ひと言だけ・・・福岡ソフトバンクホークス応援ブログ

野球、音楽、映画のことなど一言よかですか?ホークスファンの、ホークスファンによる、ホークスファンのためのブログ

神様の落とし物は、SO HEAVY!

2009-02-28 23:41:50 | Weblog
今年のアカデミー賞(インチキ日本アカデミー賞じゃないよ、ホンモノの)で日本発の「つみきのいえ」と「おくりびと」がW受賞だって!

ここ数年、日本のアニメーションは世界的にも高い評価を得て、国際レベルでの賞獲得もそれほど珍しいことではなくなってきているみたいだけど、今回の加藤久仁生監督の「つみきのいえ」は明らかに今まで作品と表現方法は違うよな。

「サンキュ、マイ・ペンシル」ってコメントしてた通り、鉛筆で描くことで陰影が強調されてリアルさや暖かみが生まれるんだろうな。日本人による作品とは思えないほど無国籍な雰囲気やセリフのない演出も新鮮だよなぁ。「ポスト宮崎駿」は弱冠31歳だって!若くしてこんな最高峰の賞を獲得したはいいけれど、プレッシャーも相当なもんだろうな。今後も注目!

「おくりびと」、誰がこの作品がこれほど評価されると予想してただろう?この作品、昨年亡くなった峰岸徹さんの遺作となったこと以外、当初それほど話題にもなってなかったよな。まだ観たわけではないけど、「死をどうとらえるか?」ではなく「どう生きるか?」がテーマみたい。納棺師という特殊な職業が話題になっているみたいだけど、職に対する誇りと万国共通のテーマでもある「生き方」を問うている点が世界に受け入れられた結果かも。とにかく早く観たいなぁ。

主演の本木雅弘、実は自分の学生時代からのファッションリーダー。でもシブがき隊のファンだったわけじゃない。(笑)ジャニーズ出身だけどモッ君は他のアイドルとは一線を画して毛並みも違っていたよな。なんていうか、自分のスタイルを持っていたというのか・・・それがファッションによく現れていた。他のアイドルが衣装を「着せられている」と見受けたのに対し、モッ君は衣装を「選んでいた」みたいな感じがあったもんな。そんなこだわりのようなものが俳優としての仕事にも繋がっているように思える。アメリカ進出も言葉の問題さえクリア出来ればイケるかもね。

滝田洋二郎監督、ポルノ出身の苦労人らしいが、ポルノ出身で成功している映画監督は多数いる。周防正行、崔洋一、根岸吉太郎・・・大体、ポルノ、ポルノってバカにするな!ただのスケベ作品かと思ったら大間違い。予算が見込めない有望若手監督が仕方なく撮った作品には先鋭的、実験的で質の高いものも多いんだ。最近のレンタルビデオ店もロマンポルノ作品は取り扱っているみたいだけど、AV作品コーナーなんかにいっしょに陳列するな!今時のAVなんかといっしょにするな!

この日本作品のW受賞の前に、アル中・中川大臣のバチカンでの「おさわり事件」も発覚してたみたいだけど、ユーモアセンスもある滝田監督の次回作に「バチカンでバカチン行為」みたいな作品はどう?主演の大臣役に玉置浩二、その妻役に石原真理子、同行した女性新聞記者に広末涼子・・・今度はラズベリー賞頂きかもよ。

WBC侍ジャパン、プロ中のプロが決定!

2009-02-22 23:54:38 | 野球
ついに3月に開催されるWBC侍ジャパン最終メンバー28名が決定。
我がソフトバンク・ホークスからは杉内、馬原、川崎の3人が名を連ねた一方、代表選出が確実視されていた松中、和田の2名が代表漏れしてしまった・・・

そうですかぁ、個人的な予想で馬原、川崎は他選手との編成上の都合で落選し、杉内、和田、松中が残ると思っていたんだけどねぇ。まず、松中だけど・・・ねぇ、体調不良が落選の原因だとしたら、ホント情けないよな。大体、靴擦れなんかでアキレス腱痛めるなんてことあるの?ジャパンの4番候補として推薦した王会長は泣いてるかもしれんぞ。ちょっと疑問が残るのが和田の落選だよな。う~ん、内海、岩田との比較になったのかな?確かに内海、岩田とも今右肩上がりの選手だから勢いを買ったのかな。まあ、原さんの好みもあるかもね。だけど左腕は先発候補のおスギ以外は3人だけのようだけど少なくないのかなぁ・・・

原監督、重い決断だったろうな。小松、石原、亀井などサプライズ的選出は名より実をとった苦渋の選択だったと思う。これが原哲学ともいうべき、どっかのアホ総理とは正反対のブレない信念を感じるな。100%全員が納得するような選出なんてありえない。自分もこの28人が現在の最強メンバーであると信じたい。

それにしても、松中、和田はショックが隠せないみたいだなぁ。特に和田の落ち込み様は察するよなぁ。ペナントに引きずらなければいいけど・・・でもこの無念はペナントで晴らすしかないぞ。一部のスポーツ新聞で落武者なんて書かれてたけど、決して恥じることなんてない。これをバネにしてこそプロだ。

前回大会と比べ、ファンの関心は異常ともいえるほど高いよな。サッカー人気に押され気味だった野球ファンとしてはうれしい限り。ただ、ペナント開幕前にこんな大きな大会があって、ペナントの方がしらけてしまわないかと心配もしてるんですけど・・・




アル中大臣にみる今政治家がやるべきこと

2009-02-16 23:45:26 | 怒!
週のはじめ月曜日は毎朝憂鬱な気分になるんだけど、今朝起きて眠い目こすりながら観たニュース番組での自民党・中川昭一財務大臣の記者会見でのやりとりに一気に目が覚めた。そりゃそうだ、政治家しかも大臣ともあろう人間のあれほどの失態なんだから。・・・なんか子供の頃に観ていたドリフターズのコントみたいな感じで、不謹慎ではあるけど大笑いしてしまったよ。

本人は会見前の飲酒について否定しているみたいだけど、風邪薬を少々多めに飲んだくらいではあれほどの酩酊状態になることはありえないって、医療関係者はコメントしているみたい。まあ、以前から週刊誌なんかでもアル中は噂になっていたしな。今回の件、どう見たって飲んでいるよな。目はすわって完全に出来上がっているよな。何ヶ所か言い間違えがあったそうだけど、逆によくあそこまで答弁出来たもんだよな。

アル中・中川大臣、経済通で実力のあるヒトなので個人的には期待してたんだけどねぇ。辞任は避けられないだろうな。ただ、アホウ総理は「まずは風邪を治せ」って今のところおとがめなしの方向みたいだ。まあ今、大臣更迭なんてことにでもなると即総理自身に降りかかることは間違いないだろうからな。ただ世論は許さないだろうな。世論の動向を見ながらの処分なんてことしてたら支持率はもっと下がるぞ。ついには支持率5%くらいの「消費税内閣」なんてことになるかもよ。

それにしても政治のレベルが低すぎるよ。政治家になってはいけないような人間が多すぎる。今国会に政治家としての資質を備えている人間ってほんの一握りじゃないかな?最近よく耳にするようになった議員定数の大幅削減は検討から実行に移す時期じゃないかな。今やたらと公務員削減とか天下り廃止とか議論してるみたいだけど、まずは国会議員本人達がケジメをつけないと説得力はないだろう。

議員削減と同時にもうひとつ「職業政治家」の禁止なんてはどうだろう。政治家をボランティアのような存在にしては?みたいなことを爆笑問題の太田総理も言ってたような記憶があるけどね・・・個人的には、例えば、任期は10年間とか、3期限り、のような議員活動期間を縛るような規則なんてのは難しいのかなぁ?政治を職業としてとらえると、当然選挙というものがネックとなるので、国のためより自己保身に走るのも無理ないだろう。今問題の定額給付金なんて実は自民党議員の大半は反対なんだろう。ただ、これも自分自身の選挙のため生活のため嫌々ながらの賛成なんだろう。そこで、限られた政治活動期間になることで党や派閥の利害に流されない政治家本来の主義主張できる健全な環境にもなるし、やはり政治に取り組む姿勢も変わってくると思うけど・・・なぁ・・・


線引きが難しいネットでの「言葉」の使い方

2009-02-13 23:27:13 | Weblog
今、「言葉」による犯罪や事件が社会問題になっているな。ネットの掲示板とかブログなんかでの誹謗中傷はかなり以前から氾らんしてたと思うんだけど、最近、タレントなんかの有名人が被害者となるなどして一気に問題が表面化し、さらに悪質化してきているみたい。韓国では有名女優の自殺にまで発展するというほどの事件もあったらしい。そんなこんなで警視庁も悪質なケースとしての脅迫や名誉毀損と判断すれば刑事責任追及に乗り出す方向のようだ。

ネットを使い始めて7,8年、ブログを始めて4年くらいかなぁ?深津絵里主演の「ハル」って映画でやっていたパソコン交流が楽しそうで、ネット始めたんだよな。最初の頃、匿名制という気楽さもあってのことか、ネットでのマナーとかルールもよく分からないまま全くの他人様にメールを送ったりして誤解やお叱りを受けたりもしたなぁ。それ以来、徐々にネット上でのルールは理解してきたつもり。ただ、実際に人間の口から発しないネットの中での言葉というものはヒトそれぞれにとらえ方や感じ方は様々。相手を笑わそうという意図で使った言葉がその相手にとって不快感や恐怖感を与えるなんてのはよくあること。ネット上での言葉のやりとりは、中傷なのか意見主張なのかの線引きはホントに難しい。

それにしても、どうしてそんなにネット中傷に走るかなぁ?やはりネットの最大の特徴って、匿名という「仮面」をかぶり制約なしに自由な立場で本音を言える点にあるんだよな。そりゃ、そうだ。発言に対する責任なんて背負う必要はないのだから。ルールなんてないのが「ネットのルール」のようなものだったから。

ということで、今後ネット規制はさらに強化されていくのかな?社会にネットがあまりにも急に普及したためルールの方が追いついていないのが現状か。ただ、このルールってものは慎重に議論してほしいよな。民主主義の原則ある言論と表現の自由というものをよく考慮して。


ホークス、今のところ離脱者なし

2009-02-09 23:55:17 | 野球
ソフトバンク、キャンプインから1週間経過。今年はペナント開幕前にWBCが開催されるためか、各球団の情報よりも代表チームの話題優先だよな。

さて昨年はケガ人だらけだったホークス、キャンプとはいえ、ここまで大した離脱者は出てないみたい。(苦笑)とはいえ、斉藤和、新垣、大隣など恐る恐るの調整みたいだ。ケガといえば代名詞ともなっているのがホークス移籍3年目の多村。「例年に比べ痛いところはない」ってスポーツ新聞に出てたのみて笑ったよ。そういえば、この前、ビートたけしのニュースキャスターって番組で「多村仁のケガ伝説」みたいなことが笑いネタにされてたよな。今季もまた何かやらかすのかなぁ・・・

ただ多村といえど今季は選手生命の懸かったシーズンになりそうだよな。今季のホークスの外野レギュラー争いは結構し烈だな。移籍したタコ大村の枠が1つ空いたわけだけど、多村の他、出戻りの村松、ここまでまずまずの評価のアギーラ、柴原、長谷川、中西、そして今季から外野手登録となる松中もいる。松中は確定だろうが、アギーラが使えるとなるとこの中から2軍に漏れる選手も出てくるな。レベルの高い競争をしてほしいものだ。

外野にくらべ手薄なのが内野陣。小久保兄ぃ、ムネ、ポン、羞恥心・松田を脅かす若手の台頭が見られないのは厳しいな。あと1人獲得予定の助っ人はおそらくDHか守れてもファーストって選手だろうからなぁ。もしこの4人の誰か1人でも離脱するようなことにでもなると昨年同様の苦しい戦いになるよ。投手偏重の編成を繰り返す最近のドラフトを改めて疑うよな。小斉やエガちゃん、もっと頑張らないと・・・チャンスはあるぞ。

全力プレーの試合中でのケガは仕方ない。ただ練習中や不注意でやってしまうことは選手として、ホントに野球自体が好きなのかどうか疑問さえも感じる。何度も言ってることだけど現役時代は短いんだよ。とにかくケガだけは勘弁!





オリヲン座からの招待状(2007)

2009-02-04 01:07:25 | 映画
♪小倉生まれで玄海育ち・・・うちの親父、いつも「無法松の一生」を鼻歌にしてるんだよなぁ。(苦笑)「無法松の一生」とは、人力車夫の松五郎と軍人未亡人の良子の身分の釣り合わない秘めた愛情物語。その「無法松」がモチーフになった浅田次郎原作の「オリヲン座からの招待状」・・・よかったぁ!!

オリヲン座館主の松蔵(宇崎竜童)の死後、その志を引き継いで弟子だった留吉(加瀬亮)は未亡人となったトヨ(宮沢りえ)とともに貧乏や世間からのあらぬ誤解に耐えながらも映画館を守り続けるという物語。

映画化された浅田作品「鉄道員」「地下鉄に乗って」なんか観たんだけどどれもイマイチだったんだよな。あまりに出来過ぎのファンタジーみたいな印象ばかり強くてね。でもこの「オリヲン座」、いい意味で期待を裏切られたな。ベタなストーリーで結末もある程度予想できるような内容なんだけど、観終わった後の心地よさは他の作品にはないものを感じたな。

ところで留吉とトヨは実際に夫婦になったのか、ましてや男女の関係になったのかさえも最後までハッキリしない。でも、おそらくそこがこの作品のおもしろさじゃないのかな、観たヒトそれぞれの解釈に任せます、みたいな。「秘めた愛」、憧れるけど、つらいだろうね。(苦笑)宮沢りえ、あまり好きな女優じゃなかったんだけど見直したね。不自然な関西弁は置いといて、愛情や悲壮感あふれたやまとなでしこの鏡のようなトヨはハマり役だった。

時代は変わったもんだよ。昭和30年代、今みたいに不倫さえも堂々とするような世の中になるとは誰も考えなかったろう。無法松にしろ留吉にしろ分だけはわきまえていた。「感情のおもむくままの恋愛」とか「好きだから仕方ない恋愛」とか全く短絡的すぎるよ。ホントに義理も節度もなくなったよなぁ。

今、昔ながらの映画館って、どんどんなくなって、ほとんどシネコンに変わっているんだろう。地元福岡に子供の頃から通った中洲大洋って歴史ある映画館があるんだけど、なんとなくこの「オリヲン座」に似てたなぁ。大洋は確か10年前くらいに閉館の噂があったんだけど、リニューアルして現在も頑張っている。昔の雰囲気をそのまま残してくれていてうれしいよ。僕は今でも映画館というと必ず大洋!いっしょに観にいく相棒たちにはブーブー言われるけどね。やはり映画館ってものは、レトロな雰囲気、窮屈でボロのいすに不健康な空気の悪さ、みたいな感じが一番!