなどれない餅はきな粉”と高らかに、そしておもしろく、ニッポンの良さを歌うことが、元気の源になるのかもしれない、と思う。
「MURIージツハエイゴハナセナイー」
・・・と、「ニホンジンニナリタイ」でしっとり終わっておけばいいものを、そうできないのがお笑い芸人の悲しい性。だけどね、アルバム中でわたしがいちばん好きなのがこの曲です。もろにバブルガムブラザーズへのオマージュ。もう70’sもへったくれもありゃしない(笑)そして、歌詞が最高!くだらなくって、かっこよい。とんねるずの真骨頂と言える名曲です。YO!
すべての楽曲が、作詞エンドウサツヲ、作曲DJ OZMA。
すべてのミュージックビデオと振り付けのインストラクション映像が入ったDVD付き。
ジャケットが超笑える!たまにボケーッと眺めてはクスクス笑うのが楽しい。
グッジョブです!
ヤジマ復活の噂、ありますね…確かに(笑)
ツィッターでそういうつぶやきがあったのも事実ですが…
私も一応フォローはしていますが…
あのツィッターは多分(絶対?w)ご本人ではないと思います。
ブログですら数か月放置が当たり前の憲さんが、さらにツィッターまでするとは
思えません…
いや、あくまでも、と思う、という私の推測ですが。
ちなみに、このアルバム私も大好きです♪
『爪の先まであなただった』は後半サビの憲さん一人ハモリあたりでいつも鳥肌
がたちます…。
『ママに絶対恋してる』も大好き!
カワイイしおもしろいし、マーガレットママ最高!
でもやっぱり『とんねるず』としてのアルバムが聴きたいですね・・・。
うわさのニセアカウントってやつかもしれないんですね・・・
確かにノリさんがツイッター?とは思ったんですけど。
ブログだってせっかく芸能人一位をとっていながらほったらかしだしねw
(ブログほったらかしはとやかく言えない自分だけど)
じゃあ矢島復活は未確認情報ということで。
いずれにしてもこのアルバムは良いですけれどね。
『ママに絶対恋してる』のマーガレットのセリフはたまりませんw
あと「ジツハエイゴハナセナイ」のラップ?にいつも爆笑!
マッコイ斉藤
矢吹俊郎
小川浩之
太田一平
中川将史
綾小路 翔
さん辺りのフォロー関係調べて見ましたが、誰もノリさんをフォローしていません。
これは明らかにおかしいですね。
7000人ちょっといるフォロワーは素人で騙されていて、
業界の人はノリさんがやっていないと知っているのかも知れませんね。
ほんとにたまにしかつぶやかないので今のところ問題になっていないのかも。
・タイヨウミニキテネ
・ソウイエバ ハンマーオークション ミンナthank you
などありそうなツイートですし実害もないだろうし。
が、ノリさんだったら業界用語っぽく書くかもしれないですねw
ファイアーさん、おかしな情報を与えてしまい、申し訳御座いませんでした。
許して下さいm(__)m
こちらこそ、記事中に書いてしまったことで逆に気を遣わせてしまってすみませんでした、わたしの責任です。
このアルバムはいずれにしても記事にしようと思ってたんですよ。
ノリさん発言があってもなくても。
ツイッターにニセモノがいるというのはなんとなく聞いてたけど、やっぱりすぐピンとは来ませんね。
まあいまのところ実害もないようですし、今後は注意をはらわないということにしましょう。
どうか気になさらないでくださいねっ!
あまり深く考えてはいないんですけどw
ひょっとしたら誤解をまねくかもしれませんので。
近年(といってももう大分たちますが)とんねるずの音楽というと
野猿の音楽性が頭の中に残っていましたが。
矢島の音楽性は「とんねるず」の音楽に共通するものを感じました。
ソウルフルは「炎のエスカルゴ」を思い出しますし、
ロカビリーは「やぶさかでない」。
バラードにロックなど「とんねるず」の音楽を思い浮かべることが出来ました。
作詞がエンサツさんなので昔から馴染み深い語句?の数々が・・・(笑)
ジャケはローリング・ストーンズのパロディですね。
おっ、そうなんですか?!
アルバムのジャケット?
>エンサツさん
そ、そんなキムタクみたいな呼び方あったんですか!?(笑)
たしかに、とんねるずの音楽って独特のボキャブラリーで世界観ができてるってところありますよね。