私の勉強法について少し書いてみたいと思います。
おそらくあまり一般的でないので、さして皆さんの参考にはならないとは思いますが、まあ、こんなやり方でやって合格した者もいる、ということで、ご笑覧ください。
1.漢字は極力書かずに覚える
この点が多分、かなり特殊な部類なのではと推測しています。書き取り問題対策としては、やはり実際に書いて覚えるのが普通であり王道でしょう。
私の場合も、書いて覚えるとの書かずに目だけで覚えるのとどちらがより記憶に定着しやすいかと言えば、やはり書いて覚える方だと思います。まったくの感覚値ですが、書いて覚えた場合の定着率が80%くらい、書かずに覚えた場合の定着率が60~70%くらいという感じでしょうか。それなのになぜ書く練習をしないかと言うと、
(1)同じ時間であれば、書かない方が書く場合の1.5倍~2倍の量をこなせる。
100問やって80%定着(=80問)より、200問やって60%定着(=120問)の方が、結局沢山覚えられるわけです。
(2)書かない方が勉強の時と場所を選ばない。
覚えたい漢字を書いた紙一枚持ち歩いていれば、どこででも、どんなわずかな隙間時間でも勉強ができます。書いて練習するためには、問題用紙とは別に少なくとも紙とペンとテーブルが必要でしょうし、揺れる電車の中などでは、効率も上がらないでしょう。
(3)書く練習は面倒くさいので、なかなかする気にならない。 (笑)
生来無精者の私には、書いて練習するのは面倒で、やるにはそれなりの決意(大げさですが)が必要です。書かないでの練習なら、わりと気軽に手掛けられます。
というわけで、私の場合、書かない方が時間当たりの効率が良い上に実際の勉強時間も長くなるので、圧倒的にその方が良いということになります。
などと言いながら、本当に複雑な漢字 (例えば 【鬱】 【讒】 【癰】 など) を最初に覚えるときは、やっぱり書かないと無理でしたけど。(笑)
2.エクセルを駆使
「書かない」 ことと連動するのですが、私はノートを作りません。2級から漢検の勉強を始めた最初の頃はノートに書いていたのですが、すぐにやめてしまいました。その代替として、学習した問題は問題形式毎にほぼすべてエクセルに入力しています。その利点として、
(1) 手書きより早く、自分の汚い字 (汗) より見やすい。
(2) 読み問題では、簡単な正誤判定の関数を組み込むことで、WEB問題集的な使い方ができる。
(↓ こんな感じです。 「正解」 欄は、文字色を白にすることで見えない状態にし、 「解答」 欄に自分の答えを入力すると 「判定」 欄に○×が表示されます。)

(3)並べ替えや抽出が容易で、順番で覚えてしまわないようにランダムに並べ替えて練習するとか、 「【白】で始まる当て字」 をまとめて復習するとかいったことが自由にできる。間違えた問題に印をつける欄を設けておけば、それだけを抽出することも簡単。
といったことがあげられます。
エクセルの活用については、さらに進んだことをたくらんでいるのですが、それはまたうまくいったらご紹介します。
3.「まったく勉強しない日」 を作らない
これはやや精神論的なことで、その昔大学受験のときもそうしていたのですが、 「まったく勉強しない日」 を極力作らないようにしています。たとえ数問だけでも問題や漢字そのものに触れることで、その日やったものはもちろんですが、それ以外のものも忘れづらくなる気がしています。自分の脳の漢字への取り組み体制を崩さない、とでも言ったら良いでしょうか、毎日わずかでも漢字に触れることで、漢字を覚えていやすい脳になっていっているような感覚です。
などと書いてみましたが、やっぱり他の方の参考にはなりそうもないですね。(笑)
続きはまた気が向いたら、ということで。。。
失礼しました。
おそらくあまり一般的でないので、さして皆さんの参考にはならないとは思いますが、まあ、こんなやり方でやって合格した者もいる、ということで、ご笑覧ください。
1.漢字は極力書かずに覚える
この点が多分、かなり特殊な部類なのではと推測しています。書き取り問題対策としては、やはり実際に書いて覚えるのが普通であり王道でしょう。
私の場合も、書いて覚えるとの書かずに目だけで覚えるのとどちらがより記憶に定着しやすいかと言えば、やはり書いて覚える方だと思います。まったくの感覚値ですが、書いて覚えた場合の定着率が80%くらい、書かずに覚えた場合の定着率が60~70%くらいという感じでしょうか。それなのになぜ書く練習をしないかと言うと、
(1)同じ時間であれば、書かない方が書く場合の1.5倍~2倍の量をこなせる。
100問やって80%定着(=80問)より、200問やって60%定着(=120問)の方が、結局沢山覚えられるわけです。
(2)書かない方が勉強の時と場所を選ばない。
覚えたい漢字を書いた紙一枚持ち歩いていれば、どこででも、どんなわずかな隙間時間でも勉強ができます。書いて練習するためには、問題用紙とは別に少なくとも紙とペンとテーブルが必要でしょうし、揺れる電車の中などでは、効率も上がらないでしょう。
(3)書く練習は面倒くさいので、なかなかする気にならない。 (笑)
生来無精者の私には、書いて練習するのは面倒で、やるにはそれなりの決意(大げさですが)が必要です。書かないでの練習なら、わりと気軽に手掛けられます。
というわけで、私の場合、書かない方が時間当たりの効率が良い上に実際の勉強時間も長くなるので、圧倒的にその方が良いということになります。
などと言いながら、本当に複雑な漢字 (例えば 【鬱】 【讒】 【癰】 など) を最初に覚えるときは、やっぱり書かないと無理でしたけど。(笑)
2.エクセルを駆使
「書かない」 ことと連動するのですが、私はノートを作りません。2級から漢検の勉強を始めた最初の頃はノートに書いていたのですが、すぐにやめてしまいました。その代替として、学習した問題は問題形式毎にほぼすべてエクセルに入力しています。その利点として、
(1) 手書きより早く、自分の汚い字 (汗) より見やすい。
(2) 読み問題では、簡単な正誤判定の関数を組み込むことで、WEB問題集的な使い方ができる。
(↓ こんな感じです。 「正解」 欄は、文字色を白にすることで見えない状態にし、 「解答」 欄に自分の答えを入力すると 「判定」 欄に○×が表示されます。)

(3)並べ替えや抽出が容易で、順番で覚えてしまわないようにランダムに並べ替えて練習するとか、 「【白】で始まる当て字」 をまとめて復習するとかいったことが自由にできる。間違えた問題に印をつける欄を設けておけば、それだけを抽出することも簡単。
といったことがあげられます。
エクセルの活用については、さらに進んだことをたくらんでいるのですが、それはまたうまくいったらご紹介します。
3.「まったく勉強しない日」 を作らない
これはやや精神論的なことで、その昔大学受験のときもそうしていたのですが、 「まったく勉強しない日」 を極力作らないようにしています。たとえ数問だけでも問題や漢字そのものに触れることで、その日やったものはもちろんですが、それ以外のものも忘れづらくなる気がしています。自分の脳の漢字への取り組み体制を崩さない、とでも言ったら良いでしょうか、毎日わずかでも漢字に触れることで、漢字を覚えていやすい脳になっていっているような感覚です。
などと書いてみましたが、やっぱり他の方の参考にはなりそうもないですね。(笑)
続きはまた気が向いたら、ということで。。。
失礼しました。
いつもありがとうございます。
PC、特にエクセルは便利ですよね。もともと仕事でかなり使っているのですが、漢字の勉強でも手放せないツールになっています。
記事に書いた「自作問題集」的なものに加え、「漢字必携」と「漢検 漢字辞典」をミックスした内容の自作辞書、手持ちの過去問を分野別に整理した「過去問集」を作成して使用しています。問題集の当て字のところ、主に植物の名のところには、意味を記載したセルの脇にネットから拾ってきた画像を貼り付けてあります。ただやっぱり、実物を見ないとあまり頭には残りませんね。(笑)
エクセルの新しいたくらみ、マクロを使って、忘れかけているであろう時期にその問題が自動で出てくるような仕組みができないかなと思っています。こうすればできるんじゃないかな、的な枠組みは考えてあるのですが、なかなか取り組む時間がなく、構想だけにとどまっています。うまくいったら、またご紹介しますね。
少々長くなりました。
引き続きよろしくお願いいたします。