気の向くままに、今日の話題をお届け

以前は、Gazooブログ「今日の話題は」をやっていました。
基本、忘備録的日記です。

今更「原発の危険性云々」と言うのもありますが・・・。

2011-04-19 22:21:21 | 

こんな本がありました。

この2006年の「通販生活」と言う本。
偶然、何故か母親が持っていたこの本に「浜岡原発」の危険性を訴える内容が書かれていました。



浜岡原発は静岡県の御前崎に有る原発。
東海沖地震が叫ばれ続けている今、この原発の存在が危険だ、というわけです。
(2006年当時の段階で、ですよ)

当時は小泉内閣。
小泉さんでは話が通せなかったから、「ポスト小泉」に訴えようと署名欄が有りました。
この署名がどの程度集まったかわかりませんが、次の安部内閣以降も浜岡原発は稼動し続けているので、結局意味を成さなかったわけでしょう。





書面は3ページに渡り「危険である」との主張はされているのですが、「地震や津波で建物全体が駄目になる。」との主張。
しかし、推進派にしてみれば「過去の地震には耐える構造にしてある。」と主張して譲らなかったのでしょうね。


今なら、福島原発の実例があります。
「放射能物質の漏洩がどの原発でも起こりうる」
と言う事は、原発関係者のみならず、素人の私でもわかる。

仮に立て屋がしっかりしていたって、
1.原子炉立て屋とタービン立て屋が地震で別々に揺れた場合、汚染蒸気が循環するパイプの破断や亀裂。
2.原子炉容器の溶接部分の亀裂。
3.使用済み核燃料プールの亀裂。

と言う事が実際に起きてしまったわけです。

当時の段階では
「推進する側」だけでなく「危険を訴える側」もこのような細かい危険の予測ができていなかったのでは
と感じさせた記事でした。
(但し、「推進側」がわかっていても
意図的に公表しなかった可能性は十分に考えられます。)




人間が制御できない側面を持っている「神の領域」と言われる分野の一つが原発と言われています。
今回の原発事故は、「神の領域に人間が踏み込んだ場合の警鐘」にも思えます。
他にも「遺伝子操作」「素粒子力学」等、「神の領域」と呼ばれる分野が存在します。

遺伝子操作で「空気感染する危険な細菌」が作り出されたとします。
「隔離した設備に保管してあるから大丈夫」と言い切れないですよね。
その設備が地震で壊れ、その細菌が大気に拡散したら・・・?
「ありえない」とは言い切れないのでは・・・(怖い)。

また、「人工ブラックホール」を造ろうとしていた話がありましたよね。
これ、詳細は知らないのですが、失敗して地球が消滅したら誰が責任取るのでしょうね(^^;)
そもそも、ブラックホールを人為的に造る必要、どこにあるのでしょうね。
地球上の全生命を掛ける価値が有るのですかね。
「自らの論理を実証したい」という、「科学屋のエゴ」にしか思えないのですが(--メ)。


汚染されている水が流出し続けていても、どんどん水を補給して冷やし続ける以外方法が無い現状

非常時にこんな「人海戦術的」な手段しか取れないでいる原発。
原発に限らず、リスクの大きな科学技術の実用化は、「科学的に暴走を抑えられる技術を複数確立した上での実用化」としてもらうべきでしょうね(^^;)。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

宮ちゃんNO1 [2011年4月20日 13:24]
こんにちは~ 宮ちゃんで~す!

原子力発電にも長所・短所はある訳で・・・
今まで貢献した事を長所とするならば・・
危険性が高い・・・は短所とすべき・・・
建設時期は違いますが・・・
今回の東日本大震災で避難所にも成った
女川原発もある・・・
今後、原発の安全性について再確認は必要ですが
東京電力のように・・原発に変わる発電をどうするか?
これも課題でしょう・・・

きのこ [2011年4月20日 14:49]
あっ、そうそう・・
我が家はみんなノーマルタイヤに替えましたよ。
GWが見ごろと思います☆
まめ八 [2011年4月20日 19:22]
こんばんわ。
以前、アメリカの原爆開発に携わった科学者(確かアインシュタインだったと思いますが。。。)の対談集を読んだことがあります。その中で、“科学者というものは、自分の研究成果や理論を実証するためになら、時として理性を失うことがある”という意味の言葉がありました。
そうした科学者の一途さが今の科学技術を築き上げ、その恩恵を受けて私たちの今日の生活が成り立っているわけですから、これを全て弾劾するつもりはありませんが、制御できない技術については慎重に取り扱う必要があると思いますね。
また、今回の福島原発事故を政府や東電は“想定外の地震と津波”という不可抗力が招いた天災という事にしたがっていますが、とんでもない話だと思います。福島第一原発よりも震源地に近く、さらに大きな津波に襲われた女川原発の方は、高台に作られていたために津波の被害を免れ、正常に運転停止したそうです。しかもそこは現在避難所の一つとして使用されているそうです。
(長文コメですみません。続きます)
まめ八 [2011年4月20日 19:31]
EP82-SW20さん、続きです。

福島第一は東電、女川は東北電力の発電所なんだそうですが、被災者に対して社員住宅の提供すら渋ったという東電の企業モラルの問題には呆れてしまいます。こんな企業に原子力発電を行う資格はないと思います。

最悪のケースを想定していない、“想定外”は言い訳にしか過ぎません。
“万全の対策を講じていたら建設コストが跳ね上がって、電気代が高くなってしまう”という意見も耳にしますが、これも詭弁だと思います。原発による発電コストは安い(これも実際は嘘なんですが。。。)と言われますが、万全の安全対策を講じた上での数値が本来の原発の発電コストであるべきはずです。発電コストが高すぎるというなら最初からやらなければ済むことです。
先日、リコメでご紹介した原発推進のための副教材でもわかるように、この国の原発行政には何か危険なものを感じてしまいます。
今回の事故の関係者は、東電のみならず、政府関係者も含めて危うく日本を滅ぼしかけたのですから、その責任は厳しく追及されるべきでしょう。

EP82-SW20 [2011年4月20日 20:08]

>宮ちゃんNo.1さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

女川原発は、幸い危機を免れ避難場所になっていますよね。
しかし、あそこも原子炉は稼動していたので、冷却機能が失われてしまったら、福島の二の舞・・・(汗)
先日の余震では、1系統を残して他の冷却電源全てが一時的ですがダウンしましたからね。
冷や汗物だったと思いますよ(^^;)
共存していくにはかなり気を使っていかないと、たやすく暴走を始める危険を秘めている気がします・・・(>_<)
EP82-SW20 [2011年4月20日 20:17]

>けいづか木の子さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

おお、こちらでレスですか(笑)
了解しましたw
もう雪の心配は基本的には無いみたいですね(^^)


>まめ八さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

おお、アインシュタインもそのような発言をw
科学者全てではないと思いますが、「自分の目的を達成するためには他の犠牲を省みない」という傾向は多分にありそうですね(^^;)

この津波被害ですが、何故女川が高い防潮堤を築いていたかというと、福島建設後に古文書から福島の想定以上の奥地まで津波が行っていた記録が発見されたかららしいです。
女川はそれをベースに建設されたけど、東電はそちらにコストを掛けることを拒否したらしいですよ。
今回の津波による放射能漏れは、明らかに「人災」ですよね(--メ)。

そうそう、それもおっしゃるとおりw
「最悪を想定してコストをはじき出し、それを見込んだ上で効果が大きいから原発を推進する。」が、本来有るべき姿だと思います。
「想定外」では許されない「人災」ですよね。
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この本は凄いw

2010-10-07 21:29:07 | 

いやぁ、中味の濃い本です。
厚さも半端ではありません。
その名も「スーパーカー誕生」

この本、「スーパーカー誕生」は、にーななさんのブログ記事で知りました。 
→ にーななさんの記事

私も「スーパーカー世代」に属しています。
スーパーカーブームのきっかけになった「サーキットの狼」という漫画も愛読していました。
当時のミニカーも買っていて、未だに持っています(笑)
彼の記事を読んで、「絶対読んでみよう!」と思った本でした。

さて、その「スーパーカー誕生」という本です。



こんなに厚い。



暑さは5cmに届こうかというくらい。
重さも2kgくらいありそう(笑)



この本、内容はとても興味深いものがあります。

一例を挙げましょう。

1.スーパーカーブームの当時、ポルシェ930ターボは
ランボルギーニ・カウンタック、フェラーリ365BBらに比べカタログデーター上は劣っているが、実際の場では時にはこれらを凌駕するケースがあると言われていました。
ポルシェはアンダー3Lながらターボチャージャーを装備。
しかし、重量バランスの悪いRR(リアエンジン・後輪駆動)
片やランボルギーニ・カウンタック、フェラーリ365BBは4Lエンジン。
レーシングカーの主流であるMR(ミッドシップエンジン・後輪駆動)のこの2台。
「本当なの?」という疑問がありました。


2.マセラティ・ボーラとメラク、全長が同じで見た目も同じこの2台。
外観からの室内長も同じで、ホイールベースも同じ。
片やV8・片やV6エンジン。
エンジンの全長は僅か10cm強の長さの差。
10cmの差しかないエンジンを背中に背負いながら、片や2座席・片や2+2座席のスペースを確保している。
どんなマジックがそこにあるのか?


3.NSXが、3Lクラスであのサイズで登場した理由。


4.マクラーレンF-1はBMWエンジンを搭載して世に出たが、当初はBMWエンジンを使う予定ではなかった


等々・・・・それらの理由がわかる本なのです。




お値段はそこそこ張りますが、スーパーカー世代で今でも当時のスーパーカーに憧れている人間にとっては、「買って損はしない本」と言えるでしょう。

コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

ファシスト [2010年10月8日 19:34]
こんばんは。
おぉ!! 厚さ5cmですか。
眺めているだけで、眠くなってきそう^^
いつの間にか枕になっているでしょう。
読み切ったらスーパーマンですね!
でも、スーパーカーが好きだったらあっという間に読んじゃうのかなぁ。
まめ八 [2010年10月8日 20:31]
こんばんわ。
5㎝の厚さの本ですか?凄いですね。
この歳になると読破する事はまず無理でしょう。!(^O^)
私が過去に読んだ本で5cmの厚さといったら、パウル・カレルの“焦土作戦”でしょうか。
この本、フジ出版社から刊行されていたもので、独ソ戦の中盤から後半にかけての戦いをドイツ側から見たもので、一時絶版になっていました。最近、学研M文庫から上・中・下巻の三冊に分けられて再販されているようですよ。!(^O^)

ところでにーななさん、最近めっきりご無沙汰されていますが、ちょっと心配ですね。
EP82-SW20 [2010年10月9日 22:49]

>ファシストさん、こんばんは。 コメントとありがとうございますw

寝る前にちょうどいい読み物でしたよw
一晩、一台、で読みましたけど、約一ヶ月かかりましたね(^^;)


>まめ八さん、こんばんは。 コメントとありがとうございますw

おお、「焦土作戦」の名は聞いたことがあります。
それも読み応えがありますねw
「千里の道も一歩から」で、知らずに読み進めていけました。
そうですね、更新されていませんね・・・。

にーなな [2010年10月11日 8:54]
おはようございます。
ちょっとご無沙汰しています。汗
リンクいただきありがとうございます。
更新・・最近時間が。。汗

EP82-SW20 [2010年10月11日 21:11]

>にーななさん、こんばんは。 連続コメントとありがとうございますw

ちょっと金額的に努力が必要でしたが、買って良かったですよw
ありがとうございます(^^)
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戦車熱再燃(笑)

2009-05-23 21:30:00 | 

興味深い、戦車の写真をご紹介。

過去ログで戦車に興味がある事を一度書いていますが、これは「戦車好き」なまめ八さんと知り合ってから、戦車熱が再燃した結果(笑)

 

→ 過去ログ「戦車が好きになった理由」

→ まめ八さんのブログ

 

 

戦車というと一言で言えば鉄の塊。

その中に大砲があって砲弾が積まれていて、乗員はその隙間の何処に乗っているのか?

 

また、周囲が分厚い鉄板に囲まれているわけだから、そこから外を覗く時は、どんな感じで見えているのか?

 

運転席や他の乗員の座席はどんな感じなのか?

 

中で動き回れるのだろうから周囲のスペースは?

 

車が好きなので、こんな事に興味を惹かれています。

 

 

戦車の写真というと、殆ど外部から撮影した写真しか見た事が有りません。

先日陸上自衛隊広報センターに行った時展示車両も、中には入れないです。

 

そんな時、こんな本を見つけたので通販で購入。

 

パンツァーズ・アット・ソミュール No.1

 

 

フランスのソミュール博物館に展示されている戦車の写真集です。

表紙を飾るティーガーⅡ型重戦車は、第二次大戦中のドイツ軍の無敵と言われた戦車で、現在でもこの博物館で動態保存されているそうです。

全高は3mにもなる大きさなので、この写真は撮影者の目線で撮られたように見えます。

 

この本の中で、こんな傷ついた戦車がありました。

第二次世界大戦中のドイツ軍 Ⅳ号駆逐戦車。

表紙の写真の右下に、戦車の上部が写っています。

 

 

 

横から見ると、大きな穴と共に鋼鉄の装甲板にかなりの範囲で亀裂が入っています。

右前方は、溶接部分が割れています。

 

 

 

一般的に戦車というと、車体の上に全周旋回可能な砲塔が付いている形状を思い浮かべる方が多いと思います。

 

 

陸上自衛隊74式中戦車も、一般的な形をしています。

 

 

「無砲塔」の戦車は、砲塔のある戦車に比べて

 

1.生産コストが安く短納期で完成する。

2.車体が低くなり、敵から発見されにくい。

3.車体の割りに大口径の砲を積む事ができる。

 

というメリットがあります。

大戦末期のドイツ軍は、このような「無砲塔」の戦車を多く作るようになっていました。

 

 

博物館に展示されている戦車でこのような痛々しい姿を晒している戦車の写真は、今迄見たことが有りませんでした。

 

 

 

こちらは内部から見た「傷跡」です。

 

 

 

写真に書かれている情報と私の推測で、ちょっと解説を。

 

 

AとDの穴は、90mmクラスの砲弾(数字は砲弾の直径を表しています)で撃ち抜かれたものと思われます。

Aの穴は衝撃で周囲の装甲が割れ落ちたと考えられます。

 

Bの穴は75mm砲弾の貫通穴。

 

Cは75mm砲弾が突き刺さった状態になっている、非常に珍しいケース。

 

Eの凹みは75mm砲弾がこの戦車の装甲に弾き飛ばされた跡です。

 

この戦車の上面斜めの部分では跳ね飛ばされた75mm砲弾も、正面の垂直の部分では衝撃をモロに受ける形になり、突き刺さったり貫通したりしているわけですね。

もっとも上面でも90mmクラスの砲弾では太刀打ちできなかったわけです。

 

外部の穴に対応した中の写真。

 

 

Bの穴が正面から射抜かれた75mm砲弾の穴で、Cのふくらみが辛うじて抜かれることを免れて突き刺さった状態でいる75mm砲弾の跡。

 

Dの穴は位置的に見えません。

 

この写真、無線手が乗っている座席付近から前方を撮影したものです。

この戦車は「シャーマン戦車と撃ち合いの末アメリカ軍に鹵獲された」と書かれていました。

当然戦闘状態ではここに無線手がいたわけです。

 

3発の砲弾、硬式の野球ボールよりも重い鉄の塊が音速より速い速度で無線手に向かって飛び込んできた。

彼がどんな運命を辿ったかは、想像するまでも無いと思います。

 

戦車。

またの名は、「鉄の棺おけ」だそうです。


 


 

参考までに通販の本の紹介を

        


パンツァーズ・アット・ソミュール(no.1)
コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

真鍋清 [2009年5月24日 3:08]
このドイツ軍4号戦車は敗戦色濃い中での資材削減を狙って製造された耐乏型戦車なだけあって、車で言えば木骨ボディの戦時型トラックや木炭車という所でしょうか?しかしこの4号戦車、エンジンはご丁寧にもシューマン戦車並みに「メルセデス・ベンツ製」なのでしょうか?詳しいデータがあったら今後アップしていただきたく存じます。
EP82様とは対照的に、片や小生は「メルセデス熱」が再燃したかって?いやいや、当方はレクサスIS350に乗るようになって、同価格帯のメルセデスの動力性能のふがいなさを改めて知るようになり、逆に日本車の魅力が強調されてレクサスを筆頭にトヨタ製品に首っ丈です!
「ベンツだけが車ではない」そう身を持って感じた小生は欧州車の中ではVWパサートやアウディ各車、プジョー407やシトロエンにも心から魅力を感じられるようになりました。
byメルセデス260EからレクサスISに昨年乗り換えた男
ファシスト [2009年5月24日 8:13]
おはようございます。
戦車、子供の頃好きでした。
力強くって、頑丈っていうイメージでしたから。
原爆もあったせいか、平和教育というものが広島にはあり、だんだん兵器に見えてきて怖く感じで・・・
隊員達はこの狭い中を命がけで動きまわってるわけですから。
恐怖のレベルははかり知れません。
別の名前もあながち間違ってはないでしょう。
まめ八 [2009年5月24日 11:34]
おはようございます。

うわ~。EP82-SW20さんの戦車熱復活・・・本気モードですね。
同好の人間として本当に嬉しいです。!(^O^)
私めのブログまで御紹介頂きまして有難うございます。

さて、先日購入された本とは、この本の事だったのですね。本屋で立ち読みした事があります。
フランスのソーミュール博物館に展示してあるドイツ軍車両の写真集ですよね。
写真の車両は、正確にはⅣ号駆逐戦車ではなく、Ⅳ号戦車(A)と言います。
大戦末期に威力不足になったⅣ号戦車の生産を取止め、車台をすべてこの車両に振り向けるよう、ヒトラーが命令を出してから四号駆逐戦車の呼称は使用されなくなります。
この展示車両、実は大戦中に撮られた写真が数多く残っています。
ひどく破壊されていますが専門家の鑑定では、ガス欠で放棄された車両を、連合軍が的にして射撃訓練に使用したものらしいですよ。
ですから、恐らく乗員は一人も亡くなっておりません。(良かったです)

近々、私のブログの方に大戦中の写真をアップしておきますので良かったらご覧下さい。

Luxio [2009年5月24日 22:14]
こんばんは^^
EPさんの戦車魂、廃線より熱くなっているのかなぁと思いました^^;
確かにこれは、鉄の塊ですよね^^;
戦車の外観を見渡すと、戦場の跡がくっきりと残り、砲弾の傷が痛々しいです。。。
EP82-SW20 [2009年5月25日 22:27]

>真鍋清さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

積まれているエンジンはマイバッハエンジン。
現在マイバッハ社はメルセデスの傘下ですから、メルセデスベンツのエンジン、とも言えると思いますよw
日本車メーカーはドイツのメーカーを目指していましたから、ISはそれを上回ったのかもしれませんね。


>ファシストさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

戦車熱が高じて、生還したドイツ戦車兵の手記をまとめた本も買っています。
彼らが生き残れたのは、まさに運でしか無かった、そう思える厳しい現実が記載されていましたよ。
平和であることがいかに大切か、それを切に感じる本でしたね。
おぺ [2009年5月25日 22:30]
こんばんは、おぺです。
戦車の装甲が被弾するとこんな風になるんですね。写真とはいえはじめて見ました。
Cの75mm弾がささっているところなんて、ほんと珍しいのでしょうね。
EP82-SW20 [2009年5月25日 22:36]

>まめ八さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

お礼の言葉、ありがとうございますw
そちらを拝見しました。
コメントは改めてさせて頂きますね。
この戦車の兵員は無事脱出できたのですねw
なんだかホッとしましたよ。
一応Aがアルケット社、Vがヴォマーグ社のイニシャルというあたりまで知っていますw


>Luxioさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

すみません、鉄道廃線跡の紹介方法に疲れてしまっています(苦笑)。
今度から各県の線名を一通り紹介したら、その中の一線のみピックアップする方法にしないと、まとめるのに大変で・・・(^^;)
装甲が撃ち抜かれるか否かで生死が別れるのですから、恐ろしい事ですよね・・・。
EP82-SW20 [2009年5月25日 22:42]

>おぺさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

貫通して穴の開いた戦車は当時の写真で見た事はありますが、現存する戦車でこのように被弾した車両を見るのは初めてです。
ましてや砲弾が突き刺さっているなんて、当時の写真でも見た事が無かったですよ。
totoroko [2009年5月27日 0:06]
こんばんは。
なるほど、鉄の棺桶ですか。的確に言い表していますね。戦車に限らず、地上戦の場合は攻勢のときは良いにしても守勢に回ったときは厳しいものがあると思います。
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たったひとつのたからもの

2008-05-18 23:43:41 | 

TVドラマ化されている本です。
随分前に放送されていたのですが、録画してあってもなかなか見る機会が有りませんでした。

G.W中に見ていたので、廃線ウォーク後にアップ予定でした。

結局休み明けから仕事が忙しくて、昨日で一段落。

少しやる気が抜けています(苦笑)

常連の皆さんの所に行けていなくてすみません(^_^;)。

 

さて、このTVドラマは実話ベースです。 

ダウン症の息子さんを授かったご夫婦が、そのお子さんが亡くなるまでの6年間を過ごした記録です。

 

まず、わが子に障害が有る事が解った場合、親御さんがその現実をすんなり受け入れる事ができないケースが多いですね。

 

例えば、母親が育児主体で父親が仕事一筋の家庭のケース。

そこでお子さんが自閉症を発症した場合。

自閉症は「脳に障害がある先天性の病気」ですが、最初は「発達遅れ」が顕著に現れるので、母親は自分の育て方が悪いと自分を責める。

父親もこれまた「育児はお前に任せてあるのだから、お前の育て方が悪い。」と母親を責める(そんなドラマもありましたが、あながちフィクションとは言えないでしょう)。

しかるべき医療機関で「自閉症」と診断されるまでは、この誤解は続きます。

(この誤解が原因で「離婚」となったケースも有ります。)

また、「自閉症」とわかってからも、今度はその子の育て方・接し方で悩む事になります。

 

わが子が障害児となった場合、そこには「何で私の子が・・・・」と言う言葉が必ずと言って良いほど出てきます。

しかし、「自閉症」の場合、最近では100人に一人の割合とか。

稀な病気とは言えなくなっています。

子供の障害を告知される事は、殆どの親にとっては辛い現実でしょう。

(「五体不満足」の著者乙竹君のお母さんは、生まれたばかりの彼を見て「まあ、かわいい」と言ったらしいのですが、自分が同じケースだったらとても真似ができません(^_^;))

 

この物語のお子さんはダウン症

生まれてすぐに染色体の異常がわかり、心臓に合併症があり1年の命と診断されました。

(この病気の名前を知ってはいましたが、詳しい症状はこのドラマを見て初めて知りました。)

 

それから6年間、様々な出来事を経験し、この「秋雪君」は成長していきます。

そして、彼と共に親御さんも成長していきます。

子供に障害があると言う現実を正しく認識し、家族や親戚の理解と協力を得て、同時に周囲の理解と協力を得て、「秋雪君」が成長していく姿が描かれています。

ドラマでは年齢に応じて複数のお子さんが「秋雪君」を演じています。

この子供達、全員が実際の「ダウン症」のお子さんだったそうです。

 

ご両親やその他の親族の方々が悩み苦しんでいる様なマイナス表現は余り多くありません。

しかし、程度の差こそあれ、障害児を育てる事は容易ではないと思います。

「育児」と言うより「介護」ですから。

ただ、1年しか生きられないはずのわが子が、一年・また一年と成長を続けていた生命力に、ご両親は力づけられていった事でしょう。

「障害児」であった「秋雪君」が、ご両親の生きる力になっていた・・・。

悲しい結果でしたが、実話ベースと言う事もあり、とても心に残る作品でした。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

LUXEL [2008年5月18日 23:56]
こんばんは。
少しのご無沙汰ですw
ここ最近、お忙しい日々が続いているので、お体にはご自愛してくださいね。
話は本題に移ります。
ダウン症を患っている患者さんの姿をニュースで見たことがあります。
生きる道を大切にする姿…家族の暖かいサポートがあるので、その方にとって心の支えになっていると思います。
私は残念ながら、このドラマを見ていませんが、お話を伺うと、心の中に残る作品だと感じました。
ファシスト [2008年5月19日 1:24]
こんばんは。
忙しい日が続きますね、身体を大切にしてくださいね。
おっしゃてること、すごーくよく理解できます。
しかし、実際の行動がともなうかどうか・・・
見せ掛けはできても、なんか気づかれそうですし・・
院内で仕事をしてると感じます。
一流にマニュアルはないと・・・
kuru [2008年5月19日 2:35]
こんばんは。
色々と考えさせられる作品があります。
kuruが家庭を持って、子供ができたけど障害がありと考えた時、今はさまざまなメディアがあるのである程度は受け入れられるのかなとは思いますが、いざそうなったら耐えられない状況になるかもしれません。
色々と状況を考える情報を提供してくれる分ありがたい話ですが、なかなか状況に直面した時に誰かに責任を擦り付けたくなるかもしれません。
家庭は何事も問題が無い方が良いのですが、何かあったとしても対処できる人になりたい…
kuru [2008年5月19日 2:37]
追記:
お互い忙しい時期がありますが、無理せずにね♪
時間がある時はBLOGにコメントを書けますが、時間の余裕が無い時は読めててもコメントが書けない時ってありますから。
マイペースでお願いしますね♪
けいづか木の子 [2008年5月19日 21:24]
こんばんは。
この本は読みましたよ。
テレビドラマも見ました。
現実を受け入れるのはかなりの時間が必要でしょうね。
でも受け入れて強く明るく頑張ってる人たち(親子)もたくさんいますね。

自閉症100人に一人ですか??

ん~~~きびしいですね・・・・



LUXEL [2008年5月21日 1:27]
こんばんは。
メールありがとうございました。
明日(今日)の夜にこちらからまたお返事を差し上げます。
ラクちゃん [2008年5月21日 21:07]
こんばんはぁー(〃ー〃)ノ
EP82-SW20 sanを最近見かけないなぁ~と思って、ブログを探してました。
私は気まぐれな性格なので、GAZOOを見ない時は全く見ないので…(笑)
疲れているみたいですね!!!
ゆっくり休んで下さいねぇー(〃ー〃)ノ

私の子供がもし自閉症になったら…
考えるだけで、辛くなってしまいそうです!
でも、本人の方がもっと辛いのですよねぇー!!!
でも、きっとそんな子供でも私の子供だったら可愛いんだろぉ~なぁ(〃ー〃)ノって思います。
EP82-SW20 [2008年5月21日 22:06]

>LUXELさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

お気遣いありがとうございます(^^)
今週かなり仕事の進展が有って、精神的には楽になりましたw

私も身近に複数の障害者がいますので、最近この手のドラマを参考になればと思い、見るのです。
「実話ベース」でどこまで事実が反映されているのかはわから無いですが、この「秋雪君」を見守るご両親の気持が実によく表現されています。
「障害児を持つ親の気持」。
ここまで至るには随分多くの葛藤が有ったと思いますが、この域に踏み込めるまでになると、人間かなり考え方が豊かになるものだと思います。
機会がありましたら是非ご覧くださいw

また、メールの件了解しました。
後ほど確認しますねw
EP82-SW20 [2008年5月21日 22:10]

>ファシストさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

お気遣いありがとうございます(^^)
何だか皆さんに心配してもらっていますね。
ありがたいことですw

私の障害者との付き合いは小学生の頃からありました。
同級生に一人知恵遅れの子がいたのです。
学生時代はボランティアで障害者施設の旅行引率を引き受けた事も有ります。
でも、ボランティアをやっている事がなんとなく「自分は障害者の為に色々やっている善人なんだよ」なんてアピールしている「偽善者」のように思えてきて、10年以上もボランティア活動はやめていました。
10年ほど前から身近な障害者と必然的に係わるようになってからはしばらく悩みましたけど、今は自然体で接する事ができますよw
こちらは「ボランティア」でなくて、「体当たり」ですから(笑)
EP82-SW20 [2008年5月21日 22:26]

>kuruさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

お気遣いありがとうございます(^^)
忙しい時は今回のようにお邪魔できない事が出てきますけど、後ほど埋め合わせに伺います(笑)

障害児に限らず、家庭を持たれてからの揉め事の解決方法としては、
1.夫婦で話し合う。
2.それで駄目なら双方の両親を交えて。
で、障害児ならやはり3番目に行政や医療・福祉関係の機関に相談する、と言うパターンが一般的でしょうね。
ここで夫婦揃って同じ気持で、「お互いを思いやりつつ」障害を持つお子さんと接していけるかどうか、で、家庭が続くか崩壊するかが決まってくると思います。
障害児を持った某女優さんが、そのお子さんがなくなった直後に離婚されたのですが、その離婚理由が「子供に対する考え方の違いで、夫との溝が広がってしまった」と言うような内容だったらしいですから。
家庭は夫婦二人で築いていくものですから、どちらか一方が苦労しているだけでは、長続きしないですよ・・・。

EP82-SW20 [2008年5月21日 22:36]

>けいづか木の子さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

おお! 原作までご覧になっていましたかw
そうなのですよ、この「現実を受け入れる」事が人それぞれですが数年に渡る事もあります。
それと、「障害児を持つ」事で「健常者から変な目で見られている」と言うように感じる負い目。
これはかなり厳しいですよ。
例えば自閉症児の症状に「周囲に無関心なマイペース」が有ります。
公共交通機関の中でマイペースに騒がれたら、事情を知らない周囲の人達は「この親は子供のしつけがまともにできないのか!」と思われますからねぇ。
しつけたくても、できないのですけど・・・。
自閉症は増える傾向のようです。
10年前には1000人に1人の確率と言われていました。
30人学級が4クラス有れば、一人は自閉症児、という確率ですね(^_^;)
EP82-SW20 [2008年5月21日 22:49]

>ラクちゃん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

疲れはかなり取れましたよw
心配してくれてありがとうございますw

ラクちゃんは気紛れな性格ですか?
血液型だとABが気紛れの人が多いらしいけど(笑)

障害児の親御さんは障害の程度により様々だけど、「障害児」と言う言葉の重さを受け入れるには、一般的にはかなり厳しい現実が有りますね。
ちなみに、私の身近な障害児は重度の知的障害なので、本人は「辛い」という認識をもっていない様です。
だから逆に本人は「幸せ」かも知れないです。
よく笑う、笑顔のかわいい男の子ですからw


コメント
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「幸福の王子」という本、今の政治家が読んだらどう思うかな?

2007-02-05 12:00:00 | 

タイトルだけではこの本の言わんとする奥深さがわかりません。
母が「幼い姪っ子の『心』を育てたくて」買った本です。

注文した本が届いたと、母の嬉しそうな声。
どんな本を買ったの? と聞くと、この本「幸福の王子」
タイトルを聞いて
私 「なんだい? その本。なんだか夢見物語のようなタイトルだね。」
母 「おまえも昔読んだ事があるはずだよ。ツバメと王子様の銅像の話。」
私 「うん? ツバメと王子様の銅像の話・・・? なんだか読んだ事があるような・・・?」

そう、おぼろげながら覚えていました。
小学校低学年の頃この物語に出会ったと思います。
黄金色に輝いていた王子様の銅像と、何故かその王子様に付き従って冬を迎えてしまったツバメの物語を。

 

北国で冬を迎えたツバメにどんな結果が訪れるかは、ご想像通り。
何故ツバメがそんなことをしたのか、記憶が全然ありません。
「もう一度この本を読んでみたい。」
そんな気持ちになって本屋まで一路車を走らせました。

 

タイトルがちょっと読み難いですが、「幸福の王子」とあります。


短編小説なので走り読みで5分も掛からず読み終えましたが、「幸福の王子」と呼ばれている黄金色の王子の像と、ツバメとの友情が描かれていました。

勿論、何故ツバメが王子の像の傍で冬を迎えてしまったのか、という事も。

 

子供の頃読んだ時、この結末の悲しさに心を打たれたものです。

大人の今改めてこれを読むと、現在の政治家(政治屋が多いですね。『機械』発言する人なんて、いい例かな。)と社会の姿の本質が、当時となんら変わらないことや、自分が大人になった事で作者が訴えようとしている本音の部分が見えて、虚しさまで感じます。

ただ、結末はやはり悲しいです。

今読んで、子供の頃以上に目がウルウルしてしまいました。

 

「走れメロス」とか「裸の王様」とか、その様な物語と共に子供の頃読んだ記憶があります。
皆さんも一度は読んだ事がある本かもしれません。

この本を読んで心に感じ入る事ができる子供達なら、「いじめ」は絶対やらないでしょう。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

けいづか木の子 [2008年9月18日 0:07]
こんばんは。
愛車はストリーム、軽トラ、ホーミー、マイクロバスと乗りこなしてますが車に全く興味のないきのこです。。。(^^ゞ

【ツバメと王子】だと思ってました。

自分も読んだし子供にも読んでやったような・・・
子供達は絵本よりゲーム。。。

名作を読んで欲しいですね。。


EP82-SW20 [2008年9月18日 21:44]

>けいづか木の子さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

この記事にコメントを頂けるなんて、とてもありがたいですw
私もツバメと王子だと思っていました。
詳しく覚えていなかったです(^_^;)

軽トラからマイクロバスまで運転されるのですから、かなり運転上手ですねw
サイズを気にせずに運転できるのですからw

けいづか木の子 [2008年9月19日 21:56]
こんばんは。
マイクロは時々こすって主人に怒られてます。。。。

訂正・・乗りこなしてる訳ではありませんでした(^^ゞ

政治家といえば・・・責任感なさすぎ。。。です。

EP82-SW20 [2008年9月20日 22:11]

>けいづか木の子さん、こんばんは。 再度コメントありがとうございますw

あらら、こすっておられますか(^_^;)
それでも軽自動車とマイクロバスのサイズの違いは慣れがかなり必要と思われますよw

政治家について言うと、口では「国民の為に」なんて偉そうに言う人がいますが、結局その腹の中は「自分の為」という意図が見え見えの人がいますよね(苦笑)。

コメント
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