この3冊は鑑定団の古本コーナーでまとめて各 税別100円で購入。最新
作は2009年の真マジンガー衝撃Z編までだが資料として役に立つ日が来
るのだろうか?衝撃Z編がマジンガーZと出来ないのはマジンガーZの
権利関係が複雑なせいらしい。筆者がガシャポンなどプチフィギュアの
購入してもミニブックがない場合、姿・形から出ている番組は分かって
も固有名詞が分からないロボットと時々でくわす。その際には役に立つ
かもしれない。もっとも、筆者は竹書房のガンダム画報(1999年・最新
作はエックスと劇場版エンドレスワルツ)も所有しているが、それを頼
ったのは最初のガンダム(1979年)に登場のモビルアーマーを1回調べ
ただけだった(グラブロと判明)。しかし…この本は 意外と書くべき事
が書いていない。キカイダー(2000年)は設定をサラリと書いているだ
けでもとは70年代の実写ヒーローである事は触れてないし、ブレンパワ
ード(1998年)はガンダムの富野監督の久々の新作であると同時にWO-
WOW初の新作アニメなのに全く触れていない。あくまで参考文献の粋
のようだ。WOWOWに関しては涙の裏話があった。WOWOWは常に
ハリウッド最新作をレンタル開始と同時に放映しており、関係者は鼻高
状態と思っていたが…実は違っていた。「高い料金払っているのだから
ハリウッド最新作を早めに放映して当たり前」と反響が全くなかったの
だ(泣)。一番非情で恐ろしいのは悪のロボット軍団ではなく実は人間
なのだ。実験的に80年代半ばの誕生期のOVA(オリジナルビデオアニ
メの略)作品を放映した所、大反響の嵐!実際、当時のOVA誕生期に
を知る筆者から見れば、地上波でPTAから避難の対象となったヒロイ
ンの着替え・シャワーシーンなどの肌の露出や残酷なスプラッタ描写を
前面に出しただけの憂さ晴らし的な作品が多く内容イマイチの作品ばか
り。人気を得たのは70年代のロボット物・変身ヒーローに拘った平野監
督作品くらいで、その平野氏の作品もすぐ飽きられ氏はアニメの共同作
業が嫌になったのか漫画家になってしまった。ただ、当時の「OVAは
新しい時代を創る!」というクリエイターの意気込みだけは伝わりブレ
ンパワードの誕生に結びついた。ここまで書かなくていいのでWOWOー
W初だけは書いて欲しかったかな???
~PS~
弟のためにキャンプ関連のTV番組録画をまとめるだけで大
苦労…何やってんだか?気が向いたらレポートするかも。