~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

早くから座らせないで 補足2

2008-05-17 09:10:52 | いるかこもれび助産院
座らせたら何故駄目なのか!

成長と発達は次のようでしたね。
・首が据わる
・寝返り
・うつ伏せで腹部を支点に方向転換運動(ピポット・フローン)や腹部を支点に手足をバタバタと動かす(スイミング運動)
・ハイハイ
このように、うつ伏せができることがハイハイに繋がります。

ですから、座らせてしまいますとうつ伏せを嫌がります(気がつく頃は5ヶ月から6ヶ月自我の目覚めが著しい時期)
ほとんどの赤ちゃんがお座りからつかまり立ち・歩くという成長になります。
ハイハイをしないまま,歩きます。

ハイハイしていない児は,よく転ぶとも言われます。
転んだ際 顔に怪我をするようです。
手をつくという脳からの指示が出ないのが原因と思われます、
それは ハイハイを行なっていないことが、脳が本来持っていた能力、その機能を削除したのが原因とみられます。
自然に与えられた能力を生かすには、お母さんは何をすればいいのでしょうか。
学んでくださいね。(りんごを育てた木村さんをヒントにしてください)

うつ伏せの効果
背筋、腹筋のバランス・強化=立つ姿勢を安定させる。
脳から下肢への伝達促進=下肢の発達促進=丈夫になる。
重心の確保=全身の筋肉バランスが整えられる=歩く姿勢の重心の調和=歩行安定
脳と各細胞のフィードバックが円滑になります。
背骨全部を動かす動きはハイハイです=脳への刺激=脳の再生効果(ストレスなどで傷ついた脳細胞の再生)

脳細胞の再生は、お母さんが赤ちゃんの目を見て微笑み、優しく抱きかかえる心も効果があります。


早くから座らせないで 補足

2008-05-17 08:24:04 | いるかこもれび助産院
子どもの成長と発達は個人差があるとはいえ,脳からの自然な指令で発達していきます。

例えば
ホームページをご覧ください。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/061207/index.html
児の発達は自然に私たち人間に備わった脳からの指示で起こります。
りんごを育てるのではなく、りんごを信じ見守った木村さんのように,
児の生まれもって来た 本来の成長を手伝うだけなのです。
その為に,よく見る。感じることが大切です。このことをしないで、
外部に解決法を求めたとしても、解決のきっかけにはなりますが、本当の解決にはなりません。


この間書きました簡単な成長と発達です。参考にしてください。
子どもの成長と発達(個人差はありますので、皆同じでは有りません)

少し頭を上げかけます。
首が座ります。
うつ伏せで 頭を上げて 少しの間遊びます。
自分の手を見て遊びます。うつ伏せ状態では上半身を胸まで反り、両手で突っ張り遊びます。
両手で両足を持って遊びます。寝返りが始まる赤ちゃんもいます。
寝返りして、ハイハイの準備段階に入ります。うつ伏せで腹部を支点に方向転換運動(ピポット・フローン)や腹部を支点に手足をバタバタと動かす(スイミング運動)
ハイハイで目的地まで行き、遊ぶようになります。
ハイハイから目的地でおもちゃを手に入れると座ります。そして、おもちゃで遊びます。
正座をし、膝立ちからつかまり立ち、つたい歩きを始めます。
立つことで、バランスを整えます。そして、歩きます。