気の向くままに、今日の話題をお届け

以前は、Gazooブログ「今日の話題は」をやっていました。
基本、忘備録的日記です。

シエンタオーナーレポート その1 購入編

2007-05-06 21:15:00 | 

シエンタを買って早4年目。
今回は購入を決めたきっかけをレポート。

 

今回、初めてオーナーらしいレポートです(笑)


さて、私は基本的にはAT車は好きでは有りません。


 

理由はですね・・・

 

1.MT車より燃費が悪い。
2.ドライバーの意思と車の変速が一致しない・変速のタイムラグが大きい。
(ドライバーの意思からワンテンポ確実に遅れる)
3.左手・左足が運動不足になるし、頭も使わなくなる。
(何キロの時は何速、と考えなくて済んでしまうから、脳も老化が進みます 苦笑)

 

以上が主な理由です(笑)。

 

マニュアルギア車の存在が少なくなってしまい妥協せざるを得なくなり、オートマチック車に乗り始めて早9年。
(以下、マニュアルギア車をMT、そうでない車はハイブリッドを含め全てATと表記します)

 

 

以下シエンタ初期型Gを買うまでの経緯を。

 

最初のATは1.3Lの3速ロックアップAT。
一般道で普通に走る分は特に問題なかったが、上り坂になると「アクセル踏めばエンジンだけが吹け上がって加速がついて来ない」という乗りにくさ。
(9年くらい前の大衆車ATはこんなレベルで、経験のある方もいるのでは?)

燃費も「なんだい、これは?」という感じで1.3L車なのに13km/L~15km/L。
1.3LのMT車なら私の使用環境では15km/Lを余裕で超えて良いはず。


次のATは同じく1.3Lの4速でスーパーインテリジェントタイプ。

確かに頭が良くなり、アクセルを踏む量に応じて車速もそれなりに増えていく。
下り坂は、ブレーキのチョン踏みでエンジンブレーキがかかるという「頭の良さ」は、気に入ったのだけど・・・。

ATである以上、エンジンが無駄に空回りするシーンは相変わらず(^_^;)。
また、下り坂から上り坂に移る際、エンジンブレーキのかかった状態のギア比を維持するので、無駄にエンジンが吹けて燃費が悪い。


当時はスターレットターボというMT車の通勤快速仕様が有ったので、休日のみナビ付きのATに乗ることは、一種の気分転換。
そんなに燃費も悪くなかったので、不満は少なかった。(15km/L~16km/L)

(当時解らなかったけど、休日のお出かけは一回に走る距離が通勤路よりも長いため、エンジンのコールドスタートによる燃費の悪い部分の比率が少なかった。)

 

ところが、経済的事情でAT車一台に絞ったら、毎日の通勤で燃費が伸びず・・・(^_^;)。


1.3L出力90馬力でカタログ燃費は16.2km/L。

それなのに通勤での平均燃費は14.0~15.0km/L。

(つまり一回の走行距離が休日使用に比べて短くなったため、燃費の悪い部分の比率が増えてしまったわけ。)


前の車、135馬力を搾り出すターボエンジンのスターレットのカタログ燃費は15.8km/L。

通勤での平均燃費は14.5~16.0km/L。

スポーツエンジンでカタログ燃費が悪い車の方が、実際の燃費が良い。


燃費に関しては、空回りするATという機構が悪さをしている事が明らかに出てしまった訳です。

こうなってくると「AT車=不経済」という認識はますます高まります(苦笑)

 

そうこうしているうちにシエンタが登場。

CVTは発進時以外は空回りは無し。
ある意味MTよりもロスが無い車のはず。

1.5Lで110馬力のくせにカタログ燃費は19km/Lと異常に高い。
試乗のチョイ乗りでも14.7km/Lで、当時の私の車の平均燃費を軽く上回った。

試乗の際に追い越し加速テストをしてみても、スルスルと予想以上の加速力だったので、好印象。

 

1.3Lより燃費の良い1.5L・・・・良いかもw(笑)

 

1回目の車検を通したばかりにもかかわらず、当時の自分の車の値が下がらないうちに下取りにして買う事にしたのでした。

 

購入を決める前にセールスマン氏が粋な計らいをしてくれた。

「通勤路を走って燃費確認をして良いですよ。」と言うのだ。

試乗車をディーラーから30km離れた自宅まで持ってきてくれて、試してもらって良いと言う。


30kmあるの。それを、わざわざ持ってきてくれるって。

1時間近くかかるのですよ!

うれしい(^^)。


この粋な計らいで実際の通勤路での燃費を確認した。

17.4km/L。

この燃費が確認できたので、購入を決めました。

 

その日帰宅時にセールスマン氏が再度燃費を計ると、25km/Lまで一時的に伸びたそうです。

勿論ディーラーに向かう方向が全体的に下り坂、というマジックがあるのですけど。


購入を決めた時、「いくら乗り慣れたMT車でも、同一車種でCVTが有れば、その燃費を上回る事は無理かもしれないな・・・」とこの時思いました。
実際ヴィッツRSはMT・AT両方ありますが、ATがCVTという事も有り、10.15モード燃費はCVTの方が良い値です。

 

でも、いざシエンタを購入して燃費計測していると、「MT車の方が燃費を伸ばせそう・・・」と思えるケースが多いです。
それはまた後ほどのレポートに乗せましょう。


ヴィッツRSという1.5LのMT車があるのに、それを買いたいと思わない理由もまたの機会に述べますね(笑)


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

LUXEL [2007年5月6日 21:26]
こんばんは。
シエンタの購入するきっかけとなった記事を大変興味深く拝見させて頂きました。
私の家にあるカローラフィールダーは、購入してから4年以上経ちますが、購入する前に、1.5Lと1.8Lエンジンを搭載したクルマをレンタカーで借り、燃費テストをしたことがありました。比較テストの結果、1.8Lの方が燃費が良いという結論になりました。
私の心の中では、1.8Lが欲しかったのですが、予算が合わず、諦めました。
因みにカタログデータによると、1.8Lと1.5Lの燃費の差は0.8km/Lでした。
EP82-SW20 [2007年5月6日 21:52]
>LUXELさん、こんばんは。
コメントありがとうございますw

実際の燃費では1.8Lの方が高燃費でしたか(!)
恐らく10.15モードよりもエンジンに負荷がかかる走行状況がLUXELさんの場合多いのかもしれません。
するとトルクに余裕がある1.8Lが、実際燃費が良い、という事も有り得ますからね。
シエンタの場合、CVTとATの違い及び常用回転数の違いで1.3Lより良い結果が出たと思われます。
コメント
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