気の向くままに、今日の話題をお届け

以前は、Gazooブログ「今日の話題は」をやっていました。
基本、忘備録的日記です。

飲酒運転する人の心理

2007-11-12 22:15:00 | 

自分の経験から言うと、恐らくこんな軽い気持で運転するのでしょうね。

ここ5年程やっていませんが、実は私は(厳密に言うと)酒気帯び運転経験者です(^_^;)

 

前回飲酒運転関連の記事をアップしたので、ちょっと関連して書いてみます。

 

基本的に私はアルコールが殆ど飲めない。
飲んだところで、せいぜいビールコップ1/3飲めれば凄い(笑)。

それ以上は苦くて飲む気になれない。
そして、飲んだ後待っているのは・・・・頭痛。

微熱で頭が重い・・・そんな症状になります。


酒を飲んで楽しい?
体質上受け付けないから、苦痛なだけ(苦笑)

でも、悪酔いする人のいない宴会はそれなりに楽しいとは思う。

 

数年前の暑い夏の夕方、父親がとても美味そうにビールを飲んでいた。
見るからに美味そうだったので、つられてこの時もコップ1/3は飲んだ。
飲んだ時は確かに一時的に体は冷えた。しかし・・・

その30分後、全身から汗が噴出し、

 

 

「あぢ~っっっ(暑い)」


(こんなの飲んでどこが涼しい!)

 

以来、美味そうに見えても夏には絶対ビールなんか飲むものかと・・・(苦笑)

 

そんな下戸の私が何故酒気帯び運転をしていたか。今回はこれをご説明しましょう。

 

 

それは15年近く前の宴会に端を発していた。

当時、車通勤片道1時間の自分にとって、宴会の為のローカル線2時間通勤はかなり酷。

そろそろ下戸に対する理解が広まってきていたので、「車で帰るから飲まない」という約束で宴会に出席した。

 

その宴会でウーロン茶を飲んでいた私がトイレで中座。
戻ってきてウーロン茶を飲むと、なんとなく甘い様な気がする。

同僚の一人が、「それにウィスキー入れたよ。」と笑って言う。

 

「なに!?」

 

もう一度軽く飲んでみると、確かに甘い気はするが、アルコールの味が殆どしない。

「冗談だよな、きっと。」と思いつつも気になり、その後ウーロン茶を飲まずに宴会終了。

特に体調に異変が無く、そのまま車で帰路に着く。


すると約30分後、耳がポッポッと 熱く なってきた。

 

「(!) あいつ、本当にウィスキー入れたんだ!!」


片道20kmを残して既に終電時間を過ぎ、タクシーを拾うことも簡単にはできない。

さあ、どうする。

このまま車を適当な場所に置いて帰るにしても、当時は携帯電話は無いしコンビにも多くない時代。

 

自分の感覚では少し耳が熱くなっている程度。

運転操作には何ら支障が生じていない。

そもそも「酒気帯び運転」している、という感覚は「ゼロ。」

 

結局「酒が入っているから反応が少し遅くなっているはず。その分慎重に運転して帰ろう。」とそのまま運転して帰宅。
それまで一度も酒気帯び運転をしていなかったのだけど、そこで自分のけじめが壊れてしまう。

そして「いつもどおり運転できて事故を起こさなかった。」為に「このくらいなら大丈夫。」という妙な自信を持ってしまった。

その自信が、その後の「乾杯だけ一口飲んで・・・」の酒気帯び運転を始めてしまった原因でもあるのでした。

 

大部分の飲酒運転常習者は、恐らくこの様な心理から飲酒運転を止めようとしないのだと思う。

今では「乾杯だけでも・・・」と勧められる事も無いし、もともとアルコールが嫌いだから飲酒運転しないけど、アルコールが大好きな人達は「自分は事故を起こさない。」という誤認を改めない事には、飲酒運転は絶対に無くならないと思う。

 

「事故を起こさない」つもりで運転するのは当然だけど、それでも「起きてしまう。」事もあります。

その時酒が入っていると、事故そのものは軽微であっても、悲劇を招くことになりますよ。

 

次回は、「起こさないつもりで走っていたのに、起こしてしまった事故。」

そんな体験談をお話しましょう。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

ラクちゃん [2007年11月13日 21:13]
飲酒運転は危険ですね(〃ー〃)。○
私は、飲酒したことありませんよぉー☆
真面目チャンなので(当たり前か)
ちょっとした同僚のイタズラで、酒気帯び運転してしまって…
きっと飲酒運転する人も、ちょっとした心の緩みで運転しちゃうんですよね(〃 ̄)

ここを、どー伝え飲酒運転を無くしていくかが問題ですね☆
やっぱ、体験談を聞いて実感してもらわねば(〃ー〃)。○
NOXIII DESIGN [2007年11月13日 21:19]
こんばんわ。
私もEP82-SW20さんと同じくほとんどアルコールは飲めず、飲み過ぎると頭痛がします。
私が社会人になった10年ほど前は「付き合いなんだから飲め」といった雰囲気がありましたが、最近では「飲めない人には無理に進めてはダメ」といった風潮が普通になってきたので、ありがたいです。
EP82-SW20さんが体験したような“冗談でお酒を”といったこともクルマなら気を付けなければいけませんね。
“事故してないから大丈夫”・・・これは携帯にも当てはまりますね。相変わらず多いですが、女性や年配の方で運転中に電話して30km以下で走ったり、ウインカーを出さずに曲がったり、それでも電話して問題ないのおもっているのか?神経を疑います。
LUXEL [2007年11月13日 21:39]
こんばんは。
飲酒運転は、厳罰化されましたが、ニュースを見ても一向に減っていないのが現状ですね。
NOXIII DESIGNさんが仰ったように携帯電話ももちろんそうですが、走行中のカーナビの操作も事故に繋がる要因といえます。私の考えですが、運転免許を更新する時に、シュミレーターを使って飲酒運転の怖さを体験させるのがいい方法だと思います。
EP82-SW20 [2007年11月14日 23:10]
>ラクちゃんさん、こんばんは。
コメントありがとうございますw

私も真面目ちゃんだったのですよ、イタズラされるまでは(苦笑)
それまでは我が父(軽度酒気帯び常習犯)に対して猛烈に批判を繰り返しておりましたが、この一件以来私も同族に成り下がってしまったので、批判できなくなりました(^_^;)
勿論父も今はやっていませんけどネ。


>NOXIII DESIGNさん、こんばんは。
コメントありがとうございますw

アルコールに対して同族がいらっしゃいましたね(笑)
携帯に関しても同感ですが、受ける時にすぐ止まれる場所が無い時や、信号待ち時間内でちょっと連絡して済ませようとして、結局走り出してしまう事もあるので、携帯に関しては、批判を頂く立場の人間ですね(^_^;)
基本的には停車中に携帯を使うように心掛けてはいるのですが・・・。


>LUXELさん、こんばんは。
コメントありがとうございますw

そうですね、免許更新の時にシミュレーターでの飲酒運転体験ドライブを必須受講項目にするのも良いと思いますね。
それと、シートベルト体験シミュレーターもあると、「後席でも装着しよう」という効果がかなり見込まれると思います。
コメント
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