台風4号が被害をもたらして東に去って一息、と思ったら、今度は新潟でまたまた大地震。
新潟地方は前回の中越地震から少し前の能登半島地震、そしてまた中越沖地震と、近い地域で大きな地震に見舞われました。
私の感覚では、大地震に襲われる確率より交通事故に逢う確率の方が、はるかに高い気がするのですが、今回の3つの地震でそうでもないような気にさせられました。
これからの人生がどうなるかわかりませんが、今のところ私は天災に逢うにしても、幸運にも被害は受けていません。(人災は有りますが・・・・汗)
我が家は裏にせせらぎが流れていますが、父が子供の頃床下浸水した事があったそうです。
それから護岸が改修されたので現在に至るまで浸水騒ぎはありませんが、私が大人になって2度程、残り20cmで水が溢れ出す、というところまで行きました。
川幅約10m、川原から護岸の高さ約3m程ですが、通常の川幅は僅か2m足らずなのです。
この時、護岸ができていなければ、確実に我が家は床下浸水していました。
今回の台風では、川幅は6mまで広がり水位は1m程度まで増えただけで済みましたが、進路が関東より東にずれてくれた「幸運」に恵まれたからだと思います。
それと、天災でよく耳にする言葉「想定外」。
これは、相手が自然である以上、当然と思います。
自然の力は人間が考える以上の破壊力を時には発揮しますから。
地震災害のMAXは今まで「関東大震災」がモデルと考えられていました。
「それ以上の地震はまず発生しない」
確率から行けばそうかもしれません。
でも、誰がそれを保障してくれるのでしょう?
実際には阪神淡路・中越・中越沖でそれ以上の揺れを観測しています。
あくまで「過去の実績」が元になっての基準だから、それを超えた自然災害が襲ってきても、それは不思議ではないと思います。
私の自宅裏のせせらぎの川幅は、「過去の浸水」経験でほぼ決められた幅だと思っています。
でも、すでに2度、溢れる寸前まで行きました。
「過去の規模以上の天災に襲われる事は無い。」
自分でなんとなくそんな気持ちを持っていましたが、今回の台風と地震という自然災害を目の当たりにして、その認識を改めていかないといけないと感じました。
最後に、今回の台風・地震で被害に逢われた方々が、一刻も早く通常の生活に戻る事ができるようにお祈りします。
コメント
- LUXEL [2007年7月19日 0:16]
- こんばんは。
先週は台風、今週に入ると地震が起きて日本列島では天災が続いていますね。
今回の地震をテレビで見ると、高齢者の方が被害に遭われるケースが多く、心のケアやライフラインの復旧など多くの課題があります。
今年は地震が多く発生しているので、我々も地震などの自然災害の認識の目を改める必要があると思います。
そして、被災者の方には心よりお見舞い申し上げます。 - サリー [2007年7月19日 11:44]
- 自然災害は、本当に怖いですね。
東電の問題も、どう受け止めたら良いのでしょう・・過去のデーターからだから致し方がないという事ではいけませんよね。
今回もですが、地方で災害が起きますと、一人暮らしのお年寄りが多いので、本当に不安でしょうね。1日も早く、普通に暮らせる日が来る事を願っています。 - yamamasa [2007年7月19日 22:59]
- こんばんは。
自然災害は怖いですね。
一瞬でめちゃめちゃになってしまうなんて・・・。
失礼な言い方かもしれませんが、被害にあわないようにすることを考えるよりも、被害にあってしまったら、自分はどうするべきなのかを、日ごろから考えておかなければいけないと感じました。
最後に、被害にあわれた方々に、心よりお見舞い申し上げます。 - hotosa [2007年7月20日 1:04]
- こんばんは~お久しぶりです
本当に自然災害は怖いです
幸いにして自分自身は殆ど被害はありませんでしたが、東海豪雨(今回のケースとは違いますが…)を経験したので、他人事では有りません
あの雨は普通ではなく(落雷で停電もした)、歩くのも危険と思われる凄さでした。
自然の前には、人間は無力です。そのことを常に心しておく事が大切。
そして、国や自治体においては想定外であったとしても少しでも装備を準備し、いつでも活用できる体制(重要!)を整え被害を最小限に食い止めるのが肝要と思います。
最後に被災された方々へ、一日も早い復興とお見舞いを申し上げます。 - EP82-SW20 [2007年7月20日 23:20]
- >LUXELさん、こんばんは。
コメントありがとうございますw
地震とか台風は逃げようが無いですからね(^_^;)
遭遇しても大丈夫、もしくは被害を少なくする手段を日頃から考えておく必要がありますよね。
>サリーさん、こんばんは。
コメントありがとうございますw
今日のニュースで聞いたのですが、「想定外」の揺れを受けた原発は、今回に限らず既に3回程逢ったらしく、原発の強度基準を見直す動きが出ているようです。
また、今回犠牲者全てが老人でしたが、足腰が弱くなるからとっさに逃げられない、という点はあると思います。
すると、やはり「地震に耐えうる構造物」が必要になりますね。
個人負担ではとても厳しいという問題をどうするか、行政にも対応してもらう必要が出てくると思います。
- EP82-SW20 [2007年7月20日 23:22]
- >yamamasaさん、こんばんは。
コメントありがとうございますw
おっしゃるとおり、被害に逢う事は避けられない、と思って、そのときどうすべきかを常に考えておかないといけないかもしれませんね(^_^;)。
予知できれば少しは安全な場所に移動する事も可能かもしれないですけど。
>hotosaさん、こんばんは。
コメントありがとうございますw
やはり身近に自然の怖さを体験していると、考えも違ってきますね。
ただ、天災に遭った場合、行政の担当者も同時に被災者になってしまう事を考えておかないといけないでしょうね。
被災しない行政区からの応援体制の充実、これが一番重要な気がします。
あなたのブログにコメント投稿されたものです。