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歌え!だらリーマン

買った、使った、感想、評価

まだ隠しているだろ

2007年10月11日 | ツッコミ
類書が変なことに気づいたので図書館で「せんせい―わたくし山崎拓自民党幹事長の愛人でございました。」を借りて読んだ。元は週刊文春のスクープだったので話の大筋は知っている。

いろんな行為が直截的に書かれていて、その状況は相当なものなのだがイヤらしくない。文章に描かれているのは官能小説も裸足で逃げ出しそうな状況なのだがイヤらしくない。さらりとしたものである。内容の信憑性は高い。むしろ、もっとすごい内容があったのをあえて隠しているんじゃないかと思うぐらい。

これだけのことを書かれて山崎拓氏はいまだに失脚していないというのは氏の人徳か、はたまた絶倫力か。本書にも登場し、かつて週刊誌で報道された25歳の女性というのも、有田芳生氏によるとまだ関係があるみたいだし。山拓スゴイ!

せんせい―わたくし山崎拓自民党幹事長の愛人でございました。

ローソンには痛手

2007年10月02日 | ツッコミ
ローソンパスポイントの「お試し」が復活した。チョコレートはパスして、伊藤園お~いお茶プレミアムをもらってきた。さすがはプレミアム、うまい。明日も残っていたらまたもらってこよう。

しかし147円のお茶1本に30ポイントとは、これまたプレミアムというかエクスペンシブ。歴史的には20ポイント、8月には18ポイントで交換できたのである。ロッピの混雑に伴う一時的な変更ならまだいいが、恒久的に147円のお茶が30ポイントにするのはローソンにとって痛手である。

「お試し」というものローソンパスのポイントがいかに有利なものかをアピールして客寄せに貢献する効果が重要である。従来20ポイントだったものを30ポイントと、1.5倍の値上げすると、広く浅い顧客にはアプローチしにくくなる。一部のポイントを貯めまくっている(私のような)ヲタク的顧客にしかリーチできない。本末転倒である。

ローソンが打つべき手はポイントの価値を下げることではなく、顧客1人あたり、お試し商品を1個にできるシステム改修である。1日に複数店舗を巡ってもお試し商品が1個しかもらえないようにすべきである。当然のことながらシステム負荷が上がるので、現状のシステム改修ではなく、次世代のシステムで実現するつもりなのかも知れないが。

突然声を掛けられる

2007年09月12日 | ツッコミ
夕方いつものセブン-イレブンに行ってお菓子を買おうと物色していたら店員に突然「何かお探しですか」と声を掛けられた。勝手知ったる店でいつも通りにお菓子の棚の前でどれを買おうかと商品を見ているときだったので驚いた。正直に「お菓子」と言ったら「お箸ですか?」とトンチンカンなことを言われた。

声を掛けられた理由はなんとなく分かっていた。そのとき店の内外にセブン-イレブンの本部スタッフと思われる人がたくさんたむろしていた。だから声を掛けたのは本部の人かと思ったのだが、その店の店員だった。おそらく本部のスタッフが来て何かの打ち合わせか店のチェックかをしていたものと想像している。その影響で店員が高揚して店内の客に声を掛けて回っている風だった。普段やらないことをするなよ、びっくりするから。

日本交易か

2007年08月25日 | ツッコミ
商品先物会社の社員が客を殺したという事件、日本交易という会社だったらしい。昨日は中堅商品先物取引会社(本社・東京)宇都宮支店としか書いていなかったけど読売がはっきりと書いていた。

以前、先物会社の外務員が殺され事件で、極論すれば「先物会社は組織犯罪なんだから犯人には情状酌量!」みたいな判決があった。

商品先物取引会社の社員といえども、それぞれ個人の倫理観や正常な善悪の判断のできる範囲内で仕事をしていたら殺したり殺されたりすることもないだろうに。でも違法行為を平気にこなせないと商品先物会社なんか勤まらないのだろうな。それが組織犯罪だと指弾される理由。
63歳女性の遺体発見、遺棄容疑で先物取引会社員を逮捕
 栃木県那須塩原市東赤田の保険代理業生駒文子さん(63)が6月から行方不明になっていた事件で、県警捜査1課と那須塩原署は25日、生駒さんと取引があった先物取引会社「日本交易」(本社・東京)宇都宮支店営業課長の小西繁貴容疑者(36)(栃木県小山市雨ヶ谷新田)を死体遺棄の疑いで逮捕した。
 小西容疑者の供述に基づき那須塩原市内の山林を捜索したところ、生駒さんの遺体の一部が24日見つかった。
 小西容疑者は殺害して遺体を捨てたことを認めており、殺人容疑でも追及する。
 調べによると、小西容疑者は6月3日深夜、生駒さんの自宅から西に約8キロ離れた同市内の山林内で、林道の沢水が流れる土管の中に生駒さんの遺体を捨てた疑い。自分の車で運んだとみられ、「自分が殺した」と認めている。土管内の水が流れ着く沢の下流には白骨化した頭の骨など遺体の一部が見つかり、県警は歯型などから遺体を生駒さんと断定した。
 生駒さんは生命保険会社の退職金などを元手に2006年1月から、小西容疑者を窓口に先物取引を始めた。複数の関係者によると、取引額は一時、最大で約7000万円に上ったが、行方不明になる直前には約3200万円まで減少していたという。
 小西容疑者は生駒さんから預かった資金を流用した疑いが持たれており、県警は、生駒さんとの取引を巡るトラブルが動機とみている。
 小西容疑者は1994年3月に日本交易に入社して以来、宇都宮支店で勤務していた。勤務態度はまじめで、部下からの人望も厚かったという。生駒さんの失踪(しっそう)直後の6月上旬、生駒さんの親族から行方を尋ねる電話があった際は「私たちも連絡を取りたいが、全然連絡が取れない」などと話していたという。
(2007年8月25日3時6分 読売新聞)

意味を取り違えて

2007年08月24日 | ツッコミ
商品先物取引会社の社員は客殺しの意味を取り違えたんだと思う。
先物取引顧客が不明、男性社員を聴取 栃木
2007年08月24日16時37分
 栃木県那須塩原市内の保険代理業の女性(63)が6月初めから行方不明になっており、殺害された疑いが強まったとして、県警は24日朝から、女性が顧客だった中堅商品先物取引会社(本社・東京)宇都宮支店の男性社員(36)から任意で事情聴取を始めた。また、男性宅や同支店を殺人容疑で家宅捜索した。
 行方が分からなくなっているのは、生駒文子さん。調べでは、生駒さんは昨年1月、同支店と取引を始め、取引総額は約6700万円に上っていた。行方不明になったのは6月3日深夜とみられる。生駒さんの母親(89)が同日午後9時ごろまで一緒にテレビを見ていたが、就寝後の翌4日午前0時ごろに目を覚ますと、生駒さんがいなくなっていた。室内に争ったような形跡はなかったという。
 生駒さんは約10年前から病気を抱えており、自宅周辺を散歩するのも難しい状態だったが、普段使っている車や財布は自宅にあった。携帯電話は見当たらず、持って出たとみられるが、何度かけても応答はなかったという。書き置きも見つかっていない。同月6日、近くに住む長女(38)が那須塩原署に家出人捜索願を出した。
 県警は捜索や近所の聞き込みを行うとともに、生駒さんの関係先を捜査してきた。その過程で、生駒さんが複数の商品先物会社と取引していることがわかり、資金の流れや通話記録などを詳しく調べたところ、同支店の男性が浮上したという。

セブンのQPは来春?

2007年08月23日 | ツッコミ
電車の中つり広告で「電子マネーでトップに躍り出たセブン&アイ・HDのnanacoはなぜ強いのか」という文字が目立ったので手に取ってみたが…うーーん…中身のない記事だった。「10人に1人はnanacoを使っている計算」だとかなんとか…そんなことは書いてあったがなぜ強いのかという説得力のある論点はなかった。

ただ、セブン-イレブンのクイックペイ導入は従来この夏といわれていたのに、来年の春に延期されたようだ。


念のためにセブン&アイ・ホールディングスのニュースリリース(PDF)をチェックしたら今夏以降に「QUICPay」の取扱いを開始予定と書いてある。確かに来年の春は「今夏以降」なので嘘ではない

誰に踊らされるか

2007年08月21日 | ツッコミ
nanacoは消費者金融業者によく似ている。賢い消費者ならば本来使う必要のないサービスなのである。当の消費者金融は最近になって過払い利息の返還請求で窮地に陥っているものの、これまで積極的な宣伝やキャンペーンで大きな市場規模を獲得した。

単にセブン-イレブンで買い物をするのが目的なら現金またはQUOカードで十分だ。もちろんnanacoにはオイシイキャンペーンだけをすするような使い方とか、ポイント割り増し商品だけを買うという手もある。しかし得られるポイントはわずかだ。抽選でポイントが大当たりするという噂は聞くが、抽選は水物である。長期的にはQUOカードの2.81%還元が手堅い。QUOカードなら現金で買っても1.8%還元になる。

nanacoは積極的な宣伝やキャンペーンで市場を広げようとしている。今回もまた新たなキャンペーンが始まっている(リリースのPDF)。新規入会すると200ポイントがもらえる。入会には300円が必要で、200ポイントを使うためには手数料が2ポイントかかるので…ざっくりと計算してnanacoの獲得には102円必要だということになる。

消費者が102円支払ってまでGETすべきカードだろうか。nanacoのメリットの大半はセブン-イレブン側にあって、消費者側には薄い。もちろん102円ぐらいはポイント割り増し商品を買えばすぐに元が取れるかもしれない。しかし冷静に考えると、そのポイント割り増し商品が必要で買ったのかどうかは多くの場合は微妙なところだ。かつて消費者金融の積極的な宣伝に釣られて、さして必要でもない金を借りて金利を払い続けていた人もいるのではないか。そんな人々とnanacoを日常使っている人とがタブって見えるのである。

もちろんnanacoを使ったからといって多重債務に陥ったり一家離散の憂き目を見ることはない。しかし業者側に都合のよい宣伝に踊らされて消費者にとって不利な選択をしているのかもしれないという視点からはよく似ているのである。

私がコンビニで買う商品の大半はおにぎりやサンドイッチ、弁当類である。ローソンパスを持っている影響を受けてローソンで買う比率が高い。ローソンパスに踊らされているのである。しかし(個人的な嗜好かもしれないが)やっぱりセブン-イレブンの方がおいしい。今日もQUOカードを使ってセブン-イレブンで買って改めて確認した。

FACTAの通りに

2007年08月13日 | ツッコミ
「安倍は組閣でドジを踏む」って今書いたら後出しジャンケンだけど、去年の8月に発行されたFACTA2006年9月号の見出しだ。安倍内閣が誕生する1カ月以上前の記事。

去年の9月に安倍内閣の顔ぶれを見て「FACTAの言う通りだ」と思ったが、改めて読んでみると、記事の通りに組閣され、記事の通りに崩壊している印象がある。「発足から内閣支持率で挫折を味わいそう」というのもその通りだった。

やっぱりnanacoを見ない

2007年08月07日 | ツッコミ
7月13日に意地になって実施した20分ほどの実地調査で1回目撃しただけで、やっぱりその後は一度もnanaco決済をしている人を見ない。あれから4週間近く経過したから12~15回ぐらいはセブン-イレブンに行っているはず。行ったときはちょっとぐずぐずしながらレジを見ているが誰一人としてnanacoを使っていないのである。

セブン&アイ・ホールディングスは上場企業なんだから虚偽の発表なんかしないだろうと信じたいが、やっぱり実感とははなはだしい差異がある。

勝手に登録するな!

2007年07月22日 | ツッコミ
楽天カードを持っていると今年の9月10日から楽天市場の「お買い物で通常使うカード」として勝手に登録されてしまうらしい。要らんことするな。もっと還元率のよいカードはいくらでもあるのだ。

楽天カードは持っているだけでいいのである。「通常使うカード」などとして頻繁に使う必要などない。このページから解除しておく。

ヤミ金をパクれ

2007年07月17日 | ツッコミ
昨日ツッコんだカード詐欺の事件。去年の10月からやっていて今年の5月に発覚したということは、この犯人は他人のカードを使って自転車操業していたということか。

他人のカードでカードローンを借りて、その返済のために別の人のカードでローンを借りる。返済はファミリーマートの店頭でできるからそれを悪用したのではないかと思う。ファミマカードの場合は明細の確認をネットで済まして、郵送を止めることができるから。しかし郵送を止めていてもカードローンの場合は書類が送られてくるんじゃないのかなぁ、という気もする。

いずれにせよ、継続的に借入・返済を繰り返し、ヤミ金が金を吸い上げていたとしたら、ヤミ金を教唆犯ではなくて正犯としてパクれるのじゃないのかな。法的に可能なら正犯としてパクって執行猶予付きの死刑に処すべきだと思う。

金融リテラシー欠如

2007年07月16日 | ツッコミ
被害に遭った人はお気の毒だが、クレジットカードの機能を知らないという金融リテラシーの欠如が招いた被害であるという側面も否定できない。確かに知り合いから頼まれたら断りにくい。「皆さんにお願いしているんですよ」などと頼まれて、すでに申し込んだという知り合いがその場にいたりしたら非常に断りにくい空気になる。

ただ、届いたカードを犯人に渡してしまうのだけはいただけない。心を鬼にしても断らなければ。

被害金額は犯人が弁償できるはずもない(ドーセ財産がない)。カード会社はホンモノのカードと暗証番号を使って引き出された金だから当然被害者に請求する権利がある。被害者が払いたくない気持ちは痛いほど分かるが払わざるを得ないだろう。カード会社を相手取って訴訟したところで一人当たり40万円では仮に勝訴したところで経済的メリットは薄い。

報道を見る限りではカード会社に大きな過失があったとは思えない。大きな事件として報道されたという特別の事情に配慮して、カード会社が「利息部分は請求しない」という程度が関の山なのではないかと思う。

しかし被害者が50人っていうことは、犯人の直接の知り合いだけじゃなくて、被害者が別の被害者を紹介したという例も多かったのではないか。結果的に犯人に加担してしまった「被害者」は針のむしろである。被害者同士の連帯はかなり難しいだろう。
ヤミ金指南?手口、大阪の主婦が知人らの詐取カードで借金
 大阪府和泉市の主婦(37)が、大手コンビニエンスストア「ファミリーマート」(東京)が発行するクレジット機能付きのポイントカードを知人の主婦ら約50人からだまし取り、約2000万円を勝手に借りていたことが、府警の調べなどでわかった。

 「ヤミ金融業者に手口を教わった」と供述しており、府警は窃盗容疑などで立件する方針。

 調べなどによると、主婦は昨年10月~今年5月、知人の主婦らに「夫の取引先の関係でポイントカードを作らせてほしい」と持ちかけ、インターネットでカードを申し込んだ。

 申し込みの際、主婦は暗証番号を勝手に決め、メールアドレスも自分のものを記入。カードは受け取る際に本人確認書類の提示が必要な「本人限定受取郵便」で知人らに配達されたが、主婦は「それは仮のカード。正規のものと交換する」と偽って手に入れ、1枚につき10万~50万円を勝手に借り出していた。

 5月中旬、被害者の1人が同社に問い合わせ、金を借りていたことが発覚。府警が主婦から事情を聞いたところ「生活費欲しさにやった」と認めた。「ヤミ金融からしか金を借りられなかった。返済に行き詰まると、今回の手口を教えられた」と供述しており、府警は、ヤミ金融業者についても詳しく調べる。

(2007年7月14日14時35分 読売新聞)
もちろん一番悪いのはヤミ金業者だが、この件について弁償させるのはかなーり難しいような気がする。別件で法定利息を超えている事例を探して(って、ヤミ金だから全部超えているとは思うが)ブタバコにぶち込めたらいい、という程度だと思う。

どこにも嘘はない

2007年07月14日 | ツッコミ
昨日突っ込んだ「nanacoがEdyを抜いた」という話、別に嘘があるとか数字の捏造があるとか、そんな指摘をしているわけではない。

新聞やネットで調べられるデータを当たってみると面白いことが分かった。まず、2007年7月12日の日経新聞に載った電子マネーの発行枚数や利用件数は1週間以上前、2007年7月4日の日経産業新聞に載っている。
2007年7月4日の日経産業新聞

この記事、全文を読むと分かるが、Edyが順調に普及しているという記事である。表にはnanacoの利用件数がEdyを上回っているのが現れているが記事本文では一言も触れていない。

nanacoの6月利用件数が3000万件というのはセブン&アイ・ホールディングスのWebページにニュースリリース(PDF)が上がっている。このリリースに書かれているのは「6月 月間利用件数 約3,000万件」ということ。利用件数が何を意味するかなどについての言及はない。電子マネーなんだから買い物に使うだけでなく、チャージも必要、残高照会も必要。それらをひっくるめて利用件数として発表しているのかも知れない。買い物の決済に利用された回数とは書いてない。

もちろんEdyの利用件数も何を意味するのかはっきりとしていない。だから昨日のツッコミでは「データは比較できるモノなのか疑問」と書いた。嘘はなくても比較できる性格ではないデータを比較して議論しても意味がない。ただ私の皮膚感覚としてはnanacoがEdyを抜いているとは思えない。

もはや風説の流布

2007年07月12日 | ツッコミ
セブン-イレブンのnanacoが好調でセブン&アイHD株が買われたらしい。

セブン&アイHD株が買われる、ナナコが電子マネー首位(ロイター) - goo ニュース

2007年7月12日(木)10:26
 [東京 12日 ロイター] 午前の株式市場で、セブン&アイ・ホールディングス株<3382.T>が買われている。12付日経新聞朝刊によると、同社の電子マネー「nanaco(ナナコ)」の6月の利用件数が3000万件となり、ソニー系ビットワレットの「Edy(エディ)」などを抜いて首位になったと報道されており、材料視されている。

 報道によると、ナナコ開始後のセブンイレブンの客数が6月までに3カ月連続で前年を上回っており、顧客の囲い込みにもつながっているという。
このロイターのニュース、12付日経新聞朝刊によるととか報道によるとなどと、及び腰の書き方をしている。ロイターの記者は眉に唾を塗りながら日経の記事を読んでいるような感じだ。その記事は
ナナコ、電子マネー首位・6月、買い物3000万件
 電子マネー主要3陣営の利用状況が11日、出そろった。6月の買い物決済利用件数はセブン&アイ・ホールディングスの「nanaco(ナナコ)」が3000万件となり、ソニー系ビットワレット(東京・品川)の「Edy(エディ)」などを抜き首位になった。発行主体が店舗を持つ小売業の強みを生かして消費者に浸透した。少額決済中心の店舗では電子マネーの利用頻度が高まることが浮き彫りになった形で、今後もコンビニエンスストアなどを主戦場に利用拡大が進みそうだ。

 セブン&アイは4月にナナコのサービスを開始し、5月には対象店舗を全国のセブンイレブン(6月末時点で1万1750店)に広げた。購入額100円で1円相当のポイントを付ける特典などが、来店客の頻繁な利用につながっているようだ。(07:00)
である。ネットで読める記事には載っていないが紙面には細かい数字も掲載されている。あくまで個人的な感覚だがホントかな~と非常に疑わしい。3000万件というのは恐らく何らかのデータソースはあるんだろうと思う。Edyも何らかのデータがあるんだと思う。でもそれらデータは比較できるモノなのか疑問なのである。

というのも、nanacoがEdyを抜いた、というのが私の皮膚感覚と全く違っている。もちろん私はEdyが大好きでひいきしている面はあるかも知れない。しかしセブン-イレブンにもよく行っているのである。週に3回ぐらいは行く。お昼の混雑する時間帯に行くこともあるが、それでもいまだかつてnanacoで支払っている客を見たことがないのである。

一方のEdyはサークルKサンクスやam/pmでは、まぁ10人に1人ぐらいは使っているような印象がある。もちろんサークルKサンクスとam/pmを足してもセブン-イレブンの足元にも及ばないよ、ということかも知れない。でもEdyはコンビニだけじゃなく、ドラッグストアとか飲食店とか、いろんな店で使えるのである。

nanacoの発行枚数が何百万枚、という発表は、まぁ社員やアルバイト、関係者にお願いして頑張れば達成できるだろう。その延長で6月の利用件数が3000万件なのかも知れないが、ホントにそれが「決済利用件数」なのか?Edyの利用回数と比較できる性格のデータなのか。百歩譲って回数が上回ったとしても「首位」などという表現が許されるのだろうか。ここまで来ればもはや風説の流布のような気がする。