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気の向くままに、今日の話題をお届け

以前は、Gazooブログ「今日の話題は」をやっていました。
基本、忘備録的日記です。

またバスの事故が起きてしまいましたね・・・(^^;)

2022-10-20 20:28:18 | 交通事故

富士山の裾野を下る道は、別の道だったと思いますが、以前大型トレーラーがブレーキトラブルで大きな事故を起こしていた記憶が有ります。

富士山に向かい、一方的な上り坂になるので、逆行の場合一方的な下り坂。

長い下り坂では、ブレーキの使い方を間違うとブレーキが効かなくなります。

 

長い一方的な坂道で私が真っ先に頭に浮かぶのは、碓井バイパス。

過去にスキーバス転落事故が起きた、あの道です。

あの事故も、ブレーキの使い方を誤ってブレーキが効かなくなってしまった事故でしたよね。

 

碓井バイパスには、ブレーキトラブルの際に突っ込んで停車できるエスケープゾーンが有ります。

グーグルマップ、ストリートビューより

 

突っ込んだ車がいないらしく、草で覆われています。(良い事ですw)

あのバスも、あと500m位何とか道に留まっていられれば、長野県側の避難所に辿り着けたと思うのですが・・・。

 

あの事故は長野県側で起きてますが、長い下りになるのは群馬県側。

この道は、一般乗用車ならDレンジでブレーキだけを使って何も問題無く下りきれると思います。

今のトヨタのCVT車は下り坂で勝手にシフトダウンする制御をしてくれますし。(余りエンジンブレーキが効く感じがしないですけどね)

ヴォクシーで過去に下った際も、ブレーキについては殆ど心配せずに走っていました。(効きについては、毎回踏む度に確認してますよ。同じ量踏んでいるのに効きが悪く感じたら要注意です。)

心配せずに走れる理由は3つあります。

1.今の車はブレーキの放熱性の高いディスクブレーキ。

2.かつて空荷の2トン車で(今はディスクだが、当時は熱がこもり易いドラムブレーキ。大型車と同じ構造。)、ニュートラル走行・ブレーキのみで無事下りきった経験が有る。

(勿論初見ではやれません。何度も走っていて、「こんな走り方をすれば危険な目に合わないで試せる。」とほぼ確認したうえでのチャレンジですからね。)

3.ブレーキが冷え易い走り方を知っているから。(これ、モータースポーツが好きなので、見ていて知っているし、自分でも安全な範囲で試してます。)

 

今回のバス事故の道、動画で見ると碓井バイパスより狭く、速度も出せない道だって良くわかりました。

この道は走った事は有りませんが、動画で見る限りマニュアルモードで3速にして走らないと、ヴォクシーでもブレーキに不安が出そうです(^^;)

0:58位から、動画の本題に入ります。

 

【独自検証】静岡 観光バス横転事故の原因は?現場ルートを“観光バス”で走ると…(2022年10月15日)

 

5:50くらいから、この道をキャンピングカーで走ってフェード現象に見舞われた人のインタビューが有ります。

多分、ベース車両で空車状態なら、ディスクブレーキだからフェード現象は起きなかったと考えられます。

キャンピングカー仕様になっている為、1トン以上の積み荷を積んだ状態で走っているに等しいでしょうから、積極的にエンジンブレーキを使わないと、フェードが起きる可能性は高いですね。

キャンピングカーって、架装して重くなる分サスペンションやタイヤは強化していますが、ブレーキはノーマルのままでしょうからね、キャンピングカーユーザーは気を付けなくてはならないでしょうね(^^;)

この動画は、キャブコンユーザーやこれからキャブコンを買おうと思っている人に、参考になると思いますよ。

※キャブコンとは、トラックの荷台を取り払って(もしくはトラックの荷台の上に)居住空間を架装したキャンピングカー

 バンタイプの車がベースの場合、バンコン

 

この後、こちらの動画も目にしました。

 

地元タクシー運転手でも難しい坂道「要所で踏まないとブレーキパッドが燃えちゃう」静岡・観光バス事故|TBS NEWS DIG

 

現場にブレーキ痕らしきものが残っていたと有りますが、あれはブレーキ痕で無くてフロントタイヤのスキッド痕でしょう。

右に曲がろうとしてハンドルを切ったものの、速度が出過ぎて曲がらずにスリップしたまま突っ込んだ、と言うのが正解だと思います。

バスの前タイヤの舵角通りにハンドルが切れていれば、スリップ痕の様な直線に近い痕は付きませんからね。

 

タクシーの運転手さんが「50km/h出したらダメ」と言っていたので、ストリートビューで見てみたところ、道路の勾配表示は確認できませんでしたが、5~8%くらいの勾配が続く道の様です

しかも、エスケープゾーンは無さそう・・・(^^;)

ヴォクシーで走る場合、3速でエンジンブレーキをかけて走らなくては、ブレーキの過熱が心配な道、と言うのは、的を得ていそうでした(^^;)。

(因みに、我がヴォクシーはタクシーの約1.5倍の重さ、先程のキャンピングカーは2倍以上の重さでしょう。ブレーキへの負担は重さに応じて大きくなりますからね。)

 

 

軽井沢のバス事故は、運転手さんが大型バスの排気ブレーキの使い方に熟知していなかった為、フットブレーキが過熱して効かなくなったための事故でしたね。

今回の事故は、若い運転手さんがその辺の運転知識を持っていたか? と言うのが、事故原因の解明につながるポイントと言えそうです。

 

中型以上のバス・トラック系は自重が重い為高い制動力が必要

そのため、放熱性が低いドラムブレーキが殆どですから、乗用車のドライバーには馴染みの薄い「排気ブレーキ」が装備されています。

動画で紹介されている通り、「減速は排気ブレーキとエンジンブレーキ、止まる時がフットブレーキ」が基本です。

もし、「若い運転手さんへの運転指導が適切にされていなかった」と言うのであれば、「そんなバス会社に何で三ツ星を与えたんだ!?」ってなりますね。

バス会社の評価の仕方も、問題になりそうですね・・・。


AIはどちらを犠牲にするのか? そうかな? (その2)

2022-10-10 19:28:51 | 交通事故

こんな動画が有り、前回は最初のトロッコ問題について、私なりに解説してみました。

 

【ゆっくり解説】AIはどちらを犠牲にするのか-トロッコ問題と人工知能-

 

AIでもこの判断、難しいよねぇ・・・、と最初思っていたけど、

所詮「我々人間が『AIがこのような場面に遭遇したら・・・』」と考えているだけでしょ? って気がしてきたので、前回は最初のトロッコ問題について、ちょっと突っ込みいれたわけ(笑)。

 

で、次の臓器移植の選択肢だけど・・・。2:10位から。

「臓器くじ」という問題らしいけど、

これは5人の命を救うために、臓器移植のする。その為にこの5人と無関係で健康な人の命を奪う、というもの。

明らかに「殺人行為」に当たると私は判断しますね。倫理上受け入れられないでしょう。

 

許されるとすれば、健康な人が「死刑囚」で有る場合、でしょうね。

世の中に放たれて再び人を殺す可能性が高い人間は、AIなら高確率で判断できるでしょう。

それならば、この人を死刑にして臓器を提供することで、死ぬ運命にある5人を救える。

また、この人が世に出た場合殺されたであろう人達を救う事もできるわけですからね。

これについては法整備は必要ですが、死刑囚からの臓器提供が認められれば、処刑後の臓器の有効活用ができるので、AIに頑張ってもらうのは有り、そんな気がしますよ。

 

 

次に、4:55から、自動運転での問題について論じてますが、これも2択じゃないと思いますよ。

自動運転の車が追突されて、前の別々の車線に居る2台のバイクのどちらに追突する事を選ぶか、ですが・・・。

まず、法令順守の観点から、車線変更は可能な限りしない、というプログラミングはされていると思います。

すると、ぶつかる可能性が同じである以上、現行の車線を維持して急ブレーキをかけての回避行動しかやらない、でしょう。

次に、「臨機応変に最大限安全を確保する回避行動を取る」とプログラミングされていれば、相手が細いバイクですからね、2台の間に入って回避する行動だって取れるわけですよ。

AIですから、基本のプログラミングと今まで学習してきた回避行動を最大限に生かして回避できるはずですからね。

 

因みに、事例は違いますが、私自身の過去の経験。

左から右折で中途半端に飛び出してきた対向車が私に気が付いてブレーキを欠けて車線を斜めの状態で塞いで止めてしまい、私は左側の路側帯へ急ブレーキをかけながら回避行動を取りました。

ガードレールと相手の運転席のドアの間に鼻先を突っ込む形でギリでぶつからずに止まれて、相手の運転手見て苦笑いした事が有るんですよ。

相手も謝ってたし、事故にならずに済んだからその場で別れましたけどね(苦笑)

これ、形通りに車線を守っていて急ブレーキ掛けただけでは、相手と完全にぶつかってますからね。

左の隙間に回避行動を取った分、斜めになった相手との距離が取れたから当たらなかったわけですから。

 

という事で、このバイクの問題は、AIなら十分回避できる問題、そう思いましたね。

設問として、AIがどのような答えを出すか? ってテーマだから仕方ないとは思うけど、ちょっと問題としては逃げ道が有るなぁw

 

次に、5:45位からの、橋の上で人を轢きそうになった場合、も同様。

(これ、「アクセルが戻らなくなって暴走してている」っていう前提条件が有れば、これでもいいと思うのですが・・・。)

AIなら、霧などで視界の悪い橋を走っていたら、「障害物を発見した段階で安全に停車できる速度」で走っているから、ぶつかる前に止まる。

視界が良い状態でスピードを上げて走っていても、逃げ場のない橋の上に人がいるのは事前に発見できるから(それが、視界の悪いカーブの先であっても、視界が悪ければそれ相応に止まれる速度でしか走らない)、安全に止まると思うよ(^^;)

 

因みに、私の場合多分橋にぶつけて止めようとするだろうけど、橋を突き破ったら「運を天に任せる・・・」ってなりそうです(><)

 

 

最後のアンケートの部分も、逃げ場が沢山(笑) 7:35位から。

さっきも書いたけど、ブラインドコーナー等を走っている場合、障害物を発見した時点で安全に止まれる速度までしか、AIは速度を出さないと思うよ。(人間は出しちゃうけど・・・)

だから、横断歩道を見つけた時点で止まれる速度で走っている、と考えられるから、設問自体もちょっと無理が有るかな。

 

それに、信号を守って横断歩道を渡っている老人と、信号を無視して横断歩道を渡っている若者 って、隣の車線に居るわけ無いっしょ。

両方とも信号を守っているか、無視しているかのどちらかになるよね、普通(苦笑)

 

設問に有る、歩行者の素性がホームレス・金持ち・犯罪者なんて、運転者からはわからないよね、普通。

だから、これはアンケートそのものが「安全運転にかかわらない部分が有ってそれはナンセンス」な気がするよ。

(AIの判断基準、という意味では設問として良いと思うけどね。)

 

自動運転は早々に普及してもらえた方が良いと思うけど、バイクの問題の様に「必ずどちらかを轢いてしまう」様な無能なAIじゃあ、私は要らない

今、日本全国に無事故運転を続けているプロドライバーが数十万人は居ると思うよ

彼らの運転能力の平均以上の安全運転ができないAIでは、普及してもらっては困るね

少なくとも、今のAIでは、安全運転を任せられるとはとても思えないけどね(^^;)


AIはどちらを犠牲にするのか? するかな?

2022-10-09 19:28:30 | 交通事故

こんな動画が有り、今後の自動運転について、興味深いなぁと思ってみていました。

 

【ゆっくり解説】AIはどちらを犠牲にするのか-トロッコ問題と人工知能-

 

AIでもこの判断、難しいよねぇ・・・

 

と思ってましたが、それは所詮「我々人間が『AIがこのような場面に遭遇したら・・・』」と考えているに過ぎない、そんな気がしました。

 

まず、最初のトロッコ問題。

ここでは2択を迫られるわけですが・・・。

これ、2択ではないよね(笑)

1.走っているトロッコが突然制御不能になった

ここまでは前提条件として有りうるとして、人間はそのまま放置しないよね。

まず、あらゆる方法を考えて、停車させる。

それがだめで、次の

2.前方に5人の作業員がいる

ところに行くわけ。

この、2へ行く前に、人間なら思考能力の限界が有るからダメでも、AIならトロッコを止める為の解決策を導き出せる可能性が十分有る。って思える。

 

さて、試しに質問。

これを読んでいる皆さんは車の免許を持っているだろうか?

持っている人に質問します。

長い下り坂でフットブレーキが効かなくなった場合、どのような事をして車を止めるか? どんな選択肢が有るか?

速度が上がっていく程、停車が困難になりますから、早期着手が重要ですけどね。

(多分MT派のドライバーはわかるだろうから、AT車向けにわかる対処法書きましょう。)

 

①エンジンブレーキで減速(止まれないが、万が一の時の為の被害低減策)

 やり方を知らない人もいるだろうから教えますが、Dより下のレンジに入れる。

 マニュアルモード付なら、一番低いギアまで落とす。

これでかなり減速できるはず。

 

それでも減速しなければ、

②パーキングブレーキを思い切りかける

これで効果が無ければ、

③エンジンを強制的に止める。(キー式は簡単だけど、ボタン式のエンジンタイプ、止め方知ってますか? 走っていても非常時には止められるんですよ。)

 

多分、これら3つの方法は、取説にも載っていると思いますよ。

因みに、これらの行為をやっても、車は故障するでしょうが、衝突までしなければ廃車にならないで済みます。

 

それでも減速が見込まれない場合、最後の手段が有る。(こちらは廃車覚悟で命優先)

 

ガードレールや崖・法面に車をこすりつけて停車させる。

 

知ってましたか? 私の時代では、教習で習いましたよ。

知らなかった人は、今までに比べて安全運転の知識が一つ、アプデされた、と言えますからねw 

 

車の場合、これら4つの手段は存在します。

AIなら、もっと多くの「停車できる手段」を知識として持っていると思うんですよね。

だから、トロッコの場合であっても、2の「作業員の発見」までに、止める手段を見つけ出して、止める可能性は有りますよ

 

さて、その先ですが、(トロッコ側に分岐点を切り替える能力はまず無いという現実は置いておいて、選択できるのであれば)AIだったら多分作業員一人の方を選ぶでしょう。(優先順位でおそらく判断するでしょう。)

私も作業員一人の方を選びますが、ぶつかる直前まで「どけ~!!!!」っと大声で叫び続け、彼がこちらに気が付いて回避する可能性に賭けますね。

ぶつかる前にこちらに気が付いて回避してくれる確率が同じなら、失う命の少ない方を選択し、後は運を天に任せて・・・(^^;)

 

因みに、こんな見事な解決策を披露した方が居ましたよ。→ トロッコ問題で全員助かる方法

 

この発想には「恐れ入りました(^^;)」って脱帽ですw

 

次に行きますかw


軽自動車は安全か? 答えは・・・

2022-09-20 19:21:01 | 交通事故

こんな動画が有ったけど、さて、皆さんはどう思いますか?

簡単に言うと、事故に遭ったら普通車の方が安全だろ、という事を言っている動画ねw

 

それでも軽に乗りますか?軽自動車の安全性について【ゆっくり解説】

 

まず、軽いから普通車に比べて安全ではないという。

これはある意味正しい。

自重が軽いほど、前突の場合自らの重さに耐えればいいだけだから、普通車に比べてその分柔らかく作っても安全基準が満たせるわけね。

だから、普通車相手に喧嘩をしたら分が悪いのは事実

 

次に、前突・側突・追突の評価項目で、追突の評価の仕方がおかしいだろ? って言っているわけ。

私も疑問が有ってね、まず、速度が55km/hでなく40km/hに下げているのが変でしょ? 同じで評価すべきだと思うよ。

それとね、この動画見てわかった事が有ったんですよ。

実際ぶつけての評価を追突はやっていないんですよね。

だから、私が不思議に思っていた、iQが、追突安全性の基準を満たす事が出来た理由 がわかったわけ。

 

そのIQ。

カタログより引用するけど、こちらはiQの室内を上から見た写真。右が後ろ。

ラゲッジスペースは黄色の部分の長さしかない。ほぼ皆無。

リアのヘッドレストの真後ろに、リアウィンドウですよ。

クラッシャブルゾーン、皆無でしょ!?

 

トヨタは頑張って、こんなものを付けて基準をクリアさせた。

 

世界初ってあるけど、この車でなければ必要ないアイテムだよ、多分(苦笑)

 

iQは私にとって、今乗っているKeiワークスと価格的に競合した車。→ 過去ログ

当時はiQにMTが無かったのと、運転視界の閉塞感や、インパネの取って付けた感はやたら気になったし、後席の追突安全性は基準を満たしているとしても視覚的に皆無。(写真見たらわかりますよね。)

所持したら2人乗りで使うしか考えられない車でしたね(><)

 

話を戻すと、実は追突試験以外にも、軽自動車が安全でない根拠って、有るんですよ。

12:07位に、「室内空間の確保と引き換えに、安全性が下がっている」と発言しているけど、実はこれ、前突にも言えているんですよ。

ちょっと古いですが、こちらの動画を見てもらうと、それがわかります。

 

人気の軽自動車 衝突試験まとめ【JNCAP自動車アセスメント】

 

フルラップ前面衝突の部分で、跳ね返り方を比較するとわかると思います。

ぶつかった壁と、跳ね返った車の前端の距離を見てください。

最初の軽セダン アルトラパンが20cm以上跳ね返っているように見えるが、他は15cmくらいか。

3:24 軽ハイトワゴン 20cm~30cmくらいかな。

11:35 軽スーパーハイトワゴン 30cm以上。

エブリィの場合、5cm位の長さで衝撃吸収をさせているので、衝撃が吸収しきれず50cm以上も派手に跳ね返っていますね。

尤も、ラジエーターを含めたクラッシャブルゾーンがそれしかないので、それ以上潰れない様にしなければならない。

これはかなり頑張っていると思いますけど、乗員に対するインパクトが、クラッシャブルゾーンが短い車程大きくなる、と言えるのです。

 

乗員へのインパクトが大きいとどうなるか?

シートベルトによる圧迫骨折・内臓破裂、衝撃で首が前に倒される事によるむち打ち

等が考えられるわけね。

 

さて、これらを踏まえて、軽自動車は普通車に比べて安全か? となるわけだけどね・・・。

 

車って、衝突安全性だけでは無いわけ

まず、事故に遭いにくい 予防安全 が有って、その次に 事故に遭った時 の 衝突安全 が有るわけ。

どんなに衝突安全が優れている車に乗っていても、予防安全性が劣っている車に乗っていれば、事故に遭い易い

逆に極端な例で言うと、完璧な予防安全ができている自動運転車なら、衝突安全性が皆無でも事故に遭わないから安全な車、になるわけ。

(まぁ、絶対事故に遭わない車って、無いけどね・・・)

 

あなたなら、どっちを選びます?

 

私なら、予防安全性能が高い軽自動車は、予防安全性能の低い普通車より安全、そう思っています。

 

私見ですが、どんな車が予防安全性が高いかと言うと、

1.死角の少ない車 (運転手が他者を見落とす機会が少ない)

2.走る・曲がる・止まるの運動性能の高い車。ドライバーがコントロールし易い事。 (危機回避能力に優れている)

3.ライト・ランプの外部からの視認性が良く、よく目立つ車。(他者からこちらの存在に気付いてもらい易い)

4.ライトを含め、車幅が広く見える車。(狭い道で対向車が無理に突っ込んでくる機会が少ない)

5.メーターや計器類が見易い。(視線移動量が少なくて済む)

6.空調の調整が、手探りでも簡単にできる。(視線を移さなくても済む)

って感じですかね。

 

私がスポーツカー好きなのは、2が特に優れているから、なのですけどねw

 

最後に、初心者は普通車をまず乗るべきでしょう。

経験上、大きい車でサイズと死角に慣れた方が良いですね。

私は免許取り立てでトラックドライバーをバイトでやったので、自分の普通車以外に1と2では完全に劣っていたトラックを、最初から違いを感じながら運転してました。

感じとしては、セダン型乗用車のボンネットの上に座っている感覚。

 

まず、視界では後方が絶望的。

運転席が高いから見晴らしは良いものの、直下の死角が大きい。(左折時の死角には、一番気を使いましたね)

荷物を積んでいれば背中に壁ができてしまい、見える範囲は前方180゜のみ。後方視界は皆無。

(教習所では補助的役割にしか感じなかったサイドミラーが、唯一の後方確認手段)

当然、バックも真後ろが見えない状態でサイドミラーだけを見てバックするしかない。

(バックモニターが無ければ安全にバックできないドライバーさんには、モニター無しの車でバックはできないですよね。今はそれだけ恵まれているんですよ。)

 

運動性能に関しては、荷物を積めば重くなるから、なかなか加速しないし、ブレーキを踏んでも乗用車の様に止まらない(><)

カーブも同様で、ハイトワゴンより背が高いし荷物を積めばそれだけ重心が上がる。

乗用車と同じ速度でカーブなんて入ったら、状況次第で横転します・・・。

(同僚が道路工事中の道を走っていたところ、誘導ミスで轍に足を取られて横転した事が有ります。幸い無傷。)

 

それでもトラックドライバー時代に安全運転する術を身に着けたから、今まで車に擦り傷程度の怪我をさせるだけで済んでいるのだと思います。

 

そして、ドライバーの「(予防安全を含め)安全運転の能力が欠如」していたら、どんなに車が安全になろうとも、事故を起こしてばっかりです。

「安全な車に乗りたい」のは尤もですが、それだけでなく、まずは自身の安全意識の向上と、安全運転できる技量を身に着けることが先決でしょう

車に乗せられて運転していては、安全運転できるドライバーとして成長しないと思いますよ。


有り得ない運転・・・

2022-09-18 20:09:19 | 交通事故

どんな理由でこんな運転をしたのかわからないけど、最新の安全装備を備えていても、この事故は防げなかったと思う・・・

 

死亡したのは男鹿市の親子 秋田・大仙市の4人死傷事故 瞬間がドライブレコーダーに (2022/09/16 19:52)

 

亡くなったドライバーが直前に意識を失ったのだろうか?

映像を見た感じでは、意識的に急ハンドルを切らない限り、あのようなクイックな動きはできないと思う。

 

巻き込まれた他の人達が軽傷だったのは何より。

それと撮影者も運が良かった。

ぶつかった車が前方を横切って跳ね飛ばされたのと、ぶつけられた大型トラックが撮影者の後ろを横切って横転しているから、奇跡の隙間に入ったと言える。

 

この手の事故、原因究明をしっかりやって貰い、今回の事故で突っ込んで行ったドライバーが「異常行動を起こす人間」だったとしたら、その様なドライバーの免許を取り上げる様にしないと、いけないと思う。

少なくとも、昨日取り上げた老害ドライバーの様な人間がやらかしたとしたら、マジで大問題だと思うよ。

今回の事故は加害側のある意味自業自得なわけだが、被害側が犠牲になったら目も当てられないと思う(><)

 

一言付け加えると、この様な形で跳ね飛ばされたら、運転席の部分に生存空間が有ってエアバッグが作動したとしても、衝撃の強さで首の骨が折れるか全身打撲で、まず死にます。

 

事故の一報の動画がこちらで、跳ね飛ばされた自動車がどんな無残な形になっているのかがわかるし、大型トラックの助手席の人も挟まれてしまい自力での脱出が困難だった模様。

 

丸太が散乱...男女4人死傷 救助難航しチェーンソーも 秋田・大仙市

 

今回の事故、どんな理由で突っ込んで行ったのかわからないけど、この記事を見ている皆さんは、こんな悲惨な結果をもたらすって言う事を、しっかり認識して運転してください。