3394アラックブラス アラックはアルコール飲料、ブラスは米だから、日本では酒といわれているものです。先日、バリの空港で買ったアラックバリはブラスですが、アングール(葡萄酒)の二種類が売られている。いずれも、公認のシールがキャップに貼られている。
このKILIMという商品名のアラックには、ラベルに、Rp33000(実際、買った価格はRp60000).620mlと書いてある。21歳以下と妊婦は、飲むな。一日3回、食前に、20~40mlと、飲み方が書いてある。薬として売っているようだ。ただし、買う人でこんな飲み方をする人はいないと思う。
扱っている店は、限られている。
アラックバリは45%だったが、これは、19.7%と書いてある。タンゲランの会社で作られたものですね。日本で売っている酒の方が安いですね。しかし、日本のお酒をインドネシアで買うと10倍くらいするとか、それと比べれば、インドネシアのお酒は安いですね。
今日訪問した会社の副社長さん、ジミーさん、名前と風貌から、バタックの人と想像した。出身地の話になったとき、メダンですかといってみた。いえ、マナドです、だった。やっぱり、バタックだった。スラウェジの真ん中辺りから北の伝統的な家の屋根の形は両側が尖がっている。こんな構造、なにか役に立っているのだろうかと思うくらい、むさな構造だと思うが、これは、スマトラ北部の、例えば、メダンやブラスタギの家とそっくりだ、タナトラジャの家も似ている。そして、クリスチャンが多い。先祖は、スマトラ北部からスラウェジ北部やマルク辺りに移住したに違いない。女性も男性も同じような風貌をしている。
で、イスラムではないと名前から判断していたので、パンガンダランで買ったアラックをもっていった。大変喜んでくれた。商談はうまくいったと思う。製品のリストとターゲットプライスを出してもらうことになった。
日本はゴールデンウイーク真っただ中ですね。バリをはじめインドネシアへも多くの人が来ていると思う。身の危険は考えられないが、スリや置き引き、注意です。警備員や運転手が側にいても、車の中に貴重品を残しておいてはいけません。
昨日のサンセットの写真の場所です。今朝、稲刈り、脱穀をしていた。パンガンダランは田植え前、ここは、収穫、季節感がない。
商談 バタック アラック