びわ湖大ホール「ドン・キホーテ」見てまいりました。
いやいやいや生カール様はもうもうもうお美しくて、華があって、バレエのテクニックについては無知なのでノーコメントですが、もうもう指先から足先までお美しく涙がでそうになるくらいの美しさでした。
ドロテの代役のエロイーズもすっばらしい美人で、ウットリでした。
次の日の特別パ・ド・ドゥ講座も、間近でカール様のレッスン風景を見られ、バレエに関しては色々勉強になった部分もあったのですが、これまたバレエ用語のひとつも知らない身としてはお伝えする術がありません。
たまたま基礎レッスンを終えた彼が控え室に行く時、早めに来ていた特別パ・ド・ドゥ講座見学者の横を通り、狭い日本の建物でしたので至近距離で会えた上に、何か知り合い(らしい?)の日本女性(中年でした)と、親しげにキスしてて、「ほお、知り合いは得だな」と見てたら、その場にいた全員の女性にキスさせてくれました。
はあ、頬を差し出されたらキスしなくちゃですから、させていただきましたよ。でも右頬にして、終わりかと思ったら左にもするものなんですね。左頬を差し出されて慌てました。
娘はやはり右頬にキスして、終わりかと思ってモジモジしてたら彼の方から両頬にキスしてもらったそうです。
どうやら日本人はキスしなれてないと気づいたようで、大人がわからないなら子供はもっとわからないと思ったのか、最初右頬を指さして「ここにするんだよ」とジェスチャーで教えてくれたとか。
サイン会ではパリ・オペラ座で買った「白鳥の湖」DVDとパリ・オペラ座バレエ団の綺麗な写真集にサインしていただきました。一緒に写真も撮ってもらえました。
子供が差し出したDVDの表紙の紙はツルツルで、サインし終わると早く乾くようにふーふーってしてくれたそうです。その仕方が誕生ケーキの蝋燭を消すような感じでw子供なので笑わそうとしてくださったんですね。
ロットバルトのイメージとは程遠いお茶目な人柄のようでした☆他にも色々面白い事をw
あんないたずらっ子のようで可愛い感じの方が、あれほど妖艶なロッドバルトを踊れるのか不思議です。
シリル・アタナソフ氏もすっごく面白いおじいちゃまで、トークショウでは何度も笑わせていただきました。私の持っていったパリ・オペラ座のスーヴェニール・ショップの本も「こんな本もあるんだ~」とばかりに振り付けのファブリス・ブルジョワさんと興味深そうにパラパラみてました。
確かにとても美しい写真集で今回のエロイーズ・ブルトン、カール・パケット、シリル・アタナソフ、ファブリス・ブルジョワさんたちのサインと共に宝物にするつもりです。

トークの中で「フランスのバレエがこんなにも日本で愛されているのは聞いてはいたけれど、実感できて嬉しい」というような事をエロイーズさんがおっしゃってました。
ボリショイもマリインスキーも行きますが(東京公演)、一番想い出深いパリ・オペラ座は格別ですね。
帰宅して「白鳥の湖」を見ましたが、うっとりです。
またパリに行ってみたいです。当然バレエを見るためにです。出来ればもう一度ヌレエフ版の「白鳥の湖」を見たいです。
最初、パリ・オペラ座は「オペラ座の怪人」の舞台ということで好きでしたが、今はそれと共に美しいバレエとオペラの思い出の詰まった殿堂です。
先日、シャルル・ドゴール空港から飛び立った時、エッフェル塔がキラキラと輝いているのが上空からも見えたのですが、何というか懐かしさと愛おしさでいっぱいになりました。(マイナス3℃の中、順番待ちしましたしw 横殴りの大雪の日に自転車で走ってて、ものの見事に転んでお土産売りのおじさんたちに「だ、大丈夫?」とか助け出された思い出もw)