ひと言だけ・・・福岡ソフトバンクホークス応援ブログ

野球、音楽、映画のことなど一言よかですか?ホークスファンの、ホークスファンによる、ホークスファンのためのブログ

WBC、今度は選手選考で混迷

2008-11-25 01:34:36 | 怒!
第2回WBC、問題の監督は巨人の原さんに決まったんだけど、早くも選手選考における各球団間の足並みの乱れが表面化したきた模様だ。1次選考で4人の候補者を出した中日の全員が出場辞退だって!

まさか球団の方針ってことはないだろうけど、全員とは異常だよな。いろいろ考えられる点はあるよな。北京五輪での岩瀬の起用法とか、親会社がライバルの新聞社同士という関係から大会の主催者でもある読売に対する不信感とか・・・でもまあ、「出たくない」という選手を無理に引っ張り出すことはないか。

ただ、選手を派遣するチームと派遣しないチーム間での何らかの格差は設けるべきではなかろうか?今度のWBCはペナントとは重ならないんだったかな?もし今後、国際ゲームがペナントと重なることがあれば、派遣しないチームに対するペナルティーなり、派遣するチームへのアドバンテージなり検討してみてはどうか。確かオールスター戦を辞退すると1週間くらい出場停止なんだよね。なので例えば、3人派遣したチームは1軍登録枠は3人増やすとか・・・

選手会会長のロッテの清水が「個人的には野球観が変わった。プラスになることが多かった。」って言ってるよな。やはり一流選手たるもの、それくらいの義務や責任感、器の大きさはあって当然だと思うけどな。まだ中日だけだからいいけど、もし5球団も6球団も出さないなんてなったら笑いじゃ済まされないよ。

野球以外のサッカーをはじめとする各スポーツ界の選手の多くは日本代表選出が最終目的であったり、さらにその日本代表選手になることによって世界の舞台にアピールする場としているよな。ただプロ野球の場合は、プロの選手になること自体がもうある一定のステータスであり、成功者となったといえるべき点が他のスポーツ競技と異なる点かもな。高額な年俸に、新入団選手に対する退職金の前払いともいえるような契約金・・・そりゃあ、いまさらWBCにハングリーな気持ちで臨め、なんていう方がおかしいのかもしれないよ。WBCの意義についても考え直さないといけないだろうし、今後も大会を継続するのであるならば、もっと大会の価値を高めないといけないだろうな。

口も軽いが、頭も軽い麻生・・・解散!

2008-11-21 01:55:45 | 怒!
100年に一度なんていわれている大不況の影響なのか、衆議院解散総選挙はかなり先送りされる見通しなのだとか。1ヶ月前くらいだったかな、その先送りとなった解散を裏付けるような与党内でのやりとりがちょっとした話題になったよな。

自民選対委員長の古賀誠議員が、地元・福岡産の梨を派閥議員に贈ったらしい。
何のことやらと首をかしげる議員がいる一方で、深読みする議員は、衆院の解散の有無が焦点となっている現状での「梨の贈答」ということで「解散はナシ」という古賀流メッセージだろう、なんて憶測の声があがったとか・・・

う~ん、この古賀誠って議員、利権まみれの最たる道路族議員なんて評判の人物だけど、今回のこの「梨贈答」のエピソード、本当だとすればなんとなく戦国武将なんかを彷彿とさせるような粋なことするんだな・・・だからといって、絶対支持なんてしようとも思わない。こんな古い体質の地元利益誘導優先の国会議員なんてもういらない。

いやいや、それにしても総理になってはいけないような人間がこう3代も続くとそりゃ日本はぐちゃぐちゃになるはずだ。逃げ出した安倍、福田もあきれたものだが、居座る麻生にも困ったものだ。

大体、麻生って「選挙の顔」として自民党は選んだんろう。ところがこの川筋野郎が逃げて、逃げてのこのザマですわ。まあどっちにしろ、前回勝ちすぎて次の選挙で自民の議席が減ることは確実なんだから早く解散した方がいいと思うけどね。何か起死回生を狙ってるんだろうけど、支持率回復はそんなに望めないだろうな。なにせ世の中の常識を知らないKY(漢字読めない)バカ総理だからなぁ。得意の失言も出始めたしな・・・

本人いわく「経済の麻生」なんていってるけど、金で1票を頂戴しようなんて事前買収ともいえる政策は「不経済の麻生」だな。笑わせるよ。もともと嫌いだったんだけど、この麻生太郎って、野球元ジャパン代表監督の星野仙一とダブルところがあるんだよな。あのパフォーマンスに口達者、名誉欲しか眼中にないみたいなところが・・・何がしたいかって?総理のイスに居座り続けることだろう。霊長類なめんな!!









白いページの中に 柴田まゆみ

2008-11-16 17:10:10 | 本日の1曲
誰にでも何て曲だか分からないけど、いつまでの心の奥に残ってムズムズするような曲って2,3あると思う。もちろん自分も数知れずあるけど、そんな1曲をついに探し出した!(嬉涙)

就職してまだ2,3年目で、社会にも人生にも迷っていた頃(もっとも、いまだに人生には迷っているけど・・・)、職場近くの定食屋の有線放送でよく流れていたんだよなぁ。もうそりゃあ一度聴いたただでこの曲のとりこになった。やはりいろいろと悩み苦しんでいた自分と重なる感じがあったからだろうなぁ。

柴田まゆみ「白いページの中に」

柴田まゆみ・・・誰それ?「しばたはつみ」なら知ってるけど(笑)
・・・ふ~ん、ポプコン出身のシンガーソングライターなのか。経歴といえるかどうかと思うけど、この柴田まゆみって歌手、この「白いページの中に」1曲だけを出してすぐに結婚引退したんだって!

ポプコン(ポピュラーソングコンテスト)出身のアーティスト・・・中島みゆき、八神純子、チャゲ&飛鳥など数多い。ただその後成功に至ったアーティストはほんのわずか。なんてことからポプコンって、一発屋の登竜門ともいわれてたよな。でも、この柴田まゆみは一発屋じゃないよな、1曲屋だよ。すごい伝説だな。ただ、その1曲がまたすごい名曲。この曲を聴くかぎり1曲で引退するなんてもったいないな。しかもこの曲はまだ10代の頃に書いているんだろう。サビのメロディなんてもう鳥肌モノ。30年前の曲とは思えないほど洗練されて古臭さを感じさせない。やはり名曲は時代を超えるんだな。

さてさて、どうやってこの曲を探しあてたかというと・・・
今でこそボッサだとかクラブミュージックなんか気取ったものばかり聴いているんだけど、自分の音楽ルーツはフォークやニューミュージック。でも、今でもたまに聴きたくなるんだよな。YouTubeで「懐かしのニューミュージック」で検索したところ、ポプコン受賞曲みたいなものにヒットして、順番に聴いていたところついにこの曲にたどり着いたみたい。もう一生迷宮入りの曲だと思っていただけに感激。こんな偶然あるもんなのかなぁ?(あると思います。笑)いやいやYouTube様々だ。

♪長い長い坂道を今登ってゆく
 好きだった海のささやきが今は心にしみる
 よみがえる午後のやすらぎも白いページの中に


去りゆく若鷹にエールを!

2008-11-13 02:11:59 | 野球
日本シリーズも終わって、球界はストーブリーグ突入。新入団選手のお披露目もあれば一部の有力選手のFA移籍、さらには大リーグ挑戦なんて華やかな話題でいっぱいになる一方、ひっそりと球界を去り行く選手達も多数いる。

ソフトバンクは助っ人も含め10名以上の選手の入れ替えが行われた。中でもダイエー初優勝の立役者だった星野、当時の新人最強とも評されたYYコンビの山村、山田の戦力外通告は予想されたとはいえショックだったな。

星野、よく頑張ったと思う。まさか、ここまでの選手になるとは入団時には想像できなかった。ルーキーの頃はオーバースローの平凡な投手だったんだよな。何か特徴がないとプロでは通用しないと、あの巨人の大投手だった斉藤雅樹のフォームに習ってサイドスローにモデルチェンジしたんだよな。これが大当たり!ダイエーが初優勝した1999年の4月の西武戦で初完投勝ちしたゲームを今でも憶えているよ。「もしかしたら今季イケるかも・・・」なんて、その気にさせてくれた選手だった。選手としても一社会人としても素晴らしい人物と言われている。新潟出身の朴訥とした雰囲気も良かった。もう福岡ヤフードームで「新潟ブルース」を聴くこともないのかぁ・・・ただ指導者として残ってくれてよかった、よかった。

山村、山田・・・ホントこの2人だけは悔いが残るよな。その年のドラフトの1,2を争う実力の2人が共にホークスに入団なんてルール違反と言われたほどだった。「江川の直球に、佐々木のフォークを持つ」といわれた山村は相次ぐケガに泣かされ、本来の姿をみせることは出来きないままだった。山田の弱点はハートだったのかもな。1年目からそこそこやれそうな雰囲気はあった。ただ気が優しいのかなぁ、他の選手を押しのけてまでも這い上がっていこうというようなプロ向きの性格ではなかったような気がする。2人とも現役続行希望。他球団から声がかかるといいが・・・

今季引退したメジャーリーガーのパイオニア野茂英雄のコメントで「現役引退に未練や悔いはないという選手が多いが、自分の場合は悔いが残る」みたいなこと言ってたけど、まさにこれ、人間の本音をさらしたようないいコメントだと思う。

プロ野球選手。ホントいつも思うんだけど、こんないい職業ってないよ。野球しながらお金もらえるなんて笑いが止まらないだろうな。ただ、野茂のコメントのように現役時代はあっという間で短い。悔いのない選手生活なんてほとんどないと思う。だとすれば、今季低迷したホークスの選手諸君、今、何をすべきか自ずと分かるはず。


鬼婆(1964)

2008-11-10 00:01:18 | 映画
「エクソシスト」のW・フリードキン監督お薦めの1本、新藤兼人監督の「鬼婆」をたった今観終わったところ。ホラーだとか恐怖みたいな感じは全くなかったんだけど、かなりいい出来だな。まあ、内容的には「まんが日本昔話」のアダルト版みたいなところか・・・

戦乱のススキの原で嫁姑関係の2人の女が、生き延びた落ち武者を襲い殺し、その武具類を奪ってはそれを売りさばいて生計を立てていた。そんなところに息子の友人が戦場から戻り、息子が戦死したことを告げられる。食べること以外に何の楽しみもない女2人の生活に息子の友人が入り込むことによって2人の女性の関係に亀裂が生ずる・・・

女ってものはいくつになっても「女」なんだろうな。息子の友人が2人の前に現れてから、姑は嫁を働き手として必要としていた訳だけど、若い男女は当然のように恋仲になるにつれ嫁を同じ女性としてライバル視するようになるんだよな。

姑役の音羽信子は般若の面をつけて、2人の仲を引き裂こうとするんだけど、その般若の面をかぶるまでもなく音羽信子の表情そのものがすでに鬼そのものの迫真のすごい演技だ。確か新藤監督とは夫婦だったよな。日本のお母さんってイメージしかなかったんだけど、若い頃はこんな汚れ役もやってたんだな。

嫁役は吉村実子。最近たまにドラマの老け役なんかで見かけるよ。この「鬼婆」の中での女優としての眼力が印象的だなぁ。ネット検索で知ったんだけど、この吉村実子って、あの芳村真理の妹なんだって。そういえば似てる、似てる!芳村真理の本名は吉村イネっていうんだよな。妹の実子は本名みたい。つまり吉村姉妹の御両親は「稲が実る」って意味で姉妹に命名されたんだろうな。

新藤兼人って、割と性表現をあからさまにした作品が多いような気がするけど、40年以上も前に撮られた当時にこんなにも女優の裸のシーンが何度も出るような作品があったとはビックリだな。音羽信子も吉村実子も、ついでに佐藤慶も(笑)、みな体を張った素晴らしい演技だな。これをホラー作品なんて呼ぶのはどうなのかな?人間の欲望や愚かさがうまく表現され、画そのものが生命力や躍動感にあふれている。観て良かったなぁ。


最強の怖い映画って・・・

2008-11-06 01:49:29 | Weblog
「エクソシスト」のウィリアム・フリードキン監督が、「見るたびに悪夢にうなされ、誰かが自分を殺そうと追いかけてくる」と感じさせるような13ものホラー作品を紹介してた記事があった。

「サイコ」(60)アルフレッド・ヒッチコック
「エイリアン」(79)リドリー・スコット
「ローズマリーの赤ちゃん」(68)ロマン・ポランスキー
「悪魔のような女」(55)アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
「鬼婆」(64)新藤兼人
「サスペリア」(77)、「サスペリア2/紅い深淵」(75)ダリオ・アルジェント
「肉屋」(70)クロード・シャブロル
「ファニーゲーム」(97)ミヒャエル・ハネケ
「THEM/ゼム」(06)ダビッド・モロー&グザビェ・パリュ
「謎の下宿人」(44)ジョン・ブラーム
「らせん階段」(46)ロバート・シオドマク
「悪魔のいけにえ」(74)トビー・フーバー

かなり古い作品が多いなぁ。ちょっとホラーと呼ぶには疑問符のつく作品もあるけど、なるほどね。「サスペリア」は「決してひとりでは見ないで下さい・・・」なんてキャッチコピーが大流行したことを子供心に憶えてるよなぁ。

ちなみに本年度の個人的お薦め怖い作品は・・・

「帝国ホテルで400円のカップ麺を」(08)麻生太郎監督
「金髪ブタ野郎!」(08)泰葉監督

・・・あ~、つまんない冗談だなぁ。って言うか最近、怖い映画ってないよ。いや、自分がそれほどつまんない大人になったってことかなぁ?やはり怖い作品って、幼い頃の経験ってものがその後も引きずる傾向ってあるんじゃないかな。最近の若いヒトたちは「リング」とかそのあたりのモノなんだろうな。別に否定はしないけど、最近の作品って全然迫ってくる感じがないんだよな。CGであまりにもうまく出来すぎなのかも。

洋画なら「ドラキュラ伯爵」のあの赤い眼、邦画ならやはり金田一シリーズ、特に野村芳太郎の「八つ墓村」が最強だったかなぁ。狂気の山崎努に鬼婆の小川真由美、妖怪の双子の婆さんに落ち武者、あ、あと濃茶の尼(笑)・・・超豪華最恐個性派キャストだ。松本清張の「鬼畜」って生活苦のため我が子を次々に犠牲にする作品があったけど、この作品のTVCMが強烈だったんだよな。ブランコに乗った子供たちがひとり消え、またひとり消え、最後の残った子供が「次は僕の番かな?」なんていう映像も忘れられんよ。

さてさて、フリードキンお薦めの13の作品の中で実は以前から気になっていた作品がある。日本代表の新藤兼人の「鬼婆」だ。近所のビデオ屋でいつも迷っていたんだよな。これで借りる決心がついたよ。(笑)








ホークスのドラフト、FA、トレードは

2008-11-01 02:13:43 | 野球
昨日は運命のドラフト会議だったんだけど、ソフトバンク、今年の最大の目玉選手・東海大相模の大田をはずした・・・巨人との競合で50%の確率だったんだけど・・・う~ん、やはり今年は巨人・原さんの年だなぁ。まあ、しゃあない、しゃあない。それにしても、大田って選手、日本人離れした体格だよな。これでショートをやるんだしね。バッティングはなんとなく城島のように不器用そうで実は天才肌みたいなタイプとみた。欲しかったなぁ・・・

ただ秋山監督が大田以外は満点という評価をしてたみたいだけど、個人的には90点くらいはつけられるな。はずれ1位で巽が獲れるなんて信じられないな。元々、大田と巽のどちらを1位指名するか、なんて迷ってたわけだしね。巽、見るからに細いなぁ、ただ野球センスありそう。顔は楽天・岩隈、投球フォームは西武・西口といったところか。(笑)

ただドラフト指名7名中なんと投手が6名だって!1名の野手・立岡も期待は大きいがまだ高校生だしね。ちょっと偏りすぎたかなぁ?ただ、下位でいいピッチャー獲れたなぁ。特に一押しは、報徳学園の近田とアイランドリーグで韓国出身の金だな。近田は夏の甲子園で一度見て、こりゃ優勝するかも、なんて思わされた投手やったねぇ。杉内タイプだよな。金は日本のプロ野球を目標に高校から野球留学してたらしい。先月、ホークス2軍との練習試合での快投が指名のきっかけになったんだろうな。

そして今日、大きなトレードが発表された。なんと大村とオリックス・村松。
確かに大村はFA移籍の可能性大かと思っていたけど、まさかトレードとは・・・このトレードの意味することって何だろう?色々と考えられるよな。大村が起用法に不満を持っていたことは確か。もしかして大村自身の希望だったかも・・・FAだとオリックスが獲得に手を挙げるどうか分からない。そこで若手の台頭で出場機会が減った村松との交換という思惑で一致したのでは。2人ともFAでそれぞれの古巣を去り、またトレードで復帰するという因縁めいたものがあるな。

さらに深読みのしすぎかもしれないが、大村の背番号は「7」。大村がつける前は現メジャーの井口がつけていた。その井口が来季の日本復帰も視野に入れている、とくれば、このトレードをきっかけに戦力補強の予想図が見えてもくる。井口に、FAでロッテ・橋本、助っ人でウッズ、フェルナンデス、ズレータ・・・ちょっと話が発展しすぎかな?