歌え!だらリーマン

買った、使った、感想、評価

托鉢修行

2008年01月11日 | ボケ
ポイントさえあればお茶やビールがお試し品としてもらい放題とはいえ、ローソンに行くのがだんだん面倒になっていた。

でも考え方を転換することにした。健康増進のためにローソンを巡るのである。人は健康増進のためだけに走ったり歩いたりする。わざわざ金を払ってスポーツジムに通ったり、健康器具を買ったりする。それなら健康増進のためにローソンを巡り巡って、ついでにお試し品をもらうというのはいいアイディアじゃないかと気づいた。

というわけでこの年末年始はPETボトルのお茶をもらい放題にもらった。ローソンパスを2枚持っているので、6店舗巡れば1日に12本のお試し品がもらえる。例えば5日間お試し品が残っていたら60本ももらえてしまうのである。1月7日から始まった綾鷹もらい放題は少なくとも11日の未明までは続いていたので5日間も交換できたということである。その結果、置き場所に困るほどになっている。

しかし健康のためである。これはもう修行である。托鉢僧と同じである。艱難辛苦を耐え、歯を食いしばって頑張ることにする。

福岡3児死亡事故の適正刑期は

2008年01月11日 | 雑談
飲酒運転で追突して海に転落させ、幼児3人を死亡させたとして、福岡市の元職員が危険運転致死傷と道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われた事件。地裁では懲役7年6月の判決だったが、世の中の多くの人が考えている適正な刑期ってどの程度なのだろう。

ここでいう「世の中の多くの人」というのは私も含めて、事件をニュースとかワイドショーで見ているわけで、必ずしも正しい情報に接しているとは限らないのだが、世の中の大勢ということでは無視できない。

重いのか軽いのか

関連したブログを見ていると「軽すぎる」「もっと重罪を」という声が大半だ。私もその一部である。でも中には「7年6月でも十分重い」的な主張も散見できた。恐らく「もっと軽くてもいい」と思っている人もいるようである。しかし今の空気の中で主張するとブログが炎上してしまうから多くは声を潜めているのだろう。

実際に「もっと軽くてもいい」と主張するかは別にして、現実には今でも飲酒運転をやっている人はいる。それほど罪悪感がないから飲酒運転をするのかもしれないし、飲んでしまうと正常な判断ができなくなって、罪悪感がなくなっているのかもしれない。

「みんなやってる」酒気帯び運転

私自身は酒があまり好きではないこともあって、飲酒運転に対してものすごく罪悪感、あるいは敵視感がある。だからやったことはないしこれからもやらない自信はある。しかしこよなく酒を愛して、酒に強い人ならそれほど罪悪感はないんじゃないか。現実に常習的に飲酒運転をしている人は今でもたくさんいて、また現実に無事故無違反を続けている、という例は枚挙にいとまがないほどあるのではないか。これまで飲酒運転で事故を起こしたことがないからこそ、常習者にもなる。

酒を飲んで運転によって事故を起こす確率は上がるのは確実だが、誤解を恐れずに書けば「たいていの場合は飲酒運転しても大丈夫」なのである。「事故を起こしたり、警察に捕まるのは運が悪かった」のである。「みんなやってることなのに懲役7年6月とは重すぎる」。という考え方があっても不思議ではない。

被害者にとっては殺人と同じ

しかし「結果責任」という考え方も必要だ。罪もない幼子を3人死亡させたのだから、これが殺人罪だったら死刑も免れない。飲酒運転した時点で事故を起こす確率が高まっているのは分かり切っていることだから、未必の故意の殺人罪みたいなものだともいえる。

加害者にとって、ぶつけた車に乗っていたのが幼子3人だったというのは運が悪かった。しかも歩行者用の手すりしかないところでぶつけたのは運が悪かった。下が海だったのも運が悪かった。しかし、被害者側はもっともっと運が悪かった。子どもを3人殺されたのである。運が悪いと子どもをまとめて殺されてしまうのである。子ども本人の立場で語れば「自分の命を奪われた」のである。

加害者も運が悪かった

ということは、加害者は「みんながやってる酒気帯び運転」でも「危険運転致死傷」が適用されて、重い重い懲役を受けてしまうというのも「運が悪かった」と受け入れるべきなんじゃないかと思うのである。

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危険運転退け懲役7年6月 福岡の3幼児死亡事故(共同通信) - goo ニュース

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