山本譲司氏の累犯障害者に書かれていた通りの事件のようだ。
きれい事を言えば、障害者は福祉のバックアップで人間らしい生活ができる…みたいなことなのだが、現実には結局刑務所しかいる場所がなくなったり、ヤクザ(ないしはヤクザのような連中)から食い物にされたり、障害者同士で犯罪の加害者と被害者になったり…と、むしろそんな障害者の方が多数派なんじゃないかと述べられていた。
この事件に登場する食堂の経営者というのがヤクザなのかどうかは分からないが、障害者を食い物にしていたらしい。その経営者は行方が分からないって…記事には札幌市白石区の「3丁目食堂」と書かれているので行ったことのある人もいるだろう。
知的障害者に「奴隷生活」 保護の4人、経営者らを提訴(朝日新聞) - goo ニュース
きれい事を言えば、障害者は福祉のバックアップで人間らしい生活ができる…みたいなことなのだが、現実には結局刑務所しかいる場所がなくなったり、ヤクザ(ないしはヤクザのような連中)から食い物にされたり、障害者同士で犯罪の加害者と被害者になったり…と、むしろそんな障害者の方が多数派なんじゃないかと述べられていた。
この事件に登場する食堂の経営者というのがヤクザなのかどうかは分からないが、障害者を食い物にしていたらしい。その経営者は行方が分からないって…記事には札幌市白石区の「3丁目食堂」と書かれているので行ったことのある人もいるだろう。
知的障害者に「奴隷生活」 保護の4人、経営者らを提訴(朝日新聞) - goo ニュース
2008年02月13日20時52分
「10~30年余りにわたって無報酬で奴隷のように働かされ、障害者年金も横領された」などとして、知的障害をもつ北海道内の32~51歳の男女4人が13日、働いていた札幌市の食堂の経営者らを相手取り、約4500万円の損害賠償を求めて札幌地裁に提訴した。弁護士によると、住み込みだった4人は満足な食事を与えられず、昨年6月に保護された時はやせこけていた。経営者は保護の直後から行方がわからないという。
訴えたのは、32歳の男性1人と35~51歳の女性3人。訴状などによると、4人は定食類を提供する札幌市白石区の「3丁目食堂」で13~31年間働き、調理室で調理や皿洗いを担当していた。
毎日午前6時ごろ起床し、仕事中はトイレに立っても怒鳴られて午後10時ごろまで働かされた。休みは月2回。週1回、銭湯代が渡される他は金を受け取ったことがなかった。入浴も休日しか許されず、下着は汚れたものをずっと使っていた。歯磨きも長年しておらず、緑色の歯石がびっしりたまっていたという。
4人は親たちも知的障害があるなどの事情で、後ろ盾になれる状態ではなかったという。
電話相談で情報を得た弁護士が、4人を障害者施設に保護した。当時の4人は「早く食堂に戻らないと大変なことになる」などとおびえていたという。
食堂の経営者らは4人の障害基礎年金の手続きも無断で行い、約2600万円を横領していた疑いもあるという。弁護士が経営者に連絡がとれたのは昨年9月が最後。経営者は「面倒をずっと見てきた。責められることはない」と反論したという。訴訟では、本人確認をせずに年金の振り込み口座の開設を認めた信用金庫や、劣悪な環境を見逃した障害者支援団体も訴えている。
弁護士は「自己主張のすべがないのをいいことに、奴隷のような環境で人格をおとしめた。裁判を通じて警鐘を鳴らしたい」と話している。4人は現在は健康状態が良くなり、女性たちは化粧を楽しんで笑顔を見せるようになったという。