本当に、本当に知識のないコメンテーターは口から出まかせを感情的に喋っているだけです。呆れてしまうばかりです。
水素爆発による最初の放射能飛散から20日ほど経過し、新たな放射能飛散は無く、半減どころか四分に一以下にいずれの場所もなっている。確実に基準値を遥かに下回っている。水も野菜も土も平常値に限りなく近づいている。これが真実です。本当に今の数値は新たな大気中の放射能が発生していないことを証明しているのです。
と、こう書くと、とんでもない、排水口から大量の放射能が検出されている。周辺の土壌からプルトニュームも検出された。原発の敷地内に溜まった水からは基準値の一万倍以上の放射能が検出されているではないか。これは、悪い方向に向かっている証拠だというに決まっている。恐怖をあおっているのです。パニックを増長しているのです。知識人と言われる人が、そういっているのです。無知もそこまで行けば犯罪に近い。
事実、日本のマスコミも、海外のニュースもこれを強調している。心配だ、日本は情報をコントロールしていると言っている。日本人にインタビューして、日本政府に疑いを持っていると話をしている人だけを紹介している。完全に、情報操作をしているのです。安心の方向で無く、危険が増しているという方向に、です。
私は、福島原発の最初の水素爆発が起きた後、メルトダウン(炉心溶融)があった、ことは、データから否定はできないが、それ以後、核分裂放射能の総量が増えているという証拠は全くないと断言する。最初の放出から残っている放射能が、今、明らかになっているし、水に溶けて流れ出しているのです。爆発直後に計測していればもっと数値は高かったはずである。流れ出している分、原発内の放射能は少なくなっているのです。
空気中や海中に流れ出し、放出された分、原発内の放射能は少なくなっているのです。
今日、海水に流れ出している場所の一か所が確認された。他にもあるかもしれませんが、とにかく、海水の放射能濃度が高いことは、流れ出していたことは確実でした。
それがわかっている専門家は、その流れ出しや放出を止めようと色々な方法を取っているのです。封じ込めてしまえば、急激に全てが収束します。ピットや地下溝(トレンチ)にある水も、本当は海に流してしまえばいいのです。海水量からすれば、無いに等しい容量です。乱暴な考え方かもしれませんが、分かっている人は、そうすれば、一挙に解決するのにと、思っているはずです。しかし、それは言えないしやらない。とにかく漏れる場所は塞ぐし、閉じ込めることに最善を尽くすだけです。
核実験華やかなりし頃、地球上にばら撒かれた放射能の総量は、福島原発の爆発で出した放射能の無限大に近いほどの量です。逆を言えば、今回の事故で発生した放射能は、無限小です。一番危険なプルトニュームの現在の日常的数値は核実験当時の四分の一以下になっています。その数値よりも、福島原発敷地内で新たに見つかった福島原発事故で発生したと考えられるプルトニュームの数値は低いのです。それも、通常の発電時以上に総量が増加しているという証拠は無いのです。海水のセシウム、ヨウ素が大量だと言っても、なお増えていると言っても、総量が増えている証拠にはならないし、逆に原発内の放射能量は減ってきている証拠です。
緩やかな核分裂による発熱を使うのが原発ですから、核分裂に伴ってセシウムやプルトニュームは発生するのです。それをコントロールできなくなってしまったという根拠は無いのです。
もし、コントロールできないほど増加していると強調したい人がいたら、その根拠になるデータを示していただきたいと思いますが、専門家の方で、総量が増していると言っている人は、今のところ一人もいません。
最前線で放射能の飛散防止の為に努力をしている方々、反応炉の冷却に勤めている方々に敬意を表します。あなた方の力で、一刻も早く封じ込めが完結するように祈っています。その前に燃料棒の冷却が間接的にできるように早くなることを祈っています。最終的には分厚いコンクリートで固めてしまうでしょうが。
なお言わせてもらえば、菅さんに任せればいいのです。指揮を取るのも取らせるのも、菅さんに任せればいいのです。余計なことを云って民衆の気持ちを惑わしてはいけません。
特にコメンテーター、とか云われる人、あなた方は無知が多い。菅さんを批判したところで、日本国民にとって何の利益にもならない。
孫たち初体験のたい焼と落ち葉焚き(焚き火)
真実 勇気 迎合
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