=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

魚をもらったのではなく、魚の釣り方を教えてもらった

2009年11月15日 | 【メモ】木づいたこと、考えたこと
本日は、自宅で創作活動。
前から作っていたお箸をはじめいくつかの品物を完成させました。

写真は、削り出しのお箸。
鉋を使わず、太めの角材からナイフで削り出しました。

先端のほうを丸く、尖がらせていく時間はかなり心が落ち着きます。

そういえば、
昔、小学校のころよく鉛筆をナイフで削っていたことを思い出しました。

うちの母親は、
小学校に上がった私たち兄弟に鉛筆削り器は買ってくれず、
代わりにナイフを買ってくれました。
それを使って自分で鉛筆を削るようにと。

今考えると、こんな経験も木工につながっているかもしれません。

ちょっとニュアンスが違うかもしれませんが、
なんだか、
「魚をもらったのではなく、魚の釣り方を教えてもらった」
ような気がします。

母に感謝。


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最高の田舎暮らしをちょっとだけ体験させて頂きました。

2009年11月15日 | 【お出かけ】木のむくまま
クラスのIさんの家、すごいんです!

前から聞いてはいたのですが・・・


大きな古民家に蔵つき。

(向かいの家は茅葺屋根)

(蔵)

(蔵の戸がまたシブイ)

蔵には木工の機械もあり、前に住んでいた方が置いていってくれたそうです。
(たまにネズミが出るようで、ネズミ退治のためにIさんはチーズをおいていたそうですが、全然寄ってこなかったとか。近所の方に「それは漫画の見すぎですよ」って笑われてしまったお茶目なIさん)


母屋に入っていくと、
いきなりデカイストーブがおかれています。

そして中では、なんと手作りピザが焼かれているのです。

本日はお知り合いの2家族が遊びにきていらしゃっていて、いろいろなものが作られているようです。

玄関の脇では釜で雑穀が炊かれていて、頂いた炊きたてごはんに大根の菜っ葉の和え物がまた最高にウマイ!



土壁が見える2階は子供たちの遊び場。
1階から伸びるストーブの煙突の脇に天井がくりぬかれたのぞき穴があり、そこから子供たちが見てきます。
「めがね君」
って呼ばれているのは、一緒にいったYさんでした。
こんなに大きな家だったら、子供たちにとってはまさに探検気分でしょう。
開かずの間みたいのもあって・・・
私も思わず幼いころの好奇心を呼び覚まされました。

黒光りする大黒柱。
囲炉裏を囲んでの鍋。
等々。



「田舎暮らし」
って聞いたこともあるし、興味もありましたが、ここまで本格的で立派な実生活を拝見させていただいたのは初めてでした。

庭には水が常に流れてきていて、
こんな小さなため池もあります。



さらに、流水で冷やされている麦の飲み物がありました!
最高にうまそうです!!!!



次は、
「クラスのみんなと囲炉裏を囲んで飲みましょう」
というお誘いをIさんから頂ました。
楽しみです。
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