今日ラジオから日曜討論が流れて来たので、部分的に聞いていたが、動画が有ったので改めて見てみました。
【令和4年3月6日】日曜討論(ノーカット)
順を追って気になるところをピックアップ
(因みに、社民党は外されたみたいですね。ロシアが侵攻前に擁護する発言しているくらいだから、社民党が外されたのは、議論が進まなくなるから良い事だと思う。)
1.令和新撰組が先日のロシア非難決議を反対した件。
彼らの言い分は、NATOに加盟していない日本は、中立的な立場からロシアを止めるようにすべきだ。
(そして、「議論からもテーマが違い排除されていた」との事だが、テーマが意に反しているから議論に参加しなかったという事か?
「連帯責任」という認識は無いのだろうか? 協調性に欠けると言わざるを得ない。)
さて、国同士だからちょっと事情が違うが、ロシアとウクライナが喧嘩していると考えた場合どうだろう?
ロシアにはベラルーシが加勢していて、ウクライナには米・英・NATOが加勢している。
加勢している人達は殴り合いこそしていないが、お互いが応援している国に対し、「負けるな、頑張れ」と言っている状態。
これでは喧嘩が収まらない。
人間の場合、周囲が物理的に仲裁に入るのが一番なのだが、国同士の場合どうするか?
人が物理的に仲裁に入る事と同様なシステムが無い限り、攻め込んでいるロシア(プーチン)がやる気を無くさない限り、この侵略戦争は収まらない気がする・・・。
令和はこの点についてもう少し考えて行動すべきだと思う。
2.防衛装備品の提供。
これについては令和新撰組に発言の機会が無かったのが残念。
共産党は「軍事物資に該当するから反対。」
公明党は「事態が深刻であるし、紛争そのものを助長するもので無いから、例外として適用すべきだ。」
維新の会「身を守る為の物だから、英断だと思う。」
立憲「身を守るための物資なのでギリギリセーフでしょう。」
という感じで、やはり共産党らしい回答。
因みに、ドイツは最初「ヘルメットだけを提供」としたため、物凄い批判を浴びたそうである。
3.安部さんの核共有の議論。
共産党 「力には力・核兵器には核兵器、と言うのは良くない。プーチンが『核兵器を持ってはならない』と言う実例を示したから、世界から核兵器を無くす事を進めるべき。」
(これは、核のない世界について発言しているから、志位さんの念仏より評価できるw)
と、共産党も割とまともに「平和について具体的な発言」をしていると感じられるのだが・・・。
問題は立憲(^^;)
私、これを聞いたのがこのタイミングだったわけ。
立憲 42:20くらいからだけど。
「安部さんが『核を持ちたい』と思っているだけでは? 安部さんの過去の『広島・長崎での追悼発言』は嘘だったのか」の安部批判が9割以上(><)
「国を守るためにどうすればいいか?」と言うのは最後に「議論すべき」とちょっと言っただけ・・・
そして、「次にロシアの北方領土については・・・」、と振られると、まず「今まで安部さんはロシア(プーチン)と何をやって来たのか」と批判が最初(^^;)
聞いててね、「声が違うけど、福島(瑞穂)さんと似た様な事言ってるよなぁ・・・」と気になったわけ。
後で動画を見たら、立憲の森さん。
相変わらず、「批判だけの党」ってここでも証明してしまっているよ・・・。
因みに、この発言をした森ゆうこ議員は、「北朝鮮ワクチン無償提供を提案」した人間。
北が「感染者ゼロ」と表明しているのに、北にワクチン支援しろと言うのは、真意は不明だが「中・韓・北寄りの立憲」議員だから、彼女の発言から受け取れる印象は「福島さんのお仲間」(^^;)
本気で国防を考えるというより、安部批判に時間の殆どを使った彼女を見る限り、「限られた時間の中で必要な議論をしない」という、「枝野立憲」当時と何ら変わらない様だ・・・。
高市さんの様な、「国際的なものの見方ができる人」で無いと、今の危機的な状況での的確な判断ができないと思う。
全体を通して言うと、公明・共産・立憲・令和は「危機感を感じているものの事なかれ主義(もしくは 方向が違うんじゃね? って感じ)」に受け取れた。
今は「交渉決裂して実力行使をされた場合」について真剣に考える必要が有ると思うが、彼らは「外交・話し合いで」と言う「前段階の話」で何とかしようとしている感じが多々ある。
「実力行使をされた場合の自衛に対してどうするか」という議論を彼らは踏み込もうとしない、そんな印象を受けた。
何しろ「憲法9条論者」が、社民を含めたこれらの党に多い様だから仕方ないかもしれないが、この5つつの党には、危機管理能力が有る様に感じない(><)