松本清張生誕百年となる今年は、各TV局が清張作品を次々とドラマ化してるよな。先日は田村正和と沢口靖子で「疑惑」やってたし、今度「ゼロの焦点」もあるらしいね。そして今回、深津絵里がヒロイン役で出演する個人的にも一番期待していた「駅路」なんだけど、昨日観たよ、観たよ!良かったあーー!
「駅路」・・・確か一度読んだことあるんだけど、思い出せないなあ。印象もあまり残ってない地味な作品だ。深津ちゃん演じた「慶子」って役、原作には出ていたっけ?そうかそうか、清張作品の中で唯一、向田邦子が脚本を手掛けたのがこの「駅路」なのか。完全に向田カラーが強く出た人間ドラマになってたよな。そういえば深津ちゃん、「阿修羅のごとく」にも出ていたし、なんとなくこの「駅路」とテーマは似てたなあ。
派手な演出、トリック、謎解きなどもなく淡々と物語は進んでいくんだけど全然退屈しなかったなあ。まあ深津サマが出てたこともあるだろうけど。(相変わらずお美しい!)主役の刑事役の役所広司も良かったなあ。ドラマの後半で人生をしみじみ語るシーンには感動したよ。ハマリ役だった。
このドラマのテーマ「人生のターニングポイント」つまりそれがタイトルの「駅路」。男は「定年」、女は「結婚」という人生における重い決断を迫られるんだけど、結局、慶子は親娘ほど歳の離れた結婚を人生の駅路で見つめ直す。まあ世間的にも現実的なのは女の方で、男は単純なロマンティストなんて言うしな。う~ん、やはり女性ならではの視点に立った向田邦子らしい深い余韻が残る結末だったねぇ。
「親は絶えず子の犠牲になり、それは永遠に続く・・・」みたいな印象的なセリフがあったけど、つくづくそう思うよなあ。(苦笑)親の子に対する愛は「無償の愛」だ。ホント幾つになっても親は親、子は子。情けないけど自分もまだまだ親の世話になることあるんだろうな。その借りは子供に返すのが最高の親孝行なんだろうかなあ・・・まだまだ人生の駅路に迷う自分は未熟者だ。
「駅路」・・・確か一度読んだことあるんだけど、思い出せないなあ。印象もあまり残ってない地味な作品だ。深津ちゃん演じた「慶子」って役、原作には出ていたっけ?そうかそうか、清張作品の中で唯一、向田邦子が脚本を手掛けたのがこの「駅路」なのか。完全に向田カラーが強く出た人間ドラマになってたよな。そういえば深津ちゃん、「阿修羅のごとく」にも出ていたし、なんとなくこの「駅路」とテーマは似てたなあ。
派手な演出、トリック、謎解きなどもなく淡々と物語は進んでいくんだけど全然退屈しなかったなあ。まあ深津サマが出てたこともあるだろうけど。(相変わらずお美しい!)主役の刑事役の役所広司も良かったなあ。ドラマの後半で人生をしみじみ語るシーンには感動したよ。ハマリ役だった。
このドラマのテーマ「人生のターニングポイント」つまりそれがタイトルの「駅路」。男は「定年」、女は「結婚」という人生における重い決断を迫られるんだけど、結局、慶子は親娘ほど歳の離れた結婚を人生の駅路で見つめ直す。まあ世間的にも現実的なのは女の方で、男は単純なロマンティストなんて言うしな。う~ん、やはり女性ならではの視点に立った向田邦子らしい深い余韻が残る結末だったねぇ。
「親は絶えず子の犠牲になり、それは永遠に続く・・・」みたいな印象的なセリフがあったけど、つくづくそう思うよなあ。(苦笑)親の子に対する愛は「無償の愛」だ。ホント幾つになっても親は親、子は子。情けないけど自分もまだまだ親の世話になることあるんだろうな。その借りは子供に返すのが最高の親孝行なんだろうかなあ・・・まだまだ人生の駅路に迷う自分は未熟者だ。