きのうから、久しぶりに新星出版社の「頻出度順 漢字検定1級合格! 問題集」のおさらいをしています。以前に間違えたところは印がしてあるのですが、いつもながら、記憶が定着しない問題はいつまでも間違えますね。(笑)
書き取り問題で言うと、
【ひっそく】
【ひが・む】
【みそぎ】
【すく・む】
【しじみ】
【みょうが(に余る御利益)】
を今回間違えました。
正解は、
【逼塞】 (1285)
どうもいつも【塞】が出てきません。
【僻む】 (1359)
【蔑(さげす)む】が先に頭に浮かんでしまって、【僻】が出ないです。
【禊】 (396)
いつもさんずいにしてしまいます。
【竦む】 (749)
【怯(ひる)む】が先に頭に浮かんでしまって、【竦】が出ません。
【蜆】 (427)
なぜか石へんにしてしまいます。それじゃ 「すずり」 ですね。(汗)
貝の名前なんだから虫偏と思いつきそうなものなんですが・・・
【冥加】 (1456)
これはもともと言葉として知らなかったので今でも出にくいんだと思います。
(かっこ内は、「漢検 漢字辞典」 初版の掲載ページです。)
それにしても、「頻出度順」 はやっぱり良い問題集ですね。過去問が大層なので、「完全征服」 や 「分野別」 と重なる問題が多い(多いと言うより大部分?)ですが、字が大きくて見やすいですし、読み問題では問題文が平易なので、意味もわかりやすいです。これからも重要な復習用教材として、活用したいと思います。
書き取り問題で言うと、
【ひっそく】
【ひが・む】
【みそぎ】
【すく・む】
【しじみ】
【みょうが(に余る御利益)】
を今回間違えました。
正解は、
【逼塞】 (1285)
どうもいつも【塞】が出てきません。
【僻む】 (1359)
【蔑(さげす)む】が先に頭に浮かんでしまって、【僻】が出ないです。
【禊】 (396)
いつもさんずいにしてしまいます。
【竦む】 (749)
【怯(ひる)む】が先に頭に浮かんでしまって、【竦】が出ません。
【蜆】 (427)
なぜか石へんにしてしまいます。それじゃ 「すずり」 ですね。(汗)
貝の名前なんだから虫偏と思いつきそうなものなんですが・・・
【冥加】 (1456)
これはもともと言葉として知らなかったので今でも出にくいんだと思います。
(かっこ内は、「漢検 漢字辞典」 初版の掲載ページです。)
それにしても、「頻出度順」 はやっぱり良い問題集ですね。過去問が大層なので、「完全征服」 や 「分野別」 と重なる問題が多い(多いと言うより大部分?)ですが、字が大きくて見やすいですし、読み問題では問題文が平易なので、意味もわかりやすいです。これからも重要な復習用教材として、活用したいと思います。
新星出版社の問題集懐かしいです。
こちらに挙げられている6語についてですが、私なりに克服してきた経緯が偶々いずれにもありましたので、ご紹介します。もしもご参考になりましたら幸いです。
・逼塞の塞→心筋梗塞、閉塞
塞(ソク)→ふさがる
※「サイ」の音と意味が異なる。
心筋梗塞という病名がありますが、私がこの言葉を文字で意識して見たのは高校の時友人に借りて読んだ小説で、です。
昨日もバラエティー番組で偶々コメンテーターが話していました。
「閉塞」ですと、石川啄木の論文『時代閉塞の現状』の「閉塞」があります。
「梗塞」「閉塞」いずれも音が「ソク」です。
・僻む→僻言・僻目
古文を勉強すると、「僻事(ひがこと)」とか「僻目(ひがめ)」とかいう語を習います。
その読み繋がりで覚えました。
僻事=事実や道理に合わないこと。
僻目=よそ見、見誤り。
・竦む(すくむ)→竦然=悚然(ショウゼン)
※怯む(ひるむ)→怯懦(キョウダ)
これは漢検でもお馴染みなものばかりです。あとは、各々の訓の違いを覚えることに尽きるでしょうか。
竦む=恐ろしさや緊張のあまり、身体がこわばって動かなくなる。
怯む=恐れて気力が弱まる。気持ちがくじける。
・禊ぎ→しめすへん
これは関連語というより、示す偏は神様の啓示や信託に関わることには欠かせない部首だということが定着してからは迷わなくなりました。みそぎも穢れと神聖な事柄が前提の意味なので。さんずいの場合は、「みずであらう」という行為は指しても、上記の意味は薄れます。
でも分かっていてもつい……という癖のようなものがあるのは、私も覚えがいくらでもあります。
・蜆→むしへん
以前、言語社会学者の鈴木孝夫さんの本でだったかと思いますが、
虫偏だけど虫でない例:
蚫(あわび)、蛸(たこ)
魚偏だけど魚でない例:
鯏(あさり)
などという字のコラムを読んで以来、気を付けるようになりました。
因みに、私は「硯」と「碩」をよく間違います。
・冥加=冥利
「~冥利に尽きる」という言い方は子供の頃から親しみがあり、冥加は知らない単語だったのですが、冥利との関連で覚えました。
ただし、以前は暫くは「加」を「嘉」で書いてしまう癖がありました。大雑把に、神仏の見えないご加護をめでたく思ってイメージで浮かんでしまっていたのでしょう。しかし、
「冥」=目に見えない神仏の働き
「加」=加護
と記憶してからは大丈夫です。
……あと、私のところにもまだ封筒が来ないんですよ。26日発送予定が遅れているのは明らかですが、凛太郎さまのところに届いているならそのうち届くのかな?と気長に待っているところです。(でも、ボクちゃん様の関東圏に届かないとは、余程ですね。)
いよいよ今年もあと1ヶ月ですね。慌ただしい年の瀬にも、漢字と気長にお付き合いしていきたいと思います。
いつもお世話になります。今回は詳細な克服法、ありがとうございました。
ホントに「癖」というのはなかなか治らないですね。そういうものだからそれを「癖」と呼ぶのでしょうけれど。【呪詛】の【詛】や【吮疽】の【疽】を口へんにしてしまったりなど、まだまだたくさんあります。こうやってここに書くことで治癒すると良いのですけれど。
正式結果、待ち遠しいですよね。明日には届くと良いのですけれど。もしかすると、全部一斉には発送してないのかな??
昨日の記事に書いた通り、私はまたしても163点で少し落胆しましたが、逆に次回に向けて闘志が沸いてきました。合格はもちろん、なんとか170点超えを果たしたいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。