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ばあちゃんのひとりごと

助産師の相談会

2009-07-26 21:02:56 | いるかこもれび助産院
助産師相談会 7月24日(金)13:00~14:00
いるかくらぶ 501教室にて

いるかくらぶでは、火曜日と金曜日のお得なサポートシステム時間内に
月1回ずつ、助産師さんが入っての相談会が行われています。
この日も、さまざまな月齢の赤ちゃんとお母さんたちが来てくれました。
ひとつひとつの質問に、助産師さんが丁寧に答え、それを聞いたお母さんの
安心した表情や、うれしそうな顔が印象的でした。
そんなお話の中からひとつ、ご紹介すると・・・


2ヶ月の赤ちゃんのお母さん。母「赤ちゃんがとってもかわいいけど、
遊んであげなくちゃ!とがんばると、1日とっても疲れるんです」


助「遊んであげよう!!なんて意気込まないで。お母さんは家事もしなくては
いけないし、忙しいのだから。それよりも、母の行動をひとつひとつ
話してあげればいいよ。例えば赤ちゃんを横に置いて、洗濯物をたたみながら
これはハンカチよ、きれいね、これはお父さんのパンツよ、大きいね、という具合。
どうせまだ分からないから、と思わないでいっぱい、いっぱい話しかけてあげてね。
そのことで赤ちゃんの脳が活性化されて、
その後の理解力や発達がずいぶん変わってくるからね」
Dsc02534




確かに、たくさん話しかけられた赤ちゃんは、自分がとても大事にされている
ことを感じるし、お母さんのことも大事にできる子になるのではないかしら?


・・・これは私の感想ですが・・・^о^
                    いるかくらぶ 赤阪充代












ベビーヒーリングタッチの効果

2009-07-26 10:06:19 | いるかこもれび助産院
このような質問が入れましたので・・・
みなさんと共有して,より良いコミュ二ケーションつくりになれば嬉しく思います。

太ももの付け根をマッサージする⇒股関節・ハイハイなど適切な脚運動のサポートはどのような効果があるのか!
                     
股関節の柔軟性は、上半身を支える骨盤に有り、ここが歪むと骨盤から背骨と影響します。
逆に,頭の歪みが背骨、骨盤、股関節、膝関節、踵関節に影響します。
ですから、股関節の柔軟性のみならず,1歳までは全身のマッサージが大切です。
局所マッサージとして,オムツ換えのときに、股関節や大腿部をマッサージしてあげると、下腹部から下肢が整います。 



胸のマッサージ⇒成長ホルモンの増進!!!
胸の胸骨の奥に胸腺というホルモンがあります。そこに快刺激を与えると成長ホルモンの分泌がよくなり、
ここには,リンパの指令をする機能もあり免疫力も促進するといわれます。



「今の赤ちゃんは股関節が弱い?硬い?」といわれますがタッチ以外にどうすれば改善されますか?
生活環境の変化(家が狭い、運動する機会が少ない(車社会) 年齢に適した育児環境のなか?
赤ちゃんに不利益な育児グッズの氾濫などからでしょうか??


育児をグッズに頼る人が多いことも原因でしょうね。
育児を外注(他者に任せる)しては思春期に何を児が考えているか理解できなくなりますよ。
大変だけれど、ひとつひとつの仕草は無駄な仕草はひとつとしてありません。
大切に見守り、育むことが母の最大の幸せにつながりますね。
直ぐに成果が出ないので,しんどさに負けてしまいますが、
ホントにこの頃の社会的な事件を見ていると不安になるでしょう、決して、他人事ではない気がします。

泣いたら直ぐに抱く、抱くことはとても大切なのですが、しばらく一緒に遊ぶと気分転換になり機嫌を直します。
抱くために,うつ伏せの機会を逃しますし、仰向けでひとり遊びもできなくなります。
仰向けから,多くの運動も生まれます。赤ちゃん自身の脳が毎日のように指示し赤ちゃんは色々な動きをします。
それらがすべて、自らが育つ力です。
みなさんがご存じな、指しゃぶり、指を見て遊ぶ、ねがえり等々と機能を促進していきます。
同時に脳の発達です。
ですから、3ヶ月になれば,追視も始まり、興味も出てきますのでみんなで遊ぶことも気分転換になります。
この頃からは、抱きすぎないように注意しましょう・・・!!!



 タッチを一緒にしている1歳になるお友達がいます。その児はハイハイもしなくて座ったままなんですがいいのでしょうか?  

仕方がないでしょうね。お座りしたままで移動しているなら、お座りは止めさせた方がいいでしょうね。

1歳を過ぎても、ハイハイを促したほうがいいのでしょうか?

仕方がないので、その児の成長に任せるといいと思います
遺伝的な部分もありますので仕方がないですね。
でも、確かに,ハイハイ、ずりばいは児にとって大切な動作であることは無視はできませんね。
みんなで、その児を見守り育んであげてください。


その児のお母さんに愛があるかですね。
愛はお母さんや赤ちゃんを自立に導くことでしょう。
確かに,運動機能は大切ですが愛はそれ以上に力として、
その児の成長を促しますね。


この頃に育む母の永遠の愛は、生きる力を大きなエネルギーに変え、
児の心身の成長に大きな影響を与えます。
そして、なにより安心という確かな基礎的信頼感の獲得になりますね。