コロンボにニコンF

NHKのBS-hiでやっている刑事コロンボの「死の方程式」を見ていたらニコンFが登場していた。私が子供のときにニコンF2が登場したが、その前までは最高級の一眼レフカメラだったはず。カメラを持っている人物は大会社オーナーのお坊ちゃまという設定なので最高級のカメラを使っているという意味合いだのだと思う。

ただし、一眼レフを縦位置に構えるときにこんな持ち方をすると身体の正面で撮影できない。身体を右に傾けなくてはならない。安定して構えられない。右手を下にして持つのならレリーズボタンは親指で押すように持つだろう。

あるいは同じ縦位置でもレリーズボタンが上に来るようにして、左手を下にして持つはず。それなら身体の正面でカメラを構えることができる。

コロンボのニコンF

使っているレンズは50mm、F2.0の標準レンズ。当時の一眼レフはどのメーカーも50mmの標準レンズが複数用意されていて、明るい方がF1.4で暗い方がF1.8だった。ニコンだけ暗い方がF2.0だった。F1.2を用意しているメーカーもあったような気がする。

それにしてもレリーズボタンからこんなに指を離して構えるなんて、基本的にはアリエナイ持ち方である。
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