ひと言だけ・・・福岡ソフトバンクホークス応援ブログ

野球、音楽、映画のことなど一言よかですか?ホークスファンの、ホークスファンによる、ホークスファンのためのブログ

駅路(フジTV)

2009-04-12 23:35:33 | テレビ
松本清張生誕百年となる今年は、各TV局が清張作品を次々とドラマ化してるよな。先日は田村正和と沢口靖子で「疑惑」やってたし、今度「ゼロの焦点」もあるらしいね。そして今回、深津絵里がヒロイン役で出演する個人的にも一番期待していた「駅路」なんだけど、昨日観たよ、観たよ!良かったあーー!

「駅路」・・・確か一度読んだことあるんだけど、思い出せないなあ。印象もあまり残ってない地味な作品だ。深津ちゃん演じた「慶子」って役、原作には出ていたっけ?そうかそうか、清張作品の中で唯一、向田邦子が脚本を手掛けたのがこの「駅路」なのか。完全に向田カラーが強く出た人間ドラマになってたよな。そういえば深津ちゃん、「阿修羅のごとく」にも出ていたし、なんとなくこの「駅路」とテーマは似てたなあ。

派手な演出、トリック、謎解きなどもなく淡々と物語は進んでいくんだけど全然退屈しなかったなあ。まあ深津サマが出てたこともあるだろうけど。(相変わらずお美しい!)主役の刑事役の役所広司も良かったなあ。ドラマの後半で人生をしみじみ語るシーンには感動したよ。ハマリ役だった。

このドラマのテーマ「人生のターニングポイント」つまりそれがタイトルの「駅路」。男は「定年」、女は「結婚」という人生における重い決断を迫られるんだけど、結局、慶子は親娘ほど歳の離れた結婚を人生の駅路で見つめ直す。まあ世間的にも現実的なのは女の方で、男は単純なロマンティストなんて言うしな。う~ん、やはり女性ならではの視点に立った向田邦子らしい深い余韻が残る結末だったねぇ。

「親は絶えず子の犠牲になり、それは永遠に続く・・・」みたいな印象的なセリフがあったけど、つくづくそう思うよなあ。(苦笑)親の子に対する愛は「無償の愛」だ。ホント幾つになっても親は親、子は子。情けないけど自分もまだまだ親の世話になることあるんだろうな。その借りは子供に返すのが最高の親孝行なんだろうかなあ・・・まだまだ人生の駅路に迷う自分は未熟者だ。

おにぎりあたためますか

2009-03-15 01:19:34 | テレビ
いやあ、最近ホントこれというTV番組ないよな。ニュースや討論番組ばかりみているような・・・野球でも始まればそうでもないんだろうけどね。そんな中、地元KBCで月~金のお昼前に「おにぎりあたためますか」というなぜか北海道HTB制作のグルメバラエティ番組が放送されている。北海道の大スター・大泉洋、戸次重幸、佐藤麻美アナの通称「豚一家」3人が全国の名店で食って食って食いまくるというだけの番組なんだけど、完全にハマッてしまったなぁ。たまたま仕事サボったときにみたのがキッカケだったんだけど。放送時間帯が時間帯だけに毎日録画してるんだけど、毎晩、布団の中からニヤニヤしながらみるのがもう日課になってしまったな。(笑)

それにしてもKBCはどうしようもないよな・・・KBCのこの時間帯って、「あかんたれ」と「ぬかるみの女」といった花登作品をこれでもかというほど再放送を重ねていたんだけど、ついには北海道発のバラエティを再放送するとはね。まあKBCといえば相も変わらず懲りないローカルタレントたちが局を完全に私物化してしまってマンネリも甚だしいもんな。そんな折でのこの「おにぎり」の放送って、かえって良かったかもね。

「おにぎりあたためますか」、特に企画がどうってこともないと思うんだけど、やはりタレントの魅力が大きいのかなぁ?

大泉洋とは何者?顔と名前くらいは知ってたんだけど、もともとは北海道のローカルタレントなのか。なるほど、この番組をみる限り、そりゃ全国区の人気になるのはうなずけるよな。相棒のミスター残念・シゲも人気出そうだ。でも自分のこの番組に対する思い入れは彼らではなく、HTBの佐藤麻美アナなんだよなぁ。(笑)

佐藤アナ、マイ箸を持参するほどのこだわり。とにかくよく食べる、食べる!と同時によく笑う。笑うともう止まらない。あまり笑いがすぎるとイヤミに感じることもあるけど、佐藤アナの大笑いって、今のこの大不況を忘れさせて場を和ませるような雰囲気があるんだよなぁ。美人ではあるけど、飛び抜けてというほどでもない。やはり女性は愛嬌・・・かも。これからも麻美アナの大食いに大笑いを期待している!










フジ「悪魔の手毬唄」

2009-01-06 23:41:36 | テレビ
正月休みも一段落。それにしても毎年のことだけど、年末年始のTV番組のヒドかったこと。バラエティにしろドラマにしろ無駄に時間ばかりダラダラと長いばかりで内容が伴わない。もうちょっと考えてほしいよ。もう正月はスポーツ中継だけでもいいよ!(怒)

まあ、そんな中でも少々期待してたのが新春恒例の吾郎ちゃん・金田一シリーズ、「悪魔の手毬唄」。
「悪魔の手毬唄」、金田一シリーズの中でも「本陣殺人事件」とともに最も好きな作品でもある。市川版での映画に、古谷一行のTVシリーズともかなりいい出来だったよなぁ。自分もそうだけど、以前からの金田一ファンは、戦後の混乱期の薄暗さとか因習や伝説の残る田舎のおどろおどろしさを求める傾向が強いもんね。最近の金田一作品には、そのようなパワーは感じられないから失望したって感想ばかりだもんなぁ。ただ、今回のドラマはまあまあ雰囲気は出ていたんじゃなかったかな。かなり市川作品を意識したような映像だったよな。昔からの金田一ファンの声を重く受け止めた結果かなぁ。

ただ、キャストがなぁ・・・映画の岸恵子や若山富三郎と比較するのは無理があるかもしれないけど、かたせ梨乃に塩見三省おまけに山田優では役不足もいいとこ。大根揃いだ。「グラマーガール」は山田優じゃなくてかたせ梨乃の方だろ。(笑)稲垣からも相変わらず金田一の人間臭さは感じられないよな。金田一作品は犯人に同情、共感出来るってとこが特徴なんだけど、今回の犯人の動機はちょっと?だったな。

それから、この作品の最大の見せ場、ラストシーンで金田一と旧友である刑事の別れの場面。犯人の女性に好意を抱いていた刑事に対し金田一が「好きだったたんですね?」と問いかけるこのシーン、金田一ファンの間では語り草になっているほど重要な場面なんだけど、今回はあまりにも軽すぎたよな。重苦しい事件の後でホッとさせられるラストだけに残念だったな。まあ、でも今回は及第点だ。来年は「獄門島」あたりかな?


NHK「フルスイング」

2008-12-27 00:26:21 | テレビ
今年の春先に放送されたNHKドラマ「フルスイング」の再放送!よかったぁ!う~ん、「クライマーズハイ」も良かったけど、NHKのドラマってどうしてこんなにもハズレがないのかなぁ。

元プロ野球の名コーチ・高畠導宏が58歳にして、新たに教育という第2のグラウンドで指導者としての道に進む・・・

このドラマ、もちろん脚色もされているんだろうけど、ほとんどドキュメンタリーなんだろうな。高畠さんが福岡に来られて筑紫台高校で教鞭につかれたことは地元の新聞やTVなんかでもかなり話題になっていたので気にはなっていた。もちろんコーチ時代も知っている。ホークスが福岡にフランチャイズ移転したホント弱かった当時のコーチだったよな。なにかと福岡とも縁のある人だったんだよな。

南海ホークスでの現役時代をほとんどケガで棒に振り、当時の野村監督の推薦でコーチに抜擢され、指導者として才能を開花されるんだけど、ノムさんの指導方針が「欠点を直す」というスタンスに対し、高畠さんは「長所を伸ばす」という正反対のものだったらしい。「大丈夫!それでいい!」が口癖だったということからもよく分かる。

なるほどね。指導者にもいろいろなタイプがあるものだけど、精神的にもろい自分なんかは高畠さんタイプの人にしか着いていけないだろうな。ほめられ、おだてられ、自信をつけさせてくれるような指導者が合っているような・・・まあ、人それぞれなんだろうけど、教え子の性格を理解できるのも良い指導者の条件だろう。

日教組、成績公表・・・最近の教育問題も深刻だよな。ただこのドラマを見る限り、そんなのちっぽけな問題だよ。やはり、最終的に教育って、情熱、愛情、厳しさなど兼ね揃えた教師の資質に懸かっているんだ。それは教育現場だけのことじゃない。「王さんの下でいっしょにプレー出来たことは幸せだった」とホークスの選手のみならず、WBCでのイチローでさえもそうコメントしてる。こんな自分でさえも小学生の頃だったけど、慕っていた先生に憧れて教師になりたいな、なんてことも思っていたしな。(苦笑)

ホントに高畠先生に巡り会えた筑紫台の生徒のみなさんは幸せだっただろうし、人生の大きな財産になっただろうな。卒業式での「氣力とは、あきらめないこと」というはなむけの言葉はシンプルだけど夢を持ち続けることの大切さが強く伝わったよな。そういえば、元ホークス選手の大越基さんも引退後は教師の道に進まれたんじゃなかったっけ?「フルスイング」ならぬ「ガッツプレー」で頑張っているのかなぁ。



深津絶叫!「CHANGE」

2008-05-16 00:39:06 | テレビ
深津絵里出演ドラマ「CHANGE」が始まった。
新人代議士キムタクの秘書役の深津っあん。今回の役どころ、成功のためには手段を選ばないイヤな女だけど、さすがいい雰囲気出してたなぁ。実際いるよ、このタイプのやり手秘書って。(笑)

このドラマ、欲や名誉に溺れた政界をひとりの純朴な青年によって変革をもたらす(CHANGE)という現実離れしたストーリーなのかな?政治の世界に無関心なキムタクがイヤイヤながらもこの道に進むまでの過程や動機がイマイチ分からないし描かれてなかったよなぁ。このドラマ観るまでもなくホント政治って、嫌な世界だよな。亡くなった親の喪が明ける前から地盤を守るために選挙活動、選挙相手に対する誹謗中傷・・・キムタクよ、このドラマを通じて政治に対する国民の意識をCHANGEしてくれ!

それにしてもキムタクの選挙区が福岡12区というのも笑えるな。確か福岡は11区までしかなかったのでは?地元福岡の後援会では博多弁が飛び交う中、キムタクは二言三言、母親と博多弁で会話してたな。今後も方言に注目だ。ただロケ地は福岡じゃないみたい。ワンカットだけ地元の西鉄バスらしき乗り物が映ったけど・・・

今後の勝手な予想だけど、キムタク議員は政治家としての立場に縛られながらも、その志を貫く総理になるんだろう。それに深津っあんをはじめとする周りを取り巻く人間も惹きつけられていくんだろう。そしてラストは、やはり自分に政治家は向かないとして、また長野の小学校にカムバックするとみた。ちょっと当たり前すぎですか!?(笑)

まあ、キムタクはどうでもいいんだ。深津サマさえ拝めれば。実生活では今秋にも結婚みたいだって。もうそろそろいい歳だしね、そうなるといいですね。久々の連ドラ、今回は期待できそう。いやあ、だけど深津っあんのテニスルック良かったぁ~!こりゃ、永久保存版だな。見逃した深津ファンはぜひ再放送で!





気になるなぁ~

2008-04-18 01:13:39 | テレビ
おおっ、久しぶりに深津絵里出演のドラマが始まる~(わ~い、わ~い)!
来月から放送予定の月9「CHANGE」で主演の総理大臣役のキムタクの秘書という役柄だって。どんなドラマなんだろうな?キムタクもついに総理かい。最近の安倍、福田といったホントの総理同様、空気読めないような総理大臣なのかなぁ?(笑)そんなことどうでもいいか、深津サマさえ観られるなら。

深津っあんも最近いい作品に恵まれてないもんなぁ・・・2,3年前の「スローダンス」はつまんなかったし、「西遊記」の三蔵法師役もねぇ(最初観たときは一休さんかと思ったよ。笑)・・・・「悟空、なりませぬ」じゃイメージ崩れるよ。やはり恋愛モノを期待したいんだけど、今回もちょっと違うんだろうな。でもまあ、久々のドラマ、期待している。

最近、ちょっと気になっているTV番組があるんだよなぁ。KBC(キー局はTV朝日)の朝の情報番組「アサデス」のあとに「サワダデス」って10分ちょっとの放送なのかな?新聞のTV欄にポツンと載っているんで・・・さっきKBCのHPをみるとあの伝説のDJ沢田幸二アナの番組じゃないですか!

沢田アナといえば、僕らの学生時代のカリスマ的DJだ。
沢田アナが担当していた「パオーン、僕らラジオ異性人」は福岡の当時の中高生の象徴的深夜番組。福岡県内の学校紹介とか、深夜帯なので当然「下ネタ」あり、それから洋楽へのこだわりもかなりあったなぁ。洋楽好きになったきっかけをつくったのも沢田アナからの影響大だ。今でも「パオーン」はお昼に時間を変えて復活しているみたい。当然、内容は変わっているだろうけどね。

「サワダデス」は朝の11時前くらいからの放送なんでなかなか観ることできないなぁ。あっ、今度の連休あたりは観れるかも・・・ちなみに「サワダデス」のあとは、また「ぬかるみの女」の再放送やってるよ。(苦笑)






TVCM 「ANAヒコーキ」

2008-03-10 00:42:55 | テレビ
僕はケイタイの着メロって1度も設定したことないんだけど(人ごみなんかで鳴ったらドキッとするような気の小さい男なんですわ)、元上司だった先輩は毎月のように曲を変更してたなぁ、おまけに大音量ときていた。このヒトの趣味ってのがまた理解に苦しむほど広範囲。ひろみGOや山口百恵は年代的に納得できるけど、一時、「アンパンマン」や「笑点」のテーマもあったな。そうかと思えば「ボヘミアンラプソティ」や「スターティングオバー」にはハッとさせられた。でもまさか「Fly Me to the Moon」を選曲するとはねぇ。ちょっと見直した憶えが・・・

ちょうど今、ANAのCMでこの曲、BGMで流れていますね。
JAZZクラブの空間を飛行機が飛んでいくってCM。すごくいい雰囲気が出てるよなぁ。でもそれ以上にこの曲がイイねぇ。このCMでは誰が歌っているか分からないけど。

なかなかジャズを聴く機会なんかないんだけど、スタンダートナンバーであるこの曲は最も好きな1曲だ。この曲をカバーしたアーティストは数知れず。特に有名なのはやはりF・シナトラかな。ほかにもA・ジルベルトにE・フィッツジェラルド・・・個人的に一番のお勧めはアニタ・オディ!これベスト間違いなし!

歌詞もまた可愛いんだよなぁ。

♪私を月に連れてって 木星や火星ってどんなとこ?
  あなたはわたしにとってなにものにもかえられない
  つまり 言い換えると愛してるってこと

な~んて歌詞だったんじゃなかったっけ。(ちょっと柄でもないなぁ。笑)




点と線

2007-11-27 02:55:02 | テレビ
「悪い奴ほどよく眠る」って格言めいたものがあるけど、十代の頃、この言葉の意味するところを「ふてぶてしい人間のたとえ」だと思っていた・・・(恥)一番悪い人間ほどいつまでも平穏にのさぼり続ける社会を描いた松本清張の代表作「点と線」が土日の2夜連続でドラマ化されてましたね。観ましたぁ?

福岡市香椎海岸で心中と思われる男女の死体が発見される。
男は建設官僚、女は料亭の仲居。2人は1週間前、東京駅15番ホームで博多行きの「あさかぜ」に乗り込むところを目撃されていることもあり情死事件として処理されようとするが、事件に疑問を持つ福岡のベテラン刑事と警視庁の若手刑事が追求し、やがて1人の容疑者にたどり着くも彼には完璧なアリバイがあった・・・

いやぁ~、それほど期待してなかったんだけど、かなり良かったなぁ!
この作品、映画(1958年度)で一度観たことあったんだけど、あまりにも古すぎたし、登場人物のキャラがうまく表現されてないような出来だったので今回のテレ朝製作のドラマは際立っていたように感じる。昭和30年代の生活の風景や街並みも結構雰囲気出てたなぁ。欲をいえばもっと暗い感じが出るフィルムで撮ってほしかったなぁ・・・

役者陣も脇役にいたるまで豪華なキャスト。
夏川結衣の演技を初めて観たけどイイですね。(笑)ずごい美人だ。もっと注目を浴びてもいいと思うけど・・・高橋克典って、今まで、安っぽいホスト風のあんちゃんってイメージがあったんだけど、今回ちょっと見直したなぁ。

そして、主役のビートたけし。
役者としてのたけしは、それほどいいと思ったことなかったんだけど(ドタバタコントやってる時が一番!)、今回の鳥飼刑事役は良かったなぁ。ただ博多弁はさすがにぎこちなかった。(苦笑)関西弁や東北弁に比べて、博多弁ってごまかしがきかない方言だからなぁ。

もし今、若い人がこの作品を読んだとしても、「大したことないなぁ・・・」というのが正直な感想だろうと思う。自分もそうだった。時刻表や乗り物によるトリックなんかは今としては稚拙なもの。ただこの原作が世に出た50年前くらいは斬新なものだったんだろうな。人間社会の深層心理を追求する清張の永遠のテーマは現在でも通じるものがあるし、それがいまだに支持されてる理由かなぁ。次回は「ゼロの焦点」でもやってくれないかなぁ・・・



TVCM 「C1000ビタミンレモン」

2007-10-29 02:35:02 | テレビ
「私には1000のCがついている」

若い女の子が電車と一緒になって走っている後ろを追いかける黄色の大集団
駅に到着して憧れの駅員に勇気を出して愛の告白
「すきです・・・」(黄色い大集団の拍手喝采!)

最近ひんぱんに見かけるこのCM。「C1000ビタミンレモン」という飲料水。
演じている女優は榮倉奈々というモデル出身の将来有望な若手女優らしい。知らんなぁ・・・まさか愛称は「エイちゃん」なんていうのかなぁ?(笑)まあ、もっともこの年代の女優で知っているのは長澤まさみくらい。今、話題の悪態エリカ様もまだ顔と名前が一致しないもんなぁ(苦笑)

この榮倉奈々って女優、特別いいなんて思わないけど、このCMでの演技は絶品だなぁ。「すきです・・・」って、少しなまり気味なのもいいし、そして何よりもアノ表情が最高!かなり笑えるよなぁ。

でもこんな1000人も応援団がいる方がかえって「告白」しにくいのでは?(笑)







「めぞん一刻」懐かしかぁ~

2007-05-14 00:00:03 | テレビ
♪手のひらのそよ風が ひかりの中きらきら踊り出す
 おろしたての笑顔で 知らないひとにも「おはよう」って言えたの・・・

斉藤由貴のオープニングテーマ曲がなつかしい「めぞん一刻」が実写版でドラマ化されましたね。高橋留美子の原作本がアニメ化されたのはもう20年前くらいかぁ。よく観てたなぁ。

「めぞん一刻」は古びたアパート・一刻館を舞台にアパート管理人の音無響子とその住人である学生の五代裕作との恋愛をひと癖あるアパートの他の住人との交流をからめたコメディです。

原作やアニメの出来が素晴らしいので、実写ドラマ化は難しいように思えます。
一度映画化されているんですけど、肝心の音無響子役がなんとあの石原真理子だったんですよねぇ・・・勘弁してよ、イメージ崩れるよ。結局この映画観なかったもんなぁ。そして今回のTV版は伊東美咲です。ハッキリいって伊東美咲もちょっとミスキャストだよなぁ。じゃあ、誰が適任かというと・・・出てこないなぁ。(苦笑)やはり音無響子は原作アニメの中の音無響子(声優はもちろん島本須美!)しかないですバイ!実写化自体に無理があるんです。でもまあ、よしとしておこう。

時代設定が昭和50年代ということで、パソコンやケイタイなど影も形もないひと昔前の恋愛ドラマなんですが、そのことが逆に新鮮で当時がうらやましくもありますねぇ。今回のドラマの中ではファッション、街並、音楽とか当時の雰囲気をよく出していたように思います。やはり管理人さんはピヨピヨひよこのエプロン姿が一番だよなぁ。(笑)

脇役のキャラもまた濃いんですよねぇ。(笑)アパートの住人はもちろんだけど、他にも五代の恋敵のテニスコーチの三鷹さん。完全無欠のイケ面なんだけど、結構いいところもあるんですよね。それから、ゆかりばあちゃん!このキャラは強烈だもんなぁ。(笑)五代の祖母なんだけど、後々、響子と五代の縁を取り持つような役目を果たすんじゃなかったけ?「がばいばあちゃん」も真っ青なくらい厳しくも愛情あふれるばあちゃんだ。

おそらくこのドラマを知っている年代って30代がほとんどでしょうが、若い年代にも絶対受けると思いますよ。貧乏で三流大卒のイケてない男が最終的にマドンナを射止めるサクセスストーリー!?に拍手しないヒトはいないはず。たまにホロっとさせるところもまた良し。

今回のドラマは、既に子持ちとなった五代が過去を振り返る形でドラマが構成されていたので、また続編が出来るんでしょうね。楽しみです!