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ばあちゃんのひとりごと

助産所

2010-10-18 23:36:46 | いるかこもれび助産院
新たな使命感をいただく。
なかむら産家医院での3日間は新たな始まりになりそうな予感がしました。

それは
いるかくらぶのスタッフと話し合いをしている「助産所」を2,011年4月から開始するということです。
なかむら産家医院で今回のヨーガクラスを担当して、気づかせていただいたこと。
意識がしっかりして自立しようと願っている妊婦さん。
無知な妊婦さん。
とに別れる、もちろん前者の方にも心身の調和を体得していただけるメニューつくりが必要ですが、
それ以上に無知な妊婦さんに対して、どのようにアプローチしていくかという課題です。
以前から考えてきていたことですが、
いろいろな事柄いるかくらぶには、
「いるか広場」
「ミニまんま おたべ(食事作り)」
「あらゆるクラス」
「はぐはぐ広場」
「キールタンサークル」などあります。
そこにできるだけ参加してもらい、心の学びを重ねていくことが大切だと感じました。
無知な妊婦さんは、分娩も大変ですが更に子育ても大変な気がします。
それだけに無知な妊婦さんへのアプローチが大事のようです。
無知の妊婦さんが悪いのではなく、知恵を知ればいいだけなのです。
無知と言いましたが、学歴あり・・・です。
人としてダメな分けではないことを医療従事者は理解して欲しいと思います。


なかむら産家医院の助産師さん達はやさしく見守り寄り添っておられます。素晴らしいです。

こんなに素晴らしい仲間たちとともに
今後の歩みをつくりあげようと思いました。



なかむら産家医院に行ってきました

2010-10-18 06:43:09 | いるかこもれび助産院
今年は、2月、4月、7月、今回で終了です。
http://www.nakamura-sanchi.com/

今年1年でヨーガのクラスがとても変化しました。
マタニティ・ヨーガのクラス担当してくださる助産師さんが増えました・・・
来院した際には、助産師さん向けに始めたラージャ・ヨーガも、保育士さんなど職員さんたちも参加されるようになり、ベビーヒーリングタッチも助産師さんだけではなく保育士さんも7月に学んでくださり皆さんで開催されています。
どなたでも、声かけができるようにと妊産婦教育の一環として実践されています。Webマタニティクラスは毎週金曜日行っています、少しずつですがお産への効果も見られるようです。
来年から、お約束通り助産師さん達がマタニティクラスを担当されることになりそうです。1年間の成果が出ました。
新たにラージャ・ヨーガの導入が始まります。妊産婦さん達の素晴らしい拠り処となることでしょう。

今回も感じたことですが
医療介入が殆どない院内助産院です。

助産師さんにお産はお任せしておれるのですが、いつも医院長は待機されています。その姿を見ていると、やはり産科のDRは大変だなと感じます。
ちょっとした外出も間ままならない状況です。



なかむら産家医院のお産は本当に自然なのです。
お母さんの意向をくまれますし、じっくり丁寧に妊婦さんに寄り添い、安心を差し上げておられます。サイドから見ている私も本当に清々しいや気持ちになります。
朝、ご挨拶に行きますと、一睡も眠れていなくても、
明るく元気なお顔で、産婦さんに対応しておられます。
なかむら産家医院は、
他の病院(医療介入している病院)から見ると、「何考えているのか」と言われたそうです。
私には理解できないのですが、医療介入しないお産などあり得ないのでしょう。

しかし、自然分娩と言われるのですから、
限りなく自然なお産に任せすることが、私たち、一人ひとりは宇宙の一員ですから当然なことと思います。この1年間で、妊婦さんが安心すれば、お産は自然に進むと感じてきました。ヨーガはいつでもどのような状況になろうと受け入れられる心と体つくりだと確信しました。ですから、アーサナだけではなく心の学び(真実は何か)も必要だと思います。

生きとし生けるものは皆平等です。だけど人間だけが真実を学びそれを実現することができます。だからといって、人間は虫より優れているわけではありません。すべての生き物は関わり合い共生しているのです。ですから、調和と愛を以て接しなければなりません。すべてが愛のあらわれだからです。木も、太陽の光も、動物も、建物も道も私たちすべてがそうなのです。
皆さんが悩み煩うことが妊娠や分娩、児の成長と発達にリスクをかかえ、難産を招くことを知らなければなりません。あらゆる物や事柄は常に変化していることに気づいていないことや、すべてに、「私。私のもの」と執着することが苦しみを形成します。そして、心の奥に記憶として蓄えます。その記憶が内外的に反応し、新たな苦しみを再生します。それらは、自分がつくったものですから、自分が取り除くことができるのです。すべての苦しみは、何かに欲望を持ち、執着した結果、その結果を味わうのです。それが苦しみです。ですから、そのまま放っておけば「そのまんま おたべ(食事作り)」自然とはいえないのが現状です。ヨーガを実践することにより、強靱な身体を作り、正しい心のあり方を学ぶことが安全性の高い自然分娩に必要不可欠と考え、妊娠中はその準備期間としてとらえています。現代社会に生きる私たちが自然なお産をするために、ヨーガを実践することは「身体作り」「呼吸の制御」「心の制御」を行い、過去の潜在残存印象(苦しみの原因である種子)にこだわることなく、ハートに向かってノックを続けることで、心が愛でおおわれ負の記憶が消えていくのです。そして、やさしいお産は「自らがそうなること」「そのまんま おたべ(食事作り)」であることではないかと感じています。そして、人が持っている「愛に包まれ産みだす力」で母子が互いに協力し合い信じ合い双方を思いやりながら、プラーナ(生命体エネルギー)を共有していくことが最良と考えます。これらを実践することで、すべての人にすでに存在している、ただ、気づいていない、かけがえのない「真の自己・慈愛」を感じていくことができるのです。現在は、お産そのものをコントロールできないお母さんが増えています、そして、育児においても、ネグレクト、過干渉、過保護これらも子どもの自由を奪う虐待なのです。このような行いが児の成長の妨げになっていることにも気づいていない母が増えています。この実体を、医療従事者から保育士、祖父母と親子に関わるすべての人たちが、幸せに生きるには、何が大切で、何をすべきかを学び、それぞれ与えられた義務を果たすことが、母子を守ることにつながります。私たちはそのとき母子に大切なもの(慈愛)を伝えることができるのです。

なかむら産家医院の医院長も助産師さん達もそれぞれが自立して、
その瞬間、瞬間を、それぞれの立場をわきまえ責任をもって、産婦さんの介助をされています。



今回は、4回のマタニティ・ヨーガクラスを担当しました。
陣痛が始まっているがなかなか開かない方、お産が始まっているのに受け入れていない方、お産について無知な方などに寄り添いながら、腰と背中を撫で続けておられました。そして、小声で、やさしく微笑み声かけをされています。
この様子を見せてもらい、ほっとして安心します。
ヨーガクラスはいつも清々しく愛に満ち充ちています。その波動が心を開けない妊婦さん達にやさしい波動を蘇らせます。その空間は真実そのものです。
慈愛に満ちた波動は皆を幸せな境地に導きます。

お世話になりました・・・ありがとうございます。