気の向くままに、今日の話題をお届け

以前は、Gazooブログ「今日の話題は」をやっていました。
基本、忘備録的日記です。

只(タダ)より高い物はない

2021-03-24 21:18:10 | トピック

タイトルの「只より高い物はない」

辞書で意味を見ると

「ただで何かをもらうと、代わりに物事を頼まれたりお礼に費用がかかったりして、かえって高くつく。」

とある。 →こちら

 

似たような言葉で、逆の意味と言える「損して得取れ」がある。

初めは損をしても、それをもとに大きな利益を得るようにせよ。

っていう意味。 →こちら

 

これは、初期投資(損)をして、その投資を上回る収益を上げる(得する)事と同じだと思う。

会社だったら新しいプロジェクトを実行するにあたり、この初期投資とそれに対する利益を天秤にかけ、「何年間後には初期投資分を回収できる」と言う目途が立って、プロジェクトを推進できる。

(要は、元が取れなくてはダメって事)

 

何を言いたいのかと言うと、今話題のLINEの話。

私は使っていないからよく知らないけど「無料で電話使い放題」のアプリ、らしいね。

知人・友人を含め、スマホを持っている人は結構利用しているみたい。

 

でもね、無料でサービスを提供するって言ってもね、企業って収益が無いと成り立たないわけよ。

社員に給料払えないでしょ。

だから、どこからかお金を得る手段を持っている。

 

例えば、有名なユーチューブ。

「広告収入」をスポンサー企業から得ている。

ユーチューブの動画では結構頻繁にCM(広告)が入り、「CMを消す有料利用方法が有ります。」とお誘いの広告まで出して来る。

ユーチューバーが職業として収入を得られるのも、これら広告収入や視聴者からの収入から分配されるわけで、

再生回数の多い動画がある → ユーチューブはCMを頻繁に入れる様になる → CMを煩わしく感じる人は課金して動画を見る → ユーチューブの収入になる → ユーチューブは社員に給料が払え、運営が続けられる

と言う、正しいシステムが成り立っている。

 

基本無料のオンラインゲーム、なんていうのも流行っていて、これも商法としては良いやり方だと思う。

「無料だからやってみるか・・・」で始めて、それにハマったユーザーがのめり込んでお金をつぎ込む、と言うのはよく有るよね。

 

それを言うなら、NHKの無料アプリ「らじるらじる」だって、実質無料じゃない。

私は受信料払っているから無料ってわけではない(ダウンロードするつもりはないけど(笑))。

「NHKから国民を守る党」の主張の中に、「『TVやラジオをお持ちでなくても、スマホで番組を視聴できますから、受信料を頂きます。』と契約させられた人がいる」、という「反NHK発言」も聞いた事が有る。

これが事実なら、「無料アプリ」って嘘で、「有料アプリ」だよね。

 

さて、LINEは使ったことないので(そもそもガラケーユーザーだからね)、その「無料」としているバックボーンがわからなかったけど、今回理解できた。

 

個人情報を盗むつもりだったかぁ、これは高く売れるわなぁ・・・

 

で、タイトルの「只より高いものはない」って話になるわけ。

LINE使っている皆さんには後で高いしっぺ返しが来る可能性が高いけど、その人達の発信履歴や着信履歴も盗まれているとすると、LINEユーザー以外にも被害が出てきそう。

 

知っている実例で、2年位前に知人宅の高齢者の「らくらくホン」に、ショートメールで「動画の視聴料が未払いなので、支払い手続きをしてもらいたい。この電話番号に連絡をください。」と通知がきたらしい。

その高齢者は動画なんて見る事もしないし、そのらくらくホン自体でネットにアクセスできるような契約をしていなかったため、知人はすぐにその電話番号を警察に連絡したそうだ。

今思えば「LINEからの情報流出?」と疑ってしまう。

 

そういえば、過去にこんな記事を上げていましたので、ご参考に。

→ うさん臭い手紙にご用心

上手い話には気を付けましょう。

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二代目シエンタの燃費実力が、予想以上w

2021-03-06 21:14:28 | 燃費

社用車で久々にシエンタに乗った。

前々回と前回乗った時の燃費は18.1km/L・19.1km/L。

時々乗ってはいたが、陽気が良くなってきた事も有り、燃費の実力がカタログデータ(JC08モード 20.2km/L)に届きそうな手応えを感じてはいた。

「いいんでないかい」(笑)

 

初代初期型に9年近く乗っていましたが、部分的にはカタログ燃費を越えることは有っても、満タン計測で一度もカタログ燃費を越えられず、不満だらけ。(過去ログで散々愚痴りました )

そんな経緯があったものだから、(燃費計測条件では10.15モードより厳しいJC08モードで) 20.2km/Lという燃費を出している今の二代目シエンタが出た時は「そんな燃費、出るわけないだろ」と疑っていました。

当時既にシエンタを亡き者として(おぃっ) 購入していた70系ヴォクシー(二代目ヴォクシーの後期型)は、カタログ燃費自体はシエンタに劣るものの、満タン計測でカタログ燃費より常に高い燃費を出してくれていて、現在の生涯燃費は(シエンタと使用状況は異なるものの) シエンタ16km/Lに対し15.7km/Lと「こいつ本当に2Lかい!」という感じ。

(尤も、冬場のエンジンの温まりの悪さと燃費の落ち込みを見ると、やはり「2Lだな・・・」と実感してますが )

そんな我がヴォクシーの実績も有り、二代目シエンタはそれよりも新しいモデル、という事で「似たようなエンジン制御をしていれば、ひょっとしてカタログ燃費出せるかも・・・」という期待はありました。

 

という事で、仕事で乗る機会がある度に燃費チャレンジしていたのですが、良い結果が出たのでアップw

 

ちょっと手振れしてますが、62.3km走って(下の黄色い枠内) 20.4km/L(上の黄色い枠内) と、カタログを越えましたw

陽気が良くて乗り出してすぐトルコンがロックアップしたので、「お、これは20km/Lオーバーが期待できるかもw」という予感はあったのですが、改めて走行の中身を振り返ってみると、この車の燃費性能は半端ではなかったですね。

 

その62.3km走行の中身ですが、よく「燃費チャレンジ」と題する運転のような「目的地から目的地まで、無駄な停車等極力省いた走行」という形ではなく、あくまで「日常的にある運転状況」。

それと、出発点と終着点が同じなので、標高差での優位は有りません。

 

振り返ってみると・・・

・会社の駐車場から客先7か所を回って同じ駐車場に戻る

・すべての客先で1回はエンジン停止。

・アイドリングストップ使用(但し、停車時間15秒未満は、ブレーキの踏み加減を調整してストップさせない)

・会社~客先1の間には、60km/hで走る片側二車線道路が約4km。

・客先その1では2回縦列駐車(駐車場所を移動したが、エンジン停止は1回)

・客先その1~その2の間には、60km/hで走る片側二車線道路が約3km。

・客先その2~その3で、1回トイレ休憩エンジン停止有。

・客先その3で、縦列駐車。

・客先その5(路地の中)で、車庫入れ駐車。その際に他車との場所交換待ち有り。

・客先その7で、車庫入れ駐車。

という内容。

 

一般的な「燃費チャレンジ」だと、縦列駐車や車庫入れ駐車って・・・無いよね? やらないよね?

渋滞に巻き込まれなくて郊外主体の走行ではあるものの、平均速度がたったの27km/hだった(メーターの上から2番目)という事も意外ではありますが、市街地や路地もそれなりに走っているし縦列駐車や車庫入れ駐車をやっていれば、このくらい低くなるのかな?

この間の所要時間は約2時間半だから、仮に全部走っていたとすると、62.3÷2.5=24.92km/h。

おっ、近いかな。

距離と平均時速から時間を逆算すると、62.3÷27=2.307で、2時間18分くらいだから、全部の客先でエンジン停止していた時間が12分くらいと考えれば、合いますねw

 

という事で、シエンタの想像以上の実力を垣間見た気がします。

シエンタのユーザー及びこれから車を買おうと考えてシエンタを候補に上げている方、参考になれば幸いですw

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緊急事態宣言、延長されましたね

2021-03-05 21:17:20 | 新型コロナ

緊急事態宣言の解除が2週間先になりました。

個人的には「まぁ、良かったかな」くらいにしか感じていませんが、二週間前から気の緩みが目立つ一部の都民の皆さん達には、自らの行動を省みる良い機会になったのではないでしょうか。

 

何しろここ数日間、全国的に感染者数が横ばいで、東京都に至っては、先週より増加しているとのこと。

都民の皆さんの気の緩みは「行楽渋滞」という形で表れていますが、全国的にも気が緩んでいるのではないでしょうか。

 

でも、コロナ騒ぎがかれこれ一年になるというのに、報道の仕方が「コロナの危険さを国民に正しく伝えるようにしているの?」って感じます。

我々国民の気の緩みを全てメディアに責任転嫁する気はありませんが、「この報道の仕方じゃ、気も緩んで当然では?」ってマジで思っています。

 

二つ例を上げてみます。

その1.

感染者数が増えていく場合の報道の仕方は、こんな感じ。

「今日の感染者数は125人で、100人を越えるのは7日間連続です。」

「今日の感染者数は212人で、今月に入って増加傾向が続き、初めて200人を越えました。」

 

これを聞くと「感染者数が増加傾向にあって、まだまだ増えそうだ。これは危険だ。」と受け取れると思います。

 

その2.

逆に減っていく場合。例をあげると、

「今日の感染者数は485人で、感染者数が7日ぶりに500人を下回りました。」

「今日の感染者数は342人で、感染者数が減少傾向に有り、400人を下回るのは、5日連続です。」

という感じ。

 

「ピークが過ぎたかな?」「減少傾向が続いているようだから、良い傾向だ」と受け取れると思います。

 

表現の仕方としては、確かに間違ってはいません。

 

では質問。

どちらの報道を危険に感じます?

 

私は、増えていく時の方が、危険が増してきていると感じます。

感染者数何人・死者数何人と、毎日のように報道されて数字自体にマヒしてしまっていますからね(苦笑)

感染者数が下回っている という言葉を聞いて、 実際は前者に比べ後者の方が感染者数が多いから危険、って、すんなり判断できないですね。

 

これね、直近の前のデータと比べて報道しているから、こんな報道の仕方になるのですね。

増えていく時と同じ基準でも比較すべきだと思いますよ。

 

「今日の感染者数は485人で、感染者数が7日ぶりに500人を下回りましたが、〇〇人を越えているのは15日間続いています。」

「今日の感染者数は342人で、感染者数が400人を下回るのは5日連続です。しかし、〇〇人を越えているのは23日連続です。」

という感じで、基準となる「〇〇人」を持ってきて比較報道するのが、誤解を生まない報道と言えるのでは?

(この〇〇は、ステージの判断基準になる数字を入れてみたらどうでしょうね。)

 

実際のNHKのグラフを抜粋してみてみましょう。

まずは第一波時の全国の感染者数。

新型コロナがどこまで危険かわかっていなかった事もあり、緊急事態宣言で学校も休校にして対応していた時期ですね。

この時一日の感染者数のMAXは720人です。

この頃は、得体のしれないコロナウィルスに、多くの国民が怯えていた、そんな印象があり、今よりも自粛が目立っていましたね。

商店街は「シャッター通り」と化していましたし。

 

次に、第三波。赤丸の範囲が最近の2週間。(いや、少し多かったか・・・汗)

赤丸部分の感染者数はMAXで1536人ですよ。

 

第一波の時に比べて今の方が安全、そんな印象を受けている人は少なくないと思いますが、これでは安全と言えないですよね。

何しろ、緊急事態宣言の中身が第一波より緩いですし、報道の仕方が「安全になりつつある」と受け取れますから、無理はないと思いますが・・・

 

せめて一言「第一波と比較すると約2倍近い感染者数が続いています。」と報道に追加すべきではないでしょうか?

せっかくデータベースまで作って開示しているのですから、もう少し報道に工夫すべきと思います。

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コロナの死者は余り減っていない、という事実

2021-03-02 19:13:44 | 新型コロナ

新型コロナの警戒宣言が解除されそうですが、解除したら第四波が来そうです。

何しろ、2週間前から東京都民の気が緩んでますから。

先週末とその前の週末、高速道路が10kmを超える「行楽渋滞」となりました。

この「10kmを越える渋滞」というのは、「(緊急宣言が出ていなかった頃の)一般的な休日の渋滞」レベルで、第一波の緊急事態宣言中や、今の宣言期間前半には「渋滞」の言葉は耳にしていません。

 

既に気が緩んでいる人達が増えているのに、「解除」の言葉を聞いて益々「もう大丈夫だから、いつも通りの生活ができるw」となりそうな気がしてなりませんねぇ・・・。

 

「いや、感染者数も下火になっているし、そんなに心配する必要が有るのか?」

なんて思う人はマジでやばいですよ、騙されていますから。

 

相変わらず「感染者数が都内では10日続けて500人を下回っています。」なんて報道が主体ですが、実はまだまだ第一波に比べても安全では無いのです。

 

 

恒例ですが、NHK特設サイトのデータを月別に集計しました。

その推移をご覧ください。

 

まずは感染者。(単位 人)

「2月は激減して11月より減ってる。これって警戒宣言の効果だよ。何の不安もないじゃないか!」

そう思ったあなた、実は大間違いです。

メディアは「ここ数週間の比較」は報道しても「全体の比較」を殆ど報道しない。

「この報道の仕方が国民の気を緩ませ、第三波を起こした」と私は思っています。

それは、次の死者数を見れば、一目瞭然。

 

死者。(単位 人)

.

減ってる? 死者減ってるって言える?

 

グラフで示したように、未だに危険な状態なのですよ。

にもかかわらず、気が緩んだ行動が目立つようになったのは、やはり「感染者数主体、直近の推移を比較した報道に、騙されてしまっている」からでしょう。

 

因みに、2月後半の死者は854人で前半に比べ激減しているものの、半月でまだ11月一か月より多い死者ですよ。

これで「安心していい状況」と言えるでしょうか。

 

緊急事態宣言が解除されても、自衛行動は続けるべき、そう思います。

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