変態

人間の事ではありません(笑)

「変態」なんてタイトルに書くと、その手の人間の話題と思われそうですが、違います。

正式には、昆虫の成長する過程の事。

卵から幼虫、成虫へと成長していく過程を「変態」と言います。

 

過去記事でセミの羽化を取り上げたのですが、それでこの言葉を思い出したのです。

 

変態とは大きく分けて２種類あります。

「完全変態」と「不完全変態｣

 

セミ･バッタ等「さなぎ」にならない成長をするタイプが後者。

生まれた時と同じ形で脱皮を繰り返して成長していきます。

 

「さなぎ」になるのが後者。

カブトムシ･クワガタムシ・蝶等がそのタイプ。

 

何故変態を取り上げたかと言うと、あまりにも不思議だからです。

不完全変態はまだしも、完全変態の体のつくりの変化が。

 

完全変態の幼虫は私の近所では俗にイモムシとか言われる種類。

頭があって細長い胴があり、足は胴についている。

前足３対、後足４対。

 

これがさなぎになり羽化して成虫になると、

頭･胸･胴。

足は胸についていて３対。

 

生まれてから同じ形で成長する人間からしてみると、足の本数が変わったり、胴が胸と胴に分かれたり、足の生える位置が変わったり。

 

そんなに体を変えているのにそれが普通の事なのだから、理解の範疇を超えています

（当然か　笑）

 

人間の感覚から言うと手が３対（６本）あるだけでも理解に苦しみますが、手が６本・足が８本あったのに、それが成虫で６本になる。

 

成虫になって消えてしまった８本の感覚に違和感は無いのだろうか？

 

昆虫の事なのにちょっと気になってしまったりする(笑)。

 

 

セミの羽化の過去ログ↓

https://gazoo.com/G-Blog/Tabby/26579/Article.aspx

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コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

五里霧中 [2007年8月7日 23:05]

こんばんは。
昆虫の変化の事だったんですね～。
昔は昆虫といえば怖くて仕方が無かったのですが、甥っ子のおかげ大分慣れました。
＞成虫になって消えてしまった８本の感覚に違和感は無いのだろうか？
仕方ない事と割り切っているのでしょうか??
私は何事にも往生際の悪いタイプなので、むしろこの潔さが欲しいくらいですね。

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EP82-SW20 [2007年8月10日 22:40]

＞五里霧中さん、こんばんは。
コメントありがとうございますｗ
遅レスすみません。

最近では人に対して使われる事の方が目立つタイトルでしたからね、すみません(笑)
昆虫達は割り切っていると言うよりそこまで考える程脳が発達していないと思われます。
彼らが人間と同じレベルの脳を持っているとしたら･･･。
それこそ、ムカデが足を踏み出す順番を気にして歩けなくなる、に近い事になりそうです(笑)

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