初回視聴率12.2%! 実写版『こち亀』初回大惨敗に頭を抱えるTBS
しかし8月1日からTBSで放送の始まった実写版『こち亀』は第1回の放送を最後まで見ることができなかった。レコーダーから消去の上、毎週の録画予約も消してしまった。消すこと録画しないことに家族からの反対もなかった。
元々『こち亀』の大ファンである。歳がばれるがマンガは「山止たつひこ」の時代から読んでいたし、フジテレビのアニメも欠かさず見ていた。香取慎吾も好きである。それだけに実写版は期待していたんだが耐えられなかった。
8月1日放送の香取慎吾主演ドラマ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(TBS)の初回視聴率が12.2%(ビデオリサーチ社調べ・関東地区)だったことがわかった。前クール同枠で放映されたキムタク主演ドラマ『MR.BRAIN』(初回24.8%)の半分以下となったこの数字。今クールのドラマの中では草なぎ剛主演『任侠ヘルパー』(17.5%)はおろか、後輩である長瀬智也主演『華麗なるスパイ』(15.6%)、山下智久主演『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー』(15.5%)にも惨敗。「何十年も続くシリーズものにしたい」と意気込みを見せていた関係者は、この厳しい"洗礼"に早くも頭を抱えているという。よかった、実写版『こち亀』に耐えられなかったのは私一人ではなかったらしい。元々私は我慢強い人間である。連続ドラマを録画したときは面白くなくても我慢に我慢を重ねて見る。それでもどうしても見られない場合はブルーレイに焼いて「いずれは見よう」と自分にいいわけをするのである。
5月には、ドラマ化決定を発表する内容の雑誌「週刊少年ジャンプ」表紙画像が事前に流出、熱心な原作ファンの間ではキャスティングへの不満や安っぽい衣装への批判の声が集まり、さらにはPRのための深夜の打ち上げ花火で近隣住民から苦情が寄せられるなど、放映前からありとあらゆる話題を集めてきた。TBSの力の入れようは半端ではなく、1カ月以上前から香取扮する"両さん"がさまざまなイベントに登場、スタート直前にはTBSのありとあらゆる番組をジャックするなど、なりふりかまわぬPR活動が行われていた。豪華ゲスト陣の登場も話題で、第1話にはあのビートたけしを投入。両さんをしのぐほどのはちゃめちゃぶりで場面を賑わせた。
「これだけ話題になったドラマですから、とりあえず1回くらいは見ておこう、と野次馬根性で観ていた視聴者も多かったはず。それでこの数字ですからね。2話以降がどんな数字を叩きだすのか......今から恐ろしいです」(ドラマウォッチャー)
2話には加山雄三やオードリー、3話にはKAT-TUN田口淳之介、以降もSMAPメンバーのゲスト出演が企画されているというが、果たして視聴率アップは見込めるのだろうか。
しかし8月1日からTBSで放送の始まった実写版『こち亀』は第1回の放送を最後まで見ることができなかった。レコーダーから消去の上、毎週の録画予約も消してしまった。消すこと録画しないことに家族からの反対もなかった。
元々『こち亀』の大ファンである。歳がばれるがマンガは「山止たつひこ」の時代から読んでいたし、フジテレビのアニメも欠かさず見ていた。香取慎吾も好きである。それだけに実写版は期待していたんだが耐えられなかった。