ナレーター・アナウンサー養成塾

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アクセントの話し・・・続き

2006年11月13日 | Weblog

先日、大沢塾(大沢事務所の中堅・若手メンバーの勉強会)で会話していて出てきたのは、「ドラム」「ドラマ」のアクセント。全員が、両方とも平板型にしているのですが、元々は最初の“ド”の音が高い頭高型です。いつの間にか平板になってしまい、今やそうでなければ通じない世になってしまいました。そうそう、今使ったばかりの「全員」もそうなんです。“ゼンイン”のアクセントは平板型だったのに、今時の若い人は“ン”と“イ”が高い中高型を常としているのですが、これは正直言ってとても違和感があります。ついでに「二月」と「四月」も、頭高は是非やめて欲しい!両方とも平板にして!「背景」も平板にして頂戴!手紙の書き出しの拝啓じゃないんだから!「音楽」は頭高なのが、平板になりつつあるし・・・田楽じゃないっ!てぇんだよ・・。そういえば、昔は「20分」「30分」「40分」は全部が頭高だったっけ。だって、10、20、30、40に分がついたんだから、10分と同じように頭高のはずなんだけどなぁ・・。今回は、愚痴がチト多かったかもネ。

ナレーター・アナウンサー養成塾 塾長 ナレーター・伊藤英敏
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