歌え!だらリーマン

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コンビニおでんの消費期限管理手法

2007年12月03日 | ツッコミ
だいたいコンビニで販売しているおでんの消費期限を管理する手法なんかあるのだろうか。最低限、消費期限内の材料だけを鍋に投入するというルールなら守ることはできるだろう。しかし鍋に入ってしまえば、もう消費期限の刻印はない。

例えば○月5日が消費期限の材料を鍋に投入したとして、○月6日になる前に廃棄しているのか?そんなことは実現不可能である。売れるに従って、順次別の材料を鍋に投入するだろうから○月5日が消費期限の材料だけ選択して廃棄するなんてできない。

今回の報道はなんらかの証拠を握った元従業員の内部告発だったらしいので、ローソン側は「この店だけ不正をしていました」として早々とお詫びした。しかし現実には合理的に消費期限を適切に管理する手法自体、存在するとは思えないので…極論すれば、ローソン以外のチェーンも含んで、すべてのコンビニで消費期限の切れたおでんを売っているように思う。

かつて消費者金融業者の常識ではグレーゾーン金利で営業するのが当たり前だったのに、裁判を起こす人が増えて、最終的には「ダメ」になった。コンビニ営業の常識としては、常に火を入れているおでんの消費期限なんかドーでもいい(健康被害を起こすとは考えにくい)んだけど、内部告発だとか、管理手法を研究するヤツとかが登場したらあんな値段ではおでんが売れなくなる。値上がりしたら誰も買わなくなるから「コンビニのおでん」というもの自体なくなってしまうかもしれない。そうならないようにローソンはじめ、コンビニ各社は火消しに努めてほしい。

私自身はコンビニを使いまくっているが、一度もコンビニのおでんを買ったことはない。と、いっても消費期限が切れていそうだから、というわけではなく、マズそうだから買わないだけなんだけど。

「ローソン」で期限切れおでん、大阪の1店で2日間販売(読売新聞) - goo ニュース
2007年12月3日(月)12:45
 コンビニエンスストア大手のローソンは3日、「ローソンプラス住吉殿辻一丁目店」(大阪市住吉区)で、消費期限切れのおでん食材を使用、販売していたと発表した。
 ローソンによると、同店では、11月27、28日の2日間、消費期限を1~2日過ぎたウインナー巻6個と、つくね串2個を販売したことが、大阪市保健所の立ち入り検査で確認された。
 保健所とローソンには、同店の元従業員と名乗る女性から、消費期限切れの食材を使ったおでんを販売していると連絡があったという。同店では、1日平均70個程度のおでんが販売されていたが、現在まで健康被害の申し出はないという。
 ローソンの調査に対し、同店のオーナーは、「おでんは加熱調理するので安全性に問題はない」として、期限を1~2日間守らずに販売していたことを認めたという。同店では、11月のセール時も期限切れのおでんを販売していた。
ローソン、消費期限切れのおでん販売 大阪 (朝日新聞) - goo ニュース
2007年12月3日(月)12:49
 ローソンは3日、大阪市の「住吉殿辻一丁目店」で11月27日と28日、消費期限が1~2日切れたおでんを販売していたと発表した。店舗のオーナーが指示しており、過去にも同様のことがあったと認めているという。
 ローソンによると、元従業員を名乗る女性が大阪市保健所に通告。保健所の立ち入り検査で発覚したという。期限切れのウインナー巻きを6個、つくね串を2個、売っていた。ローソンは同店を今月12日まで営業停止にした。
期限切れのおでんを販売 大阪市内のローソンで(共同通信) - goo ニュース
2007年12月3日(月)12:00
 コンビニ大手ローソンは3日、住吉殿辻一丁目店(大阪市)で、社内基準の消費期限より1-2日過ぎた食材を用いたおでんを11月27、28日に販売していたことが分かった、と発表した。ローソンの調査によると、この店では過去にも大量納入した際に、期限切れの食材を使ったことがある。店のオーナーが、加熱調理するので安全性に問題はないと考えたのが原因。