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基本、忘備録的日記です。

燃費を伸ばす走り方、見つけましたw

2018-08-16 15:45:00 | 燃費

ぁと言っても、私のヴォクシーと同車種限定かもしれませんが・・・


 前回、「燃費の実力がフルに発揮できる道」をアップしました。

「病院待ち」の機会が何回も有ったので暇つぶしに走ったわけですが、ここで色々条件を変えて走る事ができました。

その結果を踏まえ、現在通常走行に反映しています。

「2013年型FFヴォクシー」と同型に乗られている方の参考になるかもしれませんので、走り方を書いてみます。

(同年代のノアも同じと考えられます)


※先日のテストコースでの燃費計測結果です。 

カメ加速 50km/h維持 21.03 km/L
カメ加速 60km/h維持 20.17 km/L
ノーマル加速 50km/h維持 21.53 km/L
ノーマル加速 60km/h維持 20.13 km/L


 

この結果から、加速状態によっての差はどちらとも言えず、50km/hの方が燃費が良い、と言えそうです。

ちなみに、加速の名は区別するために私が勝手につけています。

「カメ加速」は 「軽くアクセルに力を入れてエンジン回転数を1000~1200回転を維持して加速する」加速方法です。

10.15モード燃費計測の加速に近い加速です。

「先行車が目の前でノロノロ加速をしていて、それに追従している状態で加速している」とイメージしてください。

そんな状態での加速なので、後続車に迷惑がかかる事は確実です。

後続車がいたら、やらないでください。「エゴドライブ」になりますから(苦笑)


「ノーマル加速」は「カメ加速より強めにアクセルを踏んで、エンジン回転数を1400~1500回転を維持して加速する」加速方法です。

この加速は、後続車がいても「目の前に邪魔な車がいる」と思われないで済む加速に当たりますw

 


  

走行環境の説明

私の周囲は片側一車線道路は60km/hが「流れ速度」の為、一般的に60km/hで走らないと、後続車が数珠つながりになります。

後続車の状況を見て、自分が渋滞の頭にならない様に走っています。

この走り方を試される場合は、くれぐれも周囲の車の流れ方をよく考えて、ご配慮をお願いします。

エコドライブばかり気にして、周囲を見ない「エゴ」ドライブにならないように…(^^;)

 


 

では、具体的な走り方を。

 

 

 

1.発進加速時は、エンジン回転数を1400~1500を維持するアクセルの踏み方で、40km/hまで加速する。

発進加速以外の加速時も極力このエンジン回転数で走ります。

「後続車の加速が良くて車間を詰められる」と言う事がある場合は、1500回転に拘らず、少し回転数を上げて加速気味にしましょう。(燃費は別のところで稼ぎましょう。)


 

2.40km/hになったら一瞬アクセルオフ。(これで、車は「継続して加速しなくてもいい」と判断するようです)

その後、軽くアクセルに力を入れる走りで1000回転を維持しながら、50km/hまで加速。

(「カメ加速」です)

勿論、これをやる場合は、後続車がいたら無理。

少なくとも300m以上離れていないと、50km/hになる前に追いつかれてしまいます。

その様な場合は、1500回転維持で55km/hまで持っていくべきでしょう。


 

3.50km/hで1000回転のまま走行。

後続車に追いつかれたら、もう60km/hに上げるしかないですね。

それで車間が広がるようなら、55km/hに落とします。


  

4.停止位置より200mぐらい手前でアクセルオフ。

停止位置より30m手前で20km/hになる様に減速。

アクセルオフだけで30m手前20km/hになる様なタイミングを体で覚える。

(かなり難しいので、軽いブレーキをかけるのも可。このアクセルオフでフェールカットしている時間を極力長く取る)

この部分が一番燃費の稼げる場所です。

車載の「瞬間燃費計」が99.9km/Lになる状態なので、可能な限りこの状態を長く維持しましょう。

そのうちに、どのような車の状態ならこの99.9km/Lになるのかは、燃費を気にする人であればわかってくるはずです。
 

以上が、発進から停止までの一連の走り方です。


 

勿論条件があります。


 

①まず、この走り方は「水平に近い平坦路」が基本です。

 

登り勾配の場合は、同じ加速度で加速しようとすると当然回転数が上がってしまいます。

回転数が上がる→時間当たりの燃料流量が増える→燃費が悪化する

という図式は有りますが、ここは「速度が速ければ速い程、時間当たりの燃料流量が増えても、燃費の悪化が少なくて済む」と言う図式がありますので、1500回転でノロノロと加速するよりは、2000回転近くまで回して早く速度を上げましょう。

 

逆に下り勾配なら、1000回転でも1500回転と同様かそれ以上の加速ができますから、アクセルの踏み方は少なくて済むのです。


 

②次に、発進してから止まるまで、1km以上走り続けられる状態である事。

発進してもすぐ止まるのが分かっている状態では、わざわざ50km/hまで上げる必要はありません。

例えば、「500m先に信号があり、今発進してもそこでは確実に赤で止まる」と言うのが分かっているなら、最初からカメ加速で40km/hくらいまで加速して、それからは速度維持のまま走り、100mくらい手前でアクセルオフ。

減速中に信号が赤から青に変われば「ラッキーw」と言う感じです。

 

当然のことですが、後続車がいる場合、このような走りはなかなかできないと思います。
 

テスト走行の結果、「50km/h維持の方が60km/h維持より燃費が良い」と言う事が分かりました。

ミニバンのヴォクシーは乗用車に比べて空気抵抗による走行抵抗が大きい為なのかもしれません。

 


 

前に書いたように「流れ速度60km/h」の環境での50km/hは、後続車にかなり気を使います。

このテストコースの場合、後続車がまず来ない状況だったのでできたわけですが、一般的にはなかなかできる環境ではないと思われます。

もっとも、昨今では高齢者ドライバーが40~50km/hで流れを抑えてくれる機会が増えてきています。

その際にイライラしないで車間距離を開けてこの走りを試されてはいかがでしょうか。

後続車が数珠つながりになっても、それは自分が「エゴドライブ」をしている事が原因ではないわけですからね。


 

ちなみに、この「50km/hの方が燃費が良かった」結果は、実際私のヴォクシーの燃費に反映されてきています。

そのグラフがこちら。

ヴォクシー8月.png
 


50km/hで走り続けるのは、なかなか難しいです。

すぐ後続車が来てしまうため、55km/h維持に変更して「追いつかれるまでの時間を稼ぐ」とか。

(追いつかれてしまったら、60km/hに変更して走りますけどね) 

でも、前の記事でこのグラフをアップしていますが、4月の16km/Lが6月に一気に17.4km/Lに上がりました。

例年、この季節はエアコンを使わないで済む場合17km/Lに届く「稼ぎ時」なのですが(笑)、それ以上に上がってくれました。

8月に16km/Lにまた下がりましたが、これはここのところの猛暑でやむなくエアコンを時々入れてしまっている為です。

もっとも、お陰様で今度は「エアコンを入れた場合の燃費計測」もこのコースでできたので、エアコンが入っている時の燃費を上げる方法も考えて試しているところです。


 

結果が出ましたら、またアップします。

コメント
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