ひと言だけ・・・福岡ソフトバンクホークス応援ブログ

野球、音楽、映画のことなど一言よかですか?ホークスファンの、ホークスファンによる、ホークスファンのためのブログ

「そのまんま」に「あるある」

2007-01-31 01:52:48 | Weblog
ここ1週間くらい毎日のように「宮崎県そのまんま東知事」と「あるある大辞典での納豆ダイエットデータねつ造問題」がニュースでとりあげられていますよね。

そのまんま東にはビックリですよね。
以前から政治家への転身は噂されていましたけど、ここ1,2ヶ月の間に一気に一国一城の主にまで上りつめたのですからねぇ。確かに政治家になるため家族も捨てて大学に2度も入り直して勉強もしてきたみたいだけど、芸人時代は結構な問題児でもあったんですよね。「再チャレンジ」そのものだよなぁ。

そのまんま東の勝因は何だったんでしょうねぇ?
評論家は、「そのまんまマニュフェスト」が上出来だったとか、「官僚政治批判」が強かったなんて言ってるけどそんな単純なものなのかぁ?しかも保守的風土の強い宮崎ですもんねぇ。でもひとつだけ確実に言えることは「政党離れ」は確実に進んでいるということですよね。今回の宮崎知事選は、全国の有権者に、その気になれば自分の1票で政治を変えられる、ということを証明出来たという意味でも大きいですよね。あとは東氏がそのまんまの気持ちで頑張るだけですね、議会の壁は厚いでしょうけど。

もうひとつ、「あるある大辞典納豆ダイエットデータねつ造」には笑ってしまうよなぁ。

納豆食べるだけでやせるわけないやん!(笑)僕の納豆好きの知り合いは毎日のように納豆を食べてるけど、やせるどころかますます太っていますよ。(笑)常識的に考えてもありえないですよ。

それにしてもTVの影響ってすごいですよね。「非常識」を「常識」にしてしまうんですからね。「あるある」のような多くのバラエティ情報番組って、スポンサーや製作サイドの都合のいい意図が働いていることが多いんですよね。なんでもかんでも鵜呑みにしてはいけないんですね。TVも週刊誌並の信頼度になってきたともいえるでしょう。



ホークス「ホワイトプラン」で優勝いただき!

2007-01-24 00:54:06 | 野球
もうすぐプロ野球もキャンプインですね。昨年10月の札幌でのプレーオフがまだ昨日のことのように思い出されます。昨年の無念を晴らしたいのはホークス選手はもちろん、我々ファンも、それに王さんも同様でしょう。

戦力補強はうまくいったといえるのかなぁ?
主な新入団選手は、小久保、多村、ガトームソン、大隣、高谷といったところで、退団選手が、ズレータ、寺原、大道・・・ということです。確かに表立った選手をみる限りではいい補強は出来たようにはみえます。評論家の多くも余りある補強で戦力大幅アップで独走シーズン1位間違いなし、なんてこと言ってるみたいだけど・・・

だけど錯覚してはいけませんよ。打線はクリーンアップは確かに固まったといえるけど、故障がちな3人ともシーズンフル出場は困難でしょう。先発投手陣も候補を絞りきれないほど豊富になったともいえますが、左の中継ぎ投手に死角がありそうです。三瀬、篠原の復活に期待したいけど全盛時のような活躍は無理でしょう。新人の森福も評価は高いみたいだけど未知数ですよね。

ホークスって以前から言われていたんだけど、レギュラーと控え選手のレベル差が激しいんです。なので主力の戦線離脱がそのままチームの浮沈を左右することが多いですよね。それから、やはり助っ人の活躍ということも不可欠ですよね。ガトームソンはそれなりに期待できそうだけど、アダムにブキャナン、ニコースキー・・・なんだか怪しげだなぁ(笑)球団はもうこれ以上の補強をしないみたいなことを言っているみたいだけど、僕はソフトバンクのことだから、あと1人必ず戦力として計算できる助っ人の獲得はあると思いますよ。いよいよ苦しいときは最終秘密兵器の「ホワイト」の起用も考えないとね。(笑)

ここ最近のパリーグの優勝チームのメンバーをみると、どのチームも若い戦力の台頭が必ずありますよね。ロッテだと、西岡、今江、久保、日本ハムには森本、ダルビッシュ、八木とか・・・今季のソフトバンクもぜひ若手選手1人でもいいんで出てきてほしいですよねぇ。今季の補強は将来のための補強ではありませんよね。今季優勝するための補強にすぎません。この先10年は安泰といわれるような若手の活躍に期待したいです。

熱い男・松山千春に感激!

2007-01-19 02:25:55 | Weblog
今日はちょっといい話を・・・
財政再建団体となる北海道夕張市を歌手の松山千春が訪問したそうです。同じく北海道の足寄町出身の千春氏にとっても他人事ではないということで、同市に100万円の寄付をしたほか、商店街でも電化製品やCDなどまとめ買いするなどの大散財だったそうです。しかも、その購入した品物の一部を老人ホームにアポなし訪問をし寄付したとか・・・さらに春には同市で無料コンサートを開催する約束までし、夕張をもり立てていくそうです。

「夕張のために何かをしたい、でも何をしたらいいかわからない。みんなそう思っているはず」ということが今回の訪問のきっかけだったみたいですね。最盛期には10万人以上のあった夕張の人口は現在では1万人強と激減しているそうです。「商店街も開いている店が少なくて、お金を使うのも大変だった」と改めて夕張の現実に直面した様子だったそうです。

それにしても、さすが千春サマですよね。言うこともデカイが、やることもデカイ!たしか、彼が訪問する以前に自民党の一部議員連中が視察のようなことをしてましたよね。これが、ホントに形式だけの「パフォーマンス」といわれても仕方ないようなものだっただけに、今回の千春氏の行動がより際だちますよね。市町村に寄付なんてことをする著名人は数多く見かけますが、実際に買い物までして地元に「お金を落とす」なんてことは珍しいし、なんだかほほえましいですねぇ。千春氏の人柄もよく出ていますよね。

その時代、時代に社会問題ってありますよね。でもここ最近の問題って一筋縄ではいかないものが多いようにも思えます。本来それを解決するのは政治家だと思うんですが・・・まあ、彼らといえば見ての通りです。それよりも、千春氏のようなカリスマ性のある著名人やイチロー、中田というようなスポーツ選手が先頭に立って行動を起こしてくれたときの影響力の方が測りしれないものだと思うんですよね。少なくとも自分も何かしなければと気づかせてくれるはずです。もっと、もっとがんばってほしいですね。




博士の愛した数式(2006)

2007-01-15 01:22:44 | 映画
博 士:「君の靴のサイズはいくつかね?」
家政婦:「24です。」
博 士:「ほほ、実に潔い数字だ。4の階乗だ。」
・・・・なんていうような会話がいっぱいの「博士の愛した数式」は、交通事故による脳の損傷で80分しか記憶がもたない数学博士(寺尾聡)と家政婦(深津絵里)とその息子のふれあいを描いた作品です。

率直な感想、原作本と異なる箇所があるという批判的な意見もあるようですけど、個人的には文句なしに素晴らしい出来だと思いますよ。人間の結びつきを数学で表現するという今まで全く考えもしないような世界観は新鮮です。地味ながらも完成度は高く、不思議とさわやかになれる作品です。自然や季節の移り変わりもよく撮れていますよねぇ。最近、邦画人気が復活してきたというようなことを新聞で読んだけど、この作品を観るかぎり納得できますね。あ~、映画館で観るべきだったなぁ・・・

自分自身、数学って結構好きな方だったけど、この映画のような教えられ方をしたらもっと好きになってたかも・・・家政婦の幼い息子(ルート君)が博士から数学のおもしろさを学び、大人になって教師となったその息子が授業で生徒にさらに数学に興味を持たせるなんて理想的な教育のあり方ですよね。しかも、授業が終わった後に、生徒が先生に対し「(おもしろい授業を)ありがとうございました!」なんて言うんですよ。ありえないことですけど、すごいですよねぇ。やはり尊敬できる教師や恩師に巡り会うということは素晴らしいことですよね。

やっぱり深津絵里だよなぁ。(笑)こういう芯の強い女性を演じればピカいちですね。この作品の中では10歳くらいの子供の母親役なんですが・・・いつのまにかそんな年齢になってたんですねぇ。家政婦役なので当然、家事や料理をするシーンがあるのですがこれを観れただけでもシアワセです。(笑)たしか、私生活では家事や料理をほとんどしないようなことを言っていたっけ?でもいいんです!女優だから!女優はそんなことしてはいけません!(笑)これからももっと幅広い役柄を期待してます。



復活の日(1980)

2007-01-10 02:25:27 | 映画
昨年末、ようやく待望のDVDプレーヤー買いました。(苦笑)
DVDが一般的になって、古い映画もかなり再発されているみたいで、この「復活の日」という作品も観たかったんですよね。

「復活の日」は小松左京原作(最近「日本沈没」もリメイクされてました。)で、監督が意外にも深作欣二という角川作品です。

ストーリーは・・・全人類を短期間に滅亡させるという細菌兵器を盗んだドイツのスパイが飛行機での逃亡中に事故に遭い細菌が世界中に蔓延し、1年とたたないうちに世界は全滅します。ただ、この細菌は極寒の南極でのみその感染力がなくなるということで南極基地に従事する各国の観測隊員である男性855名、女性8名!のみが生き残ることになるんですが・・・

もし人類が滅びるとするなら、核兵器かウイルスですよね。映画後半ではさらに核兵器による「人類2度目の滅亡」という事態に陥いる結果となるわけですが、この作品は人類の進歩がもたらした弊害なんていうものもよく表現していますねぇ。

だけど、男855人に対し女たったの8人ですよ!南極に生き残った人間達は人類を絶やさないために、女性8名に対し不特定多数の男性との性交渉を義務付けます。この作品の時代設定が1982年頃なのですが、もし現在だったらどうなんだろう?いくら人類存続のためとはいえ、「不特定多数」なんて許されないでしょうね。女性人権保護団体からの反発はすごいでしょう。あっ、こんなときこそ、今問題になっている「クローン人間」かな?(冗談、笑)

主演は草刈正雄です。草刈正雄って、ルックスの方どうしても先行しがちですが、演技もかなりいいですねぇ。この作品は邦画でありながらもどちらかというと英語での会話の方が多かったんですが、草刈正雄の発音はなかなかです。彼は結構角川作品には出演していますよね。最近あまり見かけないのが惜しいですけど。

ラストシーンで、草刈がアメリカ・ワシントンから南極に最後に残された10数人の村に戻るために歩いて旅を続ける場面は印象的です。ワシントンから南極まで4年がかりで戻るんですよ!ちょっと笑えるけどすごいことですよね。
日本でもこんなにいいパニック作品が創れるんですね。「復活の日」、ホントにおもしろかった!超お勧め映画です。





本陣殺人事件(1975)

2007-01-04 02:34:11 | 映画
今年もはじまりました。暖かい正月でしたね。
また例年通り正月番組はつまらないだろうという予感があったので、大量にビデオ、DVDをレンタルしちゃいました。(でも元日に復活した「お笑いウルトラクイズ」はおもしろかったです!)それで今、観ているところなんですが、今年最初に観た作品は「本陣殺人事件」という金田一耕助モノです。

ストーリーを簡単に説明すると・・・なかなか結婚に踏み切れなかった由緒正しい旧家の当主が周囲の反対を押し切って元小作人だった家の娘を嫁にするものの、婚礼前夜に娘に「過去」があることを告白されることをきっかけとして事件は起こるんです。

金田一シリーズって、ワンパターンといえばそれまでですけど・・・でもいいんです!この「本陣殺人事件」も、時代は戦前戦後の混乱期、設定は昔ながらの偏見のある旧家での殺人事件という典型的なモノです。個人的には、「本陣」は横溝作品の中でも1,2の出来のような気がします。日本刀のトリックはちょっと出来過ぎのようにも思えるけど、プライド高い犯人の価値観はよく理解出来ますねぇ。今でこそ時代遅れの価値観かもしれないけど、当時としては結婚相手の過去を許せないような男って多かったんでしょうね。

気になる金田一役はなんと中尾彬なんです。(若い!当たり前か)しかもジーンズにサングラスという従来の金田一とはかけ離れたキャラクターなんです。おまけに人間味あふれるようなところがないんです・・・この点がちょっと後に製作された金田一作品と異なるところですかね。犯人捜しの部分もかなり不十分でもあり、おどろおどろしさも全くなかったですね。なんだか淡々と進んでいくばかりの作品になっていて、ヤマ場なんてものがなかったです。でも案外、これが狙いだったのかも・・・個性のない金田一もそれはそれでありなのかもね。

それにしても金田一作品の人気って衰えないですよね。今、映画「犬神家」がリメイクされているし、今週末にはスマップ稲垣・金田一で「悪魔が来たりて笛を吹く」が放送されるみたいですね。楽しみです。