大雨が降り落ちる中を金型屋へ向かう。車を洗うことは無駄である。私の車は、いつも泥をかぶっている。雨にぬれて、埃やちりが付着して汚くなるのではない。泥水のドロドロの中を走るのです。車は泥んこだらけ、乾けば泥の厚い膜が跳ねた模様でついている。もし洗えば、細かい粒子の赤土がどっと流れだすでしょう。
生産の方は落ち着いて、今日は50セット準備が出来た。明日からは、短い方を最低70セット準備できる。
問題は、形状だけではない。NGの原因は外観不良が多く、人の手で触っただけでもその跡が付いてしまう。ひどければ拭いても消せないのでNGになってしまう。そういう中の一つとして、インドネシア人はミニヤックと言っている、油のしずくを落としたように光った小さい点々が出来てしまう。原因は原料自身にある。しかし、原料を変えるわけにはいかない、この原料で、消すような条件を見つけなければならないが、直ぐというわけにはいかない、それが有る状態でも生産を続けなければならない。
それを消す方法を考えた。良い、磨き粉が見つかった。ちょっと手間はかかるが、NGにしてしまうより遥かに助かる。
金型を新しく作れば解決するという話では無いにも関わらず、何が根拠なのか、金型を新しく作るらしい。100万円くらいかけるらしい。いつになることやら、私がいる間には絶対間に合わない。早くても、半年かかると思う。その前に中止になる確率が少なく見て90%以上あると予測する。金型が出来ても、問題は解決しないし、今までの安い金型(40万円)でやることに結局なるでしょう。私にとってはどうでもいいことだし、まずいことは私の責任ということでかたづけられるでしょう。世の中、そういうものです。
仕事をしているという実感があるし、インドネシアで、後、何年間かは、押出の仕事をするわけで、私が、フォローしなければならない状態にならないようにしっかりやって
もらいたいものです。
カリマラン川沿いのカリマラン通り。夜は真っ暗になって若い女性にとっては危険な道になる。
20回に一回の確率でニアピン賞を取ることができる。その数少ないうちの一つです。黄色いボールを使っている。
専門 困った 気の毒
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