ひと言だけ・・・福岡ソフトバンクホークス応援ブログ

野球、音楽、映画のことなど一言よかですか?ホークスファンの、ホークスファンによる、ホークスファンのためのブログ

動き出したか?ホークスフロント

2009-11-26 23:44:26 | 野球
秋山じゃないけど、「ウチの補強どうなってるの?」と思っていたところに新助っ人とコーチ人事で大きなニュースが飛び込んできた。と、その前に私のこの低俗、非常識ブログ「ひと言だけ・・・」がついにというか、とうとうというかgooブログの上位10,000位以内にわずか1日ではあったのだけれど初めてランキング(8,980位だってさ、笑)された。

いやあ、こんなブログに・・・世の中って暇なヒト多いんだなあ・・・失礼、失礼。正直うれしいです。やってて良かった。それにしてもこのブログに訪れてくれるヒトって、自分も含めてほぼ同世代のレギュラーコメンテーターのオヤジ約2名(ごめんなさい)くらいかと思っていたんだけどなあ・・・投稿の7割くらいがホークス関連なんだけど、やはりホークスネタのときの閲覧数が多い。ホークスファンはホント熱い。ホークスファンのみなさん(アンチもOK)、ホークスへの怒り、嘆き、非常識な内容でも大歓迎ですよ。もっともっと応援しましょう。

さてさて、先週からホークスの方もサプライズ続きだ。まずは新助っ人、韓国代表のイ・ボムホ。ウワサされたメジャーリーガーではなかったな。韓国選手とは想定外だよ。なんかソフトバンクに親会社代わって、絶対に選手獲得が正式決定するまで情報漏れはしないよな。ただこの選手、WBCで結構活躍してたんだけど、あまり印象には残ってないんだよな。同じくロッテに入った韓国選手の方は強烈だったんだけどな。まあ、やってみないと分からない。ただチーム活性化に一役買ってくれることは間違いないだろう。

それからハンサム森脇解任、大石大ちゃんヘッド就任はボムホ獲得以上の衝撃だ。ハンサム解任は残念な気もする一方、仕方ないかとも感じる。やはり敗戦に対する何らかの責任の所在はハッキリするべき。今までフロントは甘過ぎた。ただ解任の時期が時期だけに疑問は残るな。相変わらずのフロントのドタバタぶりは目を覆いたくもなる。会長もハンサムの今後を心配されてたみたいだ。ただそれ以上にヘッド大ちゃんには期待してる。タイプ的にはハンサム森脇と似た印象があるのだけど、マンネリ、なれ合い化してた選手とコーチ間に新しい風を吹き込んでくれるはずだ。とにかくここにきてフロントもようやく動き始めたかな?

思い切ったトレード望む

2009-11-18 00:28:37 | 野球
「ウチの補強、どうなってるの?」と秋山監督、取材陣に逆質問したのだとか・・・

他球団の来季に向けた戦力補強が着々と進む一方、ソフトバンク・ホークスの方向性はまだまだハッキリしない。現状、残された補強方法は助っ人を1人獲得できるかどうかといったところか。そうなるとあとはもうトレードか。今回は非現実的なことではあるけど、私が個人的にシーズン中からぼんやり考えていたトレードをホークスファン皆様の御批判覚悟で投稿しようと思う。もともと思い切ったトレードをしないチームだよなホークスは。たまにやったとしても1軍半くらいのレベルの選手でお茶を濁すくらいのもの。

残念ながら今のホークス、常勝軍団といわれていた頃の面影もないし、負けにも慣れつつあるチームになってしまったようにも見える。現状打破には思い切ったトレードが絶対必要!亡くなった根本さんがGM的存在だったダイエー時代、その年の首位打者だった佐々木を含む西武との3対3の世紀のトレードを成立させたようなサプライズ、大幅な血の入れ替えが欲しい。

和田、本多、松田に多村・・・そりゃ勝ってるのなら出したくないさ。でもこの閉塞感を打ち破るためには放出も仕方ない。

まず和田だけど、一番輝いていたルーキーイヤー以降年々劣化しているように思える。成績にもよく表れているしね。もし来季、ローテをフルシーズン守り抜けば10勝は堅いんだろうけど、今後の伸びしろ、メジャー志向などを考慮するのなら放出もありか。

本多、松田・・・2人ともこれからのホークスを背負っていく選手であることはファンも認めるところ。ただ彼らは残念ながらここ数年ホークスが低迷期に入ってからのレギュラーを獲った選手で勝つ味というものを知らない。2人とも直感的、本能的なタイプの性格で、ホークスに欠けている考える野球を実践できない選手のように思える。

そして多村、ハッキリいって要らない。もう欠場癖というよりもサボリだよ、ありゃあね。今季、楽天と2位争いをしている大一番での一打同点のチャンスの場面での三振の後のコメントなんて到底プロとは呼べない。「あれは誰でも振る。しようがない・・・」完全に失望したよ。さらに全力疾走を怠る姿勢にはRKB解説者の浜名氏も「もうこんな選手を使ってはいけない」と名指しで批判したほど・・・結局、多村は1年契約で残ったわけだけど、まあそれでも良かったかな。というのも来季、横浜の村田がFAなんだよな。おそらくウチも獲得に名乗りを上げるのだろうけど、獲得出来た際の人的補償で横浜にお返しして丸く収まるしな。おそらく多村は来季相当活躍しないとFA宣言なんて出来ないし、また獲ってくれる球団はないよ。

ここに挙げた放出候補はもちろんそれ相応の交換相手が見込めることがもちろん前提。なにも戦力外なんていっているわけではない。素人のちょっとした思いつき。ただ、ホークスはそれでも思い切ったトレードはしないだろうな。




「ヤセの断崖」、行ってみたいな

2009-11-12 23:47:45 | Weblog
松本清張生誕100年記念としてリメークされた「ゼロの焦点」が大きな話題だ。もちろん話のスジも過去に映画化された野村芳太郎作品も観ているので今更内容どうのこうのなんて言わない。実際にこの作品を知ったのは20代の頃だったんだけど、当時「これが清張の代表作なの?」が率直な感想だった。今、思い起こせば「社会派小説」といわれる清張作品を当時ハタチそこそこの自分ごときの若造なんかに理解出来るわけなかったに違いない。

そういえば今年の春先に深津絵里サマ主演で「駅路」もTVドラマ化されたけど、テーマは「ゼロの焦点」に似てたよなあ。家庭を背負った男の葛藤とでもいうか・・・そりゃ、人生経験も乏しい20代の自分に作品の良さが分からなかったのも無理ない。そういう意味で今回の広末涼子主演のこの作品、楽しみではある。ただ野村版の主演の久我美子って女優、そりゃヒロスエ以上の美しさだった。今風に言えば「クールビューティー」って感じかな。ショールの「真知子巻き」もまたカワイかった。

広末涼子って、最近、作品に恵まれているよなあ。先週観た「ヴィヨンの妻」も戦後昭和の混迷期のバーのママ役だったんだけど、雰囲気あったよな。ただちょっと惜しいのは活舌というのかな?言葉の発し方がワンパターンなんだよな。それでどんな役やってもまだ高校生みたいな印象が残るんだよな。あっ、でもヒロスエも「真知子巻き」似合っているなあ。(笑)

さてこの「ゼロの焦点」、ラストの謎解きのシーンは今やサスペンスドラマの定番にもなった断崖絶壁を背景としたシーン。実はこれ、「ゼロの焦点」が始まりとも言われている。ちなみにこの「ゼロの焦点」石川能登半島の「ヤセの断崖」はあまりにも有名。もともと北陸地方に興味あって最も行ってみたい土地だったんだけど、またその思いも再燃してきたなあ。ただ現在、多発する地震の影響で断崖の先端部までは立入禁止になっているとか・・・


FA、助っ人、トレード・・・

2009-11-10 00:05:16 | 野球
2009年シーズンオフ、ソフトバンク・ホークスの来季の補強はどうなるんだろう?

う~ん、今のところこれといった動きはないよな。(例年のことだけど)退団選手5人の枠はドラフト新入団選手5人ですべて埋まったわけだし。助っ人陣はおそらく陽の含めて5人は残留だろう。ローとアギーラが抜けて67人になるのかな?ひょっとすると育成枠からの昇格もあるかもしれない。ということは今現在で70名枠はほぼ使い切っているわけか・・・

今日、ハムの藤井が移籍前提のFA宣言したみたいやね。藤井は移籍金やFA代替選手の発生しないCランクの選手ってことでウチも一応目を付けているみたい・・・どうなのかなあ?藤井って結構扱いにくい選手なんだろ。早稲田で和田の先輩みたいだけど、マイペースで我が道を往くタイプに見える。本人は在京志望みたいな感じもあるみたいだし、無理して獲りにいかなくてもいいんじゃないか。むしろ左よりも右ピッチャーがほしいよね。岩翔とか大場の底上げにも期待したい。

助っ人もおそらくDJ、ボーグ、オズは残留確実、ジャマーノが微妙か。個人的には4人合格点だ。ヒンスキーなんて過去にメジャーで新人王獲った選手の獲得を目指しているみたいな報道があったけど、プライドばかり高いような助っ人は要らんよ。それより、今季は他球団をクビになった助っ人陣におもしろそうな選手いっぱいいるよ。ボカチカ、バルディリス、バーンサイド・・・全員欲しいなあ。(笑)フロントはラロッカに興味を示しているみたいだけど勘弁してくれ。やはり長打力がポイントなのかな。

今季のドラフトで即戦力といえる選手はいない。唯一の大学生・中原も学生時代の成績を見る限り、とてもプロで即通用する選手とは思えない素材型の選手だ。ただ今季は将来を見据えたドラフトということで目的意識はハッキリしていてそれはそれでいいと思う。ただ、「年俸のバランス」とか、「ポジションの兼ね合いを考慮」なんて意識をフロントは改めてほしい。そこで残された補強方法はトレードということになる・・・トレードに関しては、また改めて投稿しようと思うんだけど、出血覚悟の思い切った放出は絶対必要ではないか・・・




ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~(2009)

2009-11-06 01:16:21 | 映画
「愛など信じたらすべてが消えてしまう」と男は恐れている
「すべてを失った後に残るのが愛」だと女は知っている・・・

自分自身、平日に映画観たのはおそらく初めてでは・・・やっと観ること出来たぁ~「ヴィヨンの妻」。別に海外の賞を獲った話題作だったというわけでも太宰ファンってわけでもないんだけど、とにかく引きつけられる何があったんだよな。

戦後混乱期、悩める小説家・大谷(浅野忠信)は飲み屋の椿屋で酒代を踏み倒した上に、盗みも犯す。大谷の妻・佐知(松たか子)は借金の肩代わりに椿屋で働くことになるが、美しく前向きで明るい佐知はたちまち店の人気者になる・・・

う~ん、太宰作品なんでもっと暗くて敷居の高いものだとばかり思っていたんだけど、館内で何度かクスッと笑いがもれるユーモアなシーンもあったほど。変な先入観持ちすぎてたよな。キャストもなかなか良かった。松たか子って、世間一般には美人女優で通っているのだろうけど、個人的には!?みたいな存在だった。だけど、この作品での佐知役ときたら、もうホレボレ見直した。初めてこの女優の良さを知ったような気がする。同じくあまり好きでなかった女優、「オリオン座からの招待状」の宮沢りえの演技と通ずるものがあった。浅野忠信は相変わらずイイねぇ、こちらもハマリ役だった。

ダメ亭主に尽くす前向きな妻の物語かと思いきや、案外、大谷の方が佐知の手のひらの中で遊ばされているんじゃないの・・・母とやんちゃ坊主の関係みたいにもとれるなあ。ラストは中途半端なまま終わるんだけど、おそらくこの夫婦は一生こんな感じでうまく?暮らしていけたんじゃないのかな。それから、この作品の中での夫婦の会話はお互い敬語を使っていたんだけど、まさかみんながみんなこの夫婦のような会話だったはずはないよな。ただその言葉使いに品や節度があってある意味「いい時代」だったといえるのかもしれない。

太宰作品って自伝的なものが多いみたいだけど、この大谷という人物はもちろん太宰本人がモデルなのだろう。太宰作品を嫌う人はとことん嫌うみたいだけど、マイナス指向、破滅型性格といった深刻な話の中に人間の弱さとか恥を認めつつそれでも人生に立ち向かっていかなければならないという面も描かれていることを見逃してはならない。人それぞれ好みはあるに決まってる。「陰」が美学であってもそれはそれでいい。それこそが文学なのかも・・・(難しいねえ)