ひと言だけ・・・福岡ソフトバンクホークス応援ブログ

野球、音楽、映画のことなど一言よかですか?ホークスファンの、ホークスファンによる、ホークスファンのためのブログ

NHK「フルスイング」

2008-12-27 00:26:21 | テレビ
今年の春先に放送されたNHKドラマ「フルスイング」の再放送!よかったぁ!う~ん、「クライマーズハイ」も良かったけど、NHKのドラマってどうしてこんなにもハズレがないのかなぁ。

元プロ野球の名コーチ・高畠導宏が58歳にして、新たに教育という第2のグラウンドで指導者としての道に進む・・・

このドラマ、もちろん脚色もされているんだろうけど、ほとんどドキュメンタリーなんだろうな。高畠さんが福岡に来られて筑紫台高校で教鞭につかれたことは地元の新聞やTVなんかでもかなり話題になっていたので気にはなっていた。もちろんコーチ時代も知っている。ホークスが福岡にフランチャイズ移転したホント弱かった当時のコーチだったよな。なにかと福岡とも縁のある人だったんだよな。

南海ホークスでの現役時代をほとんどケガで棒に振り、当時の野村監督の推薦でコーチに抜擢され、指導者として才能を開花されるんだけど、ノムさんの指導方針が「欠点を直す」というスタンスに対し、高畠さんは「長所を伸ばす」という正反対のものだったらしい。「大丈夫!それでいい!」が口癖だったということからもよく分かる。

なるほどね。指導者にもいろいろなタイプがあるものだけど、精神的にもろい自分なんかは高畠さんタイプの人にしか着いていけないだろうな。ほめられ、おだてられ、自信をつけさせてくれるような指導者が合っているような・・・まあ、人それぞれなんだろうけど、教え子の性格を理解できるのも良い指導者の条件だろう。

日教組、成績公表・・・最近の教育問題も深刻だよな。ただこのドラマを見る限り、そんなのちっぽけな問題だよ。やはり、最終的に教育って、情熱、愛情、厳しさなど兼ね揃えた教師の資質に懸かっているんだ。それは教育現場だけのことじゃない。「王さんの下でいっしょにプレー出来たことは幸せだった」とホークスの選手のみならず、WBCでのイチローでさえもそうコメントしてる。こんな自分でさえも小学生の頃だったけど、慕っていた先生に憧れて教師になりたいな、なんてことも思っていたしな。(苦笑)

ホントに高畠先生に巡り会えた筑紫台の生徒のみなさんは幸せだっただろうし、人生の大きな財産になっただろうな。卒業式での「氣力とは、あきらめないこと」というはなむけの言葉はシンプルだけど夢を持ち続けることの大切さが強く伝わったよな。そういえば、元ホークス選手の大越基さんも引退後は教師の道に進まれたんじゃなかったっけ?「フルスイング」ならぬ「ガッツプレー」で頑張っているのかなぁ。




最新の画像もっと見る