今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

再度アジフライに挑戦

2020年08月29日 | 素材
「さばきたてのアジフライは格別だ」という・・・以前、鯵フライ用の開きを失敗してから、今度は30Cm~40Cmもある巨大な鯵が手に入ったので、再度挑戦してみることにした。
普通のサイズも出来ないのに・・・)

洗って鱗を取ったら(←流石にこのサイズだとキツイ・・・鯵じゃないみたい・・・)、内臓を避けて首の周りを回すような感じで内臓をあまり傷付けないように、ヒレの後ろの硬い部分ごと、斜めに両サイド切って、骨も断ち、内臓だけでアタマが繋がっている状態にし

内臓を引き抜くが、基本抜き切れないので、指で書き出す・・・
(久しぶりという事もあったが、ちょっとデカイだけに、流石にグロイ・・・鯵はMサイズが1番高いんだっけ?)

毛抜き(骨抜き)の後ろ側や歯ブラシで中を洗う。
(血合いを切ってから洗うといい←出来ないのに偉そー)

背ヒレの横に先に皮を切るように1本、線の切れ目を入れてから

2度目の切れ目

3度目の切れ目で盛り上がっている背骨を「へ」の字(?)に超えるように刃を入れていく

反対側も。

とりあえずここまで開けたか・・・(前回よりはマシか)
切り開く時、先の中央右側端部分が切れているとやり易い、上手く言えないが・・・)

結論から言うと、中央の硬い部分が残ってしまったのだが、
身を手に持って、包丁で骨側を抑え、硬い部分を引き抜きつつ、中骨を外し
(ここで、もっと身側に付いている中央の硬い部分ごと包丁で押さえ破り取る感じで引き抜いてよかったんだな・・・)

尾の適度な所で、包丁のノドの部分を使って断ち切る。

このトケが硬いんだよなー
包丁の刃で押さえながら引き抜くのだが・・・

硬過ぎて、ミネで押さえながらの方がいいか?

ク、なんて硬いんだ・・・

腹骨を削ぐ
(下手クソでほぼ無かったが・・・)

中骨を抜く。
動画を観ると、中指と薬指で触って、抜いた骨を親指と人差し指で掴んでいくと早いらしい・・・
(いつも面倒だからVの字とかにカットしていたが、アジフライは流石に・・・流石に上手くなってきたわ・・・※鯵の手前首の辺りに2本ぐらいあるからそれも取る事、←特に要注意だ)

本来、ここで完成なのだが・・・

上記でも書いたように、中央の硬い部分を残してしまったので、結局骨抜きで

中央の硬い部分を抜いた。

(骨抜きって便利だな・・・)

塩をふって10分ぐらい(振り過ぎないように)おいたら、キッチンペーパーとかで出てきた臭みの成分を拭き取って

胡椒をワリと多めにふって

衣を付けて揚げる。
(又、尾をしごいて切る事を忘れていた・・・どうしても忘れてしまう・・・普段やっていないからだろうな・・・)

身がフワフワで、前回より格段に美味しかった・・・

さばいていて、気付いた、そういえば前回も汗だくでフラフラになりながら(熱中症寸前になりつつ)、さばこうとして、暑さで根が続かなかったな・・・、と・・・
なんでかな?と考え・・・

そうだ!!

鯵は夏の魚だから、暑い時期に手に入る事が多いからだ・・・

だから、毎回過酷なんだと、なんとなく合点がいった。

加齢と共に根が無くなっていく、若いうちになんでも吸収をして、もっと勉強をしておくんだったな・・・
(これが本当の勉強なのだな・・・専門性の追求や実学についてNETとか動画が具体的に担っている役割は大きいように感じた)

これら(←技術や知識・感性・真心・様々なモノに対する愛とかいろいろなもの)を駆使したうえでの、文化・食文化の発展と日々の作業なのだな・・・

暑くてキツかったけれど、安く手に入るチャンスがあったら、もっと上手くなりたい
(こんなに大きくなくてもいいから・・・!!)
成功は観えている

いろいろ大変だったけれど、改めて、料理が好きだという事に再び気付くことが出来た



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ミントシロップとノンアルコ... | トップ | 焼き鯖寿司の皮と身どちらか... »
最新の画像もっと見る

素材」カテゴリの最新記事