田んぼに水を入れて耕運機(トラクター)で耕す、、、代掻き
田植えの数日前に行います。
今年は昨日(4/29)にやりました。
一日中コイツと一緒でした。 色気は無いが元気な奴です
米作り三度目、、、当然ですが代掻きも三度目です。
最初のころはトラクターを運転するだけで楽しかったのですが、、、
やはり慣れてくると、、、速度が遅い
時速500mとか、早くても時速1kmどまりです。
耕運・代掻きなどは速く走ると上手く行かないんですねぇ~
歩いても時速は4~5kmですから、慣れてくると止まってるような感じです。
それを何時間も運転し続けるんです。
風が吹き、水面に小さなさざ波が立ちます。それを何時間も見続けると頭がフラフラしてきます(笑)
そして、、、何処を通ったのか解らなくなるんです。
代掻きをした所の土が水に混ざって濁るので境目が解りません。
たまたま写真の右から風が吹いていたので、田んぼの左側から始めました。
これ、風上から始めると濁った水が風下に流れて余計に解らなくなります。
もう少し水を少なくすれば境目に少し土が盛り上がって解りやすいのですが、風呂の湯のように簡単に増減は出来ません。 この田んぼに水を張る場合はポンプで4~5時間はかかるので、ずぅ~っと見張っているのも辛いんです。
写真の奥の方に土が盛り上がっているのはトラクターが回転して出来るタイヤ跡です。
もちろん、これも最後の方で平らにします。これがチトめんどくさいんです。
田んぼ二枚の代掻きで計5時間余りの超低速走行。
話し相手は時々飛んでくるシラサギだけです
ひとり言は言わないのですが、この時ばかりはたまにバカみたいに声を出さないとやってられませんね(笑)
代掻きの最中は超・暇なので色々な事を考えます。
その中で、、、この超低速を生かした高齢者専用の車が有れば、免許証の返納の必要はないのでは・・・
電気じゃなくて、耕運機の様に軽油を使えば音もそれなりにするので、周りの人達にも解りやすい。
このトラクターにしても、ギアを高速にしてアクセルを床まで踏み込んでも時速15kmが限界ですから。
最高速が時速10kmも有れば、近所の病院や買い物は可能です。 もし人と衝突しても怪我ですみますね。
元気な老人はせっかちな人が多いのでウケないかな